昔の日記
8/1〜8/10
ハイホー。8月です。
またもや、一睡もできなかった。
0時からずっと横になっていたのだが。
2時くらいには、かなり涼しかったのだが。
寝不足では死んだりしないとは言え、寝るべき夜に眠れないのは、しんどいものだ。勤めに出ないだけ、他の人よりマシかも。自由業とは言えど、体質的に昼型の人間もいるんですよ。わたしと同じ状態になっているサラリーマンもいるんだろうなあ。倒れたりしないでね。
アメリカでは、49度で49人も死んだらしい。49度? 想像もできない。エジプト行った時は45度止まりだったもんな。
冬は寒いし、夏は暑いし、干ばつは有るし、洪水は盛大だし、あの大陸はいつも異常気象で大変だ。
で、午前5時から洗濯。そのまま朝食を食べて、これ打っている。眠くないけど、吐き気がするし目が痛いので、少し横にならねば。
テレビでは、今日の星占いやってるぞ。うんうん。蠍座はレジャー運抜群。
レジャー…。
やったら死ぬわあああ。ほっといてくれ。今日は絶対外に出ないぞッ。
…。
昼のニュースを見ているが、アメリカは、最高気温42度で、死者132人だって。上の数字と全然違うぞ。同じ番号なんて変だと思ったんだよな。ふははは。リアルタイムで壊れていくわたし。しっかりしろ。
…。
夕方のニュースを見ているが、TBSでは『49度 死者149人』って言ってるなあ。ほんとはどうなんだ? そしてわたしは壊れているのかいないのか。
昨日は1時間しか眠れませんでしたが、今日は5時間寝ました。ばてばて。
みなみじゃわさんより、『YAKATA完成』の報あり。これは去年発売されたプレイステーションゲーム『YAKATA』のBGMサントラ盤だ。いろいろあって自主制作になったのだった。が、YAKATAのロゴなどは正式に使えるので、公式ものと思ってもらって良いです。原作の綾辻行人さんからの寄稿文もあり。ということは、ゲーム内に隠れていた綾辻さんのVo.曲『忘却の夜』もはいっているのさ。新本格の人ならGETです。付属のカラオケ曲で、今日からアナタも綾辻行人!
コミケの『ものぐさ堂』スペースにて、初売りいたします。今回は初売りの物が多くて嬉しいな〜\(^o^)/
そいで、ご相談なのですが、コミケでお買い上げ予定の方は、メルアドなどは書かなくてもいいですので、ここにて申告してくださると、持ち込み量が概算できて助かります。CD割れ物だしね。しかも手作りだしね。手焼きせんべいみたいだな。領価は3000円(3枚組)。書き込みしていて、当日都合で買えなくなっても、勿論構いません。コミケ会場からの持ち帰りが不可能(不安)な人は、同じ値段での通販を、会場にて申し込みできます。行けない人は、いつもどおり南じゃわさんのサイトから通販もできます。通販の場合、コミケ後の発送になります。
会場で買うと、その場でじゃわじゃわのサインがもらえるかもしれないぞ。ぶらぼー。サイン好きの全国の八木健威さんはGo!
日が暮れそうな時刻になるのを見計らって、じゃわさんちへ。コミケカタログ貸して、ポップなどの打ち合せをする。BGMはできたばかりの『YAKATA』だよーん。 ラスボス一歩手前の曲で、プレイした時のキョーフが蘇ってしまい「ぎゃー」と叫ぶワタシなのだった。
実家の母から電話があり、あちらでも見事に冷房きかせて寝ているそうである。
東京に来たから暑かった訳ではなく、今年はどこも暑いのね。
睡眠物質のメラトニンは、朝日と夕日で分泌量がリセットされると、佐野史朗の番組で言っていたので、午前4時で横たわるのを止めて、日の出まで起きていることにする。で、また夜明けに洗濯。が、朝日を見て寝て、夕日を見てずっと起きてると、昼夜逆転のままになってしまうのだろうか。いささか不安。いや、朝日を見た後、無事寝られれば、なんだけどね。
もしかして、この不眠は、当座の仕事がなくなって、適度なストレッサーがなくなったために起きているのではないだろうか、と考えたりもする。
二階堂さんの『名探偵の肖像』を途中まで読む。
昨日ポストに紛れ込んでいた、AVチラシから、またもや謎を抜粋。(こないだチャットで「ぴおさんはなんでも謎にする」と言われたが、実際謎なんだからしょうがないじゃん)
欧州版・モスコードッグ / モスコードッグとはつまり、モスクワの犬なんだろうが、そんな犬種はいないはずなので、欧州に行ったらそいつはもう、モスクワの犬ではない。(ちなみにカテゴリは獣姦(^_^;)なので、人に対する比喩とは思えない)
サムライ ボィーヤ / 逆輸入版。 発音不能。 多分誤植。 正解はボーヤなのかボーイなのか、真相はいかに。
サケ・トウ・ミー / 逆輸入版。
ワンタン・ウォーカーズ / 逆輸入版。 サケ・トウ・ミーもそうだが、このタイトルで誰が買うのか、他人ごとながら心配になる。が、2もあるので、人気商品らしい。しかしワンタンは中華料理では。
洗濯物も干し終わったので、これからトライ・イン・ベッドなのだ。
午後です。昼間ですが、7時間眠れました。おめでとう、わし。ありがとう、わし。お祝いに、えぼ鯛を2尾焼く。
●まんままんがのコーナーに、ぴおちゃん3をアップ。
●メフィスト、明日あたりから店頭に並ぶそうです。
ニュースで『米朝会議』と言っている時、つい「桂米朝…」と呟いてしまうのはわたしだけか。
推理作家協会報の中で、田中啓文さんが、日記と同じ調子で、入会の挨拶文をかましてなさる。主旨は『理想の推理小説とは・例文つき』。 ふえたこ読者にアレを見せられないのは、至極残念。
(読んでいるほうもいい加減アキたと思うが)一睡もせず。
そのまま、あやべさんのアシスタントに行く。
あやべ家の仕事は初めて(つうか、わたしは自分とこのアシスタントのアシスタント(笑)以外のアシスタントは、殆どしたことがない)なので、ちょっとどきどき。
着いてみると、他のメンバーは、ヒラサワつながりの松元霊古さん。知ってる人で良かった〜。
近くのお蕎麦屋さんでご飯を食べて、作業開始。
修羅場は4日めくらい、〆切りは明日。さぞやナチュラルハイになっているだろうと思ったら、2人とも大人しく、一番テンションが高いのが、わしだった。
寝てないせいではない。充分睡眠とってたらもっとテンション高いよっ。わははは。
BGMはヒラサワさんとP−MODELのみ。ビデオもヒラサワさんのみ。なんて居心地のいい職場なんだ! アパートなのに広いし、お香の香りまでしてるし、座椅子はあるし!
きりきりとトーンを貼り、ミステリ系の雑談をし、あっと気がついたら、夕食。
ジョナサンに行く。ジョナサンって久しぶり。
漫画業界の昔話をしていて、一世代上の先生達の話題に、おおの藻梨衣さん(字あってる?まちがってたらごめんなさい〜)のことが出てきた。わたしは、アシスタント経験があまりないので、そのあたりの先生に対しては、まったくの読者である。
「フラッパーズとか好きだったんだよねえ。お話も好きだったんだけど、背景がすごくて」と話したところで、ふと思い出し「トーンの魔術師って呼ばれてた、とにかくなんでも描ける、伝説のアシスタントって人がいたって聞いたけど〜」と口にだしてみる。
「あ、それ、あやちゃん」
と松元さん。
おおお〜。
あやべさんが!
あの伝説のアシスタント〜!
伝説とうたわれる人に会ったのは、はじめてざんす!
あの頃、吉田まゆみさんとおおの藻梨衣さんが好きで、左手に漫画を持って、トーン貼ったり背景描いたりしたです。できあがったら別もんになっていて、挫折の連続でした。
それが、今、目の前に伝説の男。 と言うか、いままで何度も会ってるんだけど〜。
なんとびっくり。
「午前1時か2時に終わるよね」「楽勝楽勝」と、あやべさんをさておき、松元さんと勝手に時間読みをし、仕事場に戻る。
で、とにかくトーンだけを貼る、わし。
時間がたつにつれて、なんか不安になってきたんですけど。
いや、仕事は順調。
そうじゃなくて。
わたし、全然眠くないよ。
どんどん不安になる。
完徹したのは、ふたりにも話してあった。
昨日、起きたのが、午後1時。それ以降、延々起きっぱなし。
「よく女性セブンとかのグラビアに載ってるじゃん。『コロンビア発・仰天!眠らない女』みたいな記事」
「うん」
「あんなになったら、どうしよう」
「ほんとにねむくないの?」
「全然眠くない〜」
修羅場だから、いいんですけど。
わたしのメラトニンは不在なのでしょうか。成長ホルモンとかどうしてるんでしょう。体内時計が止まったのでしょうか。それとも脳内麻薬が出っぱなしなのでしょうか。内蔵に負担はかからないのでしょうか。
残りの仕事が10枚を切った頃、あくびが。
あ、スイマーが来た。
と思ったら、去った。
「眠くなったら言ってね」というあやべさんと松元さんの優しいお言葉。
午前2時。
もしかして。
「わからない。スイマーじゃないかもしれないけど、ちょっと眠い様な気がする!」
ひどいひどいアシスタントである。先生が法律である修羅場なのに、しかも〆切り前日であるにも関わらず、この一言で、しかも新参ものの一言で、みんなして寝ることに決まってしまった。
その前に、買ってあったお寿司をお夜食にする。
午前3時。
布団を敷いて、資料用の『あなたの犬がわかる本』を開きながら、「でも、また眠れなかったらどうしよう」と呟きつつ、明かりを消す。
「おやすみなさい」
「おや…」
暗転。
気がつくと午前11時だった。
眠った瞬間を覚えていない。
眠れた〜。目覚ましの音が隣の部屋から聞こえ、あやべさんが「起きてます〜?」と言っている。
「起きました〜。というか、目覚めてます〜」
松元さんも起きる。
眠れたよう。しかも夜に眠ったよう。修羅場でだけど、アシスタント先でだけど。
歯を磨き! 顔を洗い! 「さあ! 先生、お仕事下さい」
「もうないです」
…?
眠る前に、「もうちょっとやろ」とあやべさんがいじったところ、30分で終わってしまったそうだ。
3人でやれば、正味10分だったらしい。
面目なさすぎ。
どうやらかわちには、あやべ家に眠りに行った、という事実だけが残ったようだ。
ジョナサンでご飯を食べ、そのまま駅へ。あやべさんは原稿を渡した後、首尾良くコミケカタログを買えたのでしょうか?(笑)
アクセス良く、隠れ家に帰りついたわたしは、居眠りこかずになんとかこのまま夜まで持ち越して、今晩も睡眠を得たいと考えつつ、これを打っているわけです。
一旦取りついたスイマーがなかなか離れません。今、超絶眠いです。
でも、女性セブンの記事にならなくてよかった。
ようやく隠れ家で、夜に眠れた。ちょっと細切れだったけど、十分満足。
今日は、悩み(笑)が減った安心感から覇気がなく(いけないよね、これじゃ)、届いたメフィスト読むなどして、1日過ごす。綾辻さんの短編がこわい〜(;O;) 特に『あれ』のファンではないけど、邪悪〜。
朝食は、トースト2枚、目玉焼き、コンビーフ、なすの一夜漬け、ヨーグルト、オレンジジュース。
夕食は、親子丼、くらげときゅうりのあえ物、なすの一夜漬け、トマトジュース。
一文も買い物せず。それでもなんとかなるものですなあ。
●竹本さんのページ、更新しました。『入神』発売日決定。
●『人形はこたつで推理する(2)』発売です。
●8/7 0:09にメール送ってくださった方(infoweb)。空メールでした。お手数ですが再度お送り下さい。
トップ絵を変えました。コミックスの使い回しですが。色も涼し目にしてみました。
コミックスの見本誌が実家に行ってしまった様なので、近くの本屋で一冊買ってくる。うーむ。分かっていたこととは言え、ピンナップの色が全然違うなー。そのうち、イラストのコーナーに貼ります。
タイトルの色は良い感じです。トップ絵でわかる通り、すこしショタはいってますね(笑)本屋で見かけたら、救い上げて下さい_(_^_)_
チャンネルサーチしていたら、ブラックジャックのアニメをやっていたので見る。ブラックジャックさまー。なんか春休みにもこんなこと書いた様な気がするぞ。
銀座の博品館劇場に、『いっこく堂』の腹話術を見に行く。腹話術、と言えば、我孫子さんである。で、一緒に行った。
つうか、現地4階のテレビゲーム売り場で待ち合わせ。
ところが、エレベーター混み過ぎで、劇場のある8階にいけず。4階以上では上へ行く階段がないのである。
博品館劇場の下の階は、おもちゃ屋とレストランである。そして、本日は夏休みで日曜であった。
仕方がないので、階段で1階まで降り、ようやくのことでエレベーターに載る。
すると、10人ほどしか載っていない当のエレベーターのハコの中から「あ、我孫子さん」と呼ばわるひとがいる。
なんと、角川時代『人形』の担当だった高柳氏である。
わたしは初対面。
スムーズに上へ上がっていたら、会えなかった訳で、鞠夫が引き合わせたとしか思えん。
今ニッポン放送に籍をおき、今回のいっこく堂を後援しているという話。
我孫子さんが、メールのやりとりをしているいっこく堂さんの同級生と待ち合わせている、と言うので見渡すが、それらしき影は見当たらず。
「どんな方なんですか?」
「たぶん同じくらいの歳」
「どんな格好なんですか」
「しらん」
「むこうの指定席の場所知ってますか」
「わからん」
「あちらは我孫子さんの顔知ってるんですか」
「しらへんと思うよ」
なんですか〜、それ。
「だって、もっとキャパが小さくて、人少ないと思ってたんだもん」
座席数400弱のところ、立ち見まで出ている盛況である。昨日今日との2公演なのだが、昨日も満席。チケぴはすぐ完売だったそうだ。(わたしは劇場に電話してとった)チラシによると、10月に追加公演まで決まっているようである。
会場内では、8/11に発売の初CDの曲が流れている。もしかしてブレイクしているのだろうか? 腹話術が。
鞠夫関係の資料で腹話術をあたった時、本は悉く絶版、図書館では在庫なし、インターネットではヒットせず、を、くりかえしたわたしとしては、なんか不思議な気分である。
客層としては、大人が多め。午後4時開演ってことで、もっと子供がいると思ったのだが、年輩の御夫婦のみ、と言った席もある
公演は、間に15分の休憩を挟んで1時間半。『唯物論的腹話術』の講議(?>でもこれが面白かった)に始まり、『音のある風景』2題、『子供番組お兄さんと人形』『ニュース番組もどき』など。数年前のポンキッキーズからいっこく堂を見かけていた我孫子さんでも、TVでは見たことのないネタばかりだったらしい。
わたしが字面で書くのは酷な作業なので、興味ある人は10月の公演を見に行くか、その他のところを探して見に行くか、我孫子さんの更新を待って下さい。
いや、口も喉も殆ど動かないのですよ、凄い。いや、ちょっとは動いてましたが。
笑い声の絶えない公演でした。
しかし、人形の時はほとんどトチらないのに、自分の声に戻った時、セリフ噛んだりして活舌が悪くなったりするのは何故(笑)
腹話術の損なところは、最初のインパクトで『おおー』と思っても、しばらくすると『口を動かさずにしゃべっている』状況に慣れてしまう、ということでしょうか。
公演後、高柳さんに口を聞いてもらって、楽屋のある廊下に居たいっこく堂さんにご挨拶。花束と小説と漫画の人形本を渡す。が、どうやら小説の方は既に読んでいた模様。すかさず対談の申し込みをする我孫子さん(笑)
辞去する前に、最初に待ち合わせしていたメールの人もみつかる。博品館前で高柳さんと別れ、メルサの上のイタメシ屋で夕飯。赤ワインのボトルを開けながら、感想を言い合う。既に腹話術プランナーと化している模様のアビコさんであった。
「コロのおしりにおできができて、出血している」との電話が、朝一で母親からかかってくる。したがって、急遽帰還。
ただ、行きつけの動物病院の手術時間が、昼からなので、午後に連れて行っても、間に合わない。
隠れ家での用事をすませて、実家には夕暮れ時に到着。
見た感じは元気そうなのだが。
おできの大きさは、親指の第一関節2本分くらい。
午前中に、病院へ。
コロはいままで車に乗ったことがないので、どうなることかと思ったのだが、結構平気。トトよりおとなしい。でも、ちょっと怒っている。
検査の後の待ち時間、疲れたのか、ロビーで大きなため息をついたあと、コロはゴロリと横たわって眠ってしまう。こちらにとっては、いつものことでも、その場に居合わせた患畜の飼い主に「ずいぶん悪いんですね」と心配してもらってしまう。
診断の結果、血液検査では異常なし。レントゲンも良好。おできは、良性か悪性かわからないが、大きいので、そのまま切除することになり、即入院。
帰路、携帯に電話あり。背中と、お腹にもおできがあると言うこと。背中は表皮にできているが、お腹はどうも乳腺が腫れているらしい。コロはおとなしいので、避妊手術していないのだった。
お腹を切除するとなると、悪性だった時のことを考えて、リンパまで切ってしまうそうだ。かなり大掛かりな手術になるらしい。
お尻と背中とお腹を一度に切ってしまうと、一体どんな風な体勢で寝かせておいたらいいのかわからない。考えた末、お腹は後回しにすることにする。
家に帰ると、昼。が、母もわたしもそのまま1時間半ほど爆睡。やっぱり神経が疲れていたのね。
トトは、コロがいないせいか、夕飯にはすぐに手をつけない。よーわからんが、その辺ぐるぐる見て回ったり。
その頃、病院に電話。無事、済んだとの返答をもらう。