昔の日記
4/21〜4/30
うーむ。モデムの調子が、おかしいっす。5回に4回も繋がらないっす。今は繋がるみたいなので、さっさと更新しておくです。昼間だけど。
落ちてたら『モデム死んでるな〜』と思っていてね。ああ、大森掲示板の行方が気になる。
モデムとは別に、明日からしばらく更新なしです。千織さんと一緒に、平沢さんの大阪ライブに行って、スペイン村のロストレジェンド見に行くです。>平沢さんの音楽担当だよ〜。
でも、原稿用紙持参(爆)>わし
千織さんと言えば、我孫子さんの日記に、元旦のうさぎ姿が(笑)
さて、早起きできるかなあ。それだけが心配。
●竹本さんのメッセージの日付けが間違ってました。ごめんなさい。直しておきました。
今日の分は、以上で終わりにするつもりだったのだが、買い物に行ったら、変なチラシをみつけた。
モデムもまだ生きているので、貼る。
『MACA』である。
皆さんも御存じの通り、このHPのタイトルは『MACA MICA』という。MACAは『摩訶不思議』からとったが、大して意味がないことは、さまざまな少女漫画のタイトルを普段見なれれている人には、よくおわかりのことだと思う。
さて、MACAである。
意味がないと思っていたが、かの暗黒の地ペルー((c)くまのパディントン)では、大変意味のあることであった。
左のGIFを見ていただきたい。
こんな人におすすめだそうです。
●朝、元気がない。
●だるくて会社に行きたくない。
●性欲が湧かなくなった。
●ヌードをみても何も感じなくなった。
●いくら寝ても疲れがとれない。
うわーん!いやだー!
右の『生MACA』を見ると、蕪か人参のようです。朝鮮人参の一種なのかな。
文中には『別名マカ博士』と呼ばれていますとも書いてある。
今度から「皇帝とか博士とか呼んでもいいよ」と人にいばろう。
いやなのか嬉しいのかどっちなのか>自分
因みに『MACA MICA』の『MICA』はこのつづりだと、雲母の意味。
まあ、読み方は『マイカ』になりますが、ここでは『みか』です。わたしがそう決めた。
某所で使っているハンドル名は『ぴお』で、『ぴよ』(インコの名)をもじったつもりだったが、フィリピンでは男子の名前です。フィリピンの国政のニュースで『ピオ委員長』という選管の人が出てきた時、腰がくだけました。
有楽町かどっかにある、『ピオ会館』とは何の関係もありません。へなへな。
「委員長とか会館とか呼んでもいいよ」
…会館でいいんですか?
よくありません。
ああ〜。インカへもフィリピンへも〜。(『FishSong』の節で)
朝6時起き。なんとかすっきり起きられる。
移動中は、ずっとネーム。新幹線で名古屋まで行き、近鉄に乗り継ぎ、志摩磯部駅前へ。約4時間半の移動時間ですぞ。
駅前の『リゾートイン磯部』に宿泊予定だが、チェックイン時間がまだなので、コインロッカーに荷物だけ預ける。それにしても、ツインで8400円の安さだ。ひとり4200円。『朝食つき・パン、コーヒーのみ』っていうのが、謎だが。
荷物を預けて、駅前に戻ると、千織さん発見。無事合流。
花粉症の薬を飲んで、覇気がない彼女。ふたりして、ぼえぼえと、パルケ・エスパーニャ直行バスに乗る。
曇天で、陽気的にはちょっと肌寒い感じだが、日焼けせずにすむのは、ありがたいかも。しかし、パルケ・エスパーニャは、大変な海沿いなので、着いてみれば、肌寒いつうよりマジ寒い風だった。
平日の割に、人出は多い。
今回の目的は、『ロストレジェンド』である。
平沢さんが、音楽をやっているのだ。
御当地のCMやJRの広告に載っているうたい文句は、
『日本初!炎と洪水の世紀末パニックに2500人の観衆が身を投じる』
『映画じゃない、ゲームでもない。日本初、炎と洪水のスペクタクルショー』
1日3上演のみなので、とりあえず他のアトラクションへ。入場口でもらったパンフを道読んでいると、『上演時間15分』と書いてある。
なんか、いやーな予感がしてくる。
千織さんが、スピードもの落下もの大好きなので、そこらへんを押さえるため、『グランモンセラー』とやらへ。マウンテンコースターである。
いきなり、恐い。
なめてかかっていたら、体を遊具に留めておく部分の圧迫が弱くて、腰から下が遊ぶのであった。しかも、ちょっと長い。
わたしの膝が笑っているのを見て、いままで薬でラリっていた千織さんが、猛然と笑い始める。
懲りずに『ピレネー』へ。
長さ、速さ、高さ共に世界最大級の吊り下げ式コースター、とある。今度の留め具はかなりしっかりしているようだが、そもそもからして足がぶらんぶらんする様式である。
靴が落ちないように、極太の輪ゴムで、足の甲を留める。
「ぎゃーいやーやめてーうそーやだやだ、うええええええ」
途中、レールがループしてまっ逆さまになるが、それよりも斜め横からGがかかる地点がもっと恐い。というより、痛い。
「げほげほげほ」
あばらは横Gでも痛いが、直滑降落下でも、もちろん痛い。胸が圧迫されて、肺病病みのおとっつあんのように咳き込む時、自分でも物悲しい。
それでも、乗るか、という感じである。
「がほがほがほ」
そして、これもなげえ。
隣の千織さんは、壊れたように笑っている。
さて、『ロストレジェンド』である。
開演5分前に会場へ。
屋内を想像していたが、あにはからんや屋外である。
ちょうどイルカショーなどで使うように分かれた1階2階の立ち席があり、中央にはプールの代わりに舞台がある、という構図である。プールと同じように、一部水の張ってある場所もある。
会場には、初めて聴くが、でもあきらかに聴き慣れたヒラサワ節の音楽が流れ、わたしはそれだけで幸せなのだったが。
舞台が始まり、火がゴー、水がゴー。
驚きましたよ。
特に火は。かなり離れているのに、熱いしね。
しかし 『映画じゃない、ゲームでもない。日本初、炎と洪水のスペクタクルショー』
…お初かなー?
昔デパートの屋上で見たような気がする。
怪人ショー。
とにかくお話がちゃちいんである。もっと意味不明なものにするか、コテコテの怪人ショーに徹するか、どちらかにすればよかったのである。
太古スペイン沖に沈んだ伝説の大陸タルテスを乗っ取ろうとした魔王エゴリアスは、魔王と言うよりエビラビラと言うかエビゲルゲと言うか、とにかく伊勢海老であって、人類ではない。
民衆を支配しているそうだが、被害者は、誰の眼にも弱いよぼよぼのおじいちゃんひとり。彼を蛸殴っている手下は、総勢3人。
勇者ガーサムは、既に女子高生の追っ掛けができているらしい、お化粧系お兄ちゃんであったが、王女エイゲルはあまりにもオリエンタルな顔だち過ぎないだろうか。可愛らしい人なんだけど、そこはやっぱりスペイン沖なんだしさ。
罪は『演出デザイン/エリック・バンダイク(ユーロディズニーのクリエイティブディレクター) 技術ディレクター/ケント・ビンハイム(ユニバーサルスタジオの「大地震」ラスベガスの「ブキャナベイショー」)』にあるのやら、日本の消防法にあるのやら。
キャラクターのイメージスケッチは、3人共そこまで『屋上ショー』ではなかったのだが、途中の試行錯誤のどの地点かで、ひどく間違えたとしか思えない。
明らかな重罪は、お話と、派手なCMでしょう。
『そびえ立つ火柱、裂ける大ピラミッド、客席に迫る約500トンの大洪水。映像にはない、原寸大のスリルと迫力』
平沢ファン以外のリピーターは、勇者ガーサムの追っ掛けさんだけかもしんない。
場内の販売所では、平沢さんのロストレジェンドCDが売っていた。
エイゲルのテーマを口ずさんで帰っていく親子づれに「CD買え〜CD買え〜」と念を送るわたしたちなのであった。
それにしても、どのパンフ漁っても、音楽平沢進の文字が、まったく見つからないのだが。
気を取り直して、乗り物へ。『幻のイベリア超特急』。これも侮ってました。
きついです。
頚椎がいかれます。
どおりで出口付近にて、お互いの肩を揉むカップルが散見できたはずです。
そして懲りずに、もう一回『ロストレジェンド』を見るわたし達 (木亥 火暴)
一服しつつ、おやつなどを食べる。ここのアメリカンドッグは、かりかりしてて美味。
おみやげ物屋は、かなり充実。雑貨や家具など目的でも、充分いいかも。ガラス細工が綺麗。
『アドベンチャーラグーン』に行ってみよう、としたところで、時間切れ。
閉園時間になってしまった。
思ったより広かったのである。スペイン村。
最寄りの『ホテル志摩スペイン村』の無料バスに潜り込んで、スペイン料理レストランで食事。ここは、見るからに豪華なリゾートホテルで、どでかいエントランスあり中庭あり、どこかのファッション誌の撮影をしているしで、居心地はよさそうであった。しかし、オフシーズンのツインが26000円トップシーズン31000円。スイート65000円。どんな用事で来たら、こんな額で泊まると言うのだろう。別途で3000円から10000円のご飯代がかかると言うのにさ。
ところで、今回革靴で来たわたしは、スペイン村でついに足の小指が裂けてしまった。
しかも、縦に。
何故?
血まみれの右足を引き摺って、タクシーで磯部駅まで戻る。
千織さんに、バンドエイドを買ってもらって(ありがとう〜(;_;))部屋に。
『ホテル志摩スペイン村』ほど豪華ではないけど、『リゾートイン磯部』はこぎれいで、カーテンやベッドカバーのセンスもいいし、照明は明るめだし、冷蔵庫の中は空で持ち込み可みたいだし、お布団はふかふかだし、ぐっすり眠れたのだった。
ちょっとだけ遅寝。
小荷物しかないので、さくさくまとめ、『朝食つき・パン、コーヒーのみ』の場所へ。
それは、カウンターしかないフロントの横のスペースにある、20席ほどのテーブルに用意されていた。
衝立ての前に、ちっちゃいトースターが4台。
『2分でとりだしてください』との説明書きつき。
つまり、自分で焼くのである。
ちいさめの食パンが2枚ずつパックされた袋が、パン重にいっぱいはいっており、バターやジャムも、種類が少ないながらも、数は沢山。コーヒーのみ、となっていたにもかかわらず、紅茶もジュースも煎茶も可なのであった。
ちょっと寂しい気がしながらも焼いたパンだが。
おいしかったのである。
きっと地元のパン屋さんが、朝一番早く起きて、焼いてもってくるのでしょう、とメルヘンな世界が広がってしまう。ほのぼのとして、お代わりしたくなったが、折角、伊勢海老な伊勢松坂牛な松坂そうは桑名の焼き蛤な近くを通っているのに、そういうところでご飯を食べないのは不覚、と我慢していると、千織さんが「分かり易すぎる反応」と言う。
だってこのあたりに来たの初めてなんだもん。
パン重を仕切っていたホテルの年輩の人(もしかして支配人か?)に鳥羽水族館あたりの地理を聞き、各駅停車で25分かけて鳥羽の一個手前に着き、豪雨の中、駅前の酒屋さんで傘を買いうまい店を尋ね、タクシーによさげなみやげ物屋に案内してもらう。
完璧な『途中下車の旅車だん吉』モードである。
よさげなみやげ物屋では、携帯のアンテナが立たなかったので、公衆電話から友だちに電話しようとした。
ところが。
10円が3個落ちると、『コウカガツマッテイマス』とディスプレイに表示されてしまうのだ。無論、発信音も電子音もすべてが、受話器から聞こえなくなる。
はじめこそおずおずと「あのー、電話が変なんです」と店の人に頼んで直してもらった。
が、ピンク電話を両手で掴み、がんがんと振る、という以外、修理方法がないようなのであった。
長距離電話のこと、相手が「えーと」と言い淀んだだけで、硬貨3個かっちゃんと落ちて、じえんど。
その度、公衆電話に掴みかかり、計20回ほど、鉄の固まりを振りつづけたわたしは、用件が終わった頃には、そのまま気絶したいほど疲れこけていたのだった。
バカ電話。
再びタクシーを呼び、酒屋さんで教えてもらった『てんびん屋』という料理屋へ。
ここいらの名物・手ごね寿司と、海女焼きという貝のセットを頼む。
貝は、大好物なのだった。
手ごね寿司は、赤味の生魚をタマリで味付けして、紫蘇などの薬味を混ぜたもの。
醤油味だが、ふんわりと甘い。
そこから鳥羽駅に向かう途中、パラダイスらしきものを発見。
『鳥羽秘宝館』に併設された『SF未来館』。
何故に秘宝館の横に、SF。なんだろうなんだろう。
心はゆれ動いたが、雨脚が激しいので、行き過ぎる。
千織さんと「人の名前に言霊はあるのだろうか。将来の希望は、名前といささか関わってくるものなんだろうか。例えば大森さんの本名とか」「そういえば海難救助隊の鯨岡という人がいて」などど話しながら、難波方面の急行に乗る。
『SF未来館』の詳しいことを知っている人は、ぜひ知らせて下さい。
大阪のライブ会場は、Zepp大阪。
全然わからん、と思っていたら、大阪インテックスの近くらしい。千織さんにくっついていけばOKだそうだ。
早めに最寄り駅まで行き、大阪インテックスの店鋪を見て歩く。が、そこで、昨日縦に裂けた指が悪化。靴を買う。黒のキャンバス地で1000円。
こういう時でも、お得な物は外さないぞへへんと思っていたが、『ロマンチックガーデン』をみつけて、狂ったようにひよこものの箸置きや印鑑入れを買ってしまい、実際には意味がない。
Zepp大阪は、埋め立て地の荒野のような場所に在って、そこはなんか地の果てのようでもあり、悪い夢の中の千葉のようでもある。
付け加えておくと、わたしの夢の中では、千葉はいつも地の果てであり、おいそれと足を踏み入れる場所ではないのだ。小さい頃から、そうなので、実在の千葉とは何の関係も在りません。いや、あるのかも知れんけど。一応ないと言うことにしておこう。
東京で買い損ねたグローバル・トロッターズを買う。やれ嬉しや。
ライブ内容は、東京の1日めと似てたように思う。なぜなら2日めと似てなかったから(爆)
ただ、東京で健在だったTAINACO2が動かなくなっていた。20周年記念に出られないのを知って、すねたのでしょうか。
河内はと言えば『バンディリア』のあたりで、涙が止まらなくなってしまった。
うーん、こんなに感極まったのは10年振りくらいかも。
考えてみれば、今回の旅は『師匠を訪ねて数千キロ(体感)の旅』であって、それはもう師匠のためにひたむきにさまよい続けたのだよ。けなげなわし。(千織さんもだけど)
メンショでは、師匠が中野氏に「今回は名前を間違えないように」と釘をさしていた、正式名称『演奏支援用デバイス』は、やはりかのテルミンもどき電球楽器を指す言葉であったらしい。
なかなかよい位置に席が取れていたわたしたちは、座りもせず見入っていたのことよ。いや、会場の人ほとんど立ってたけどね。
終了後、寒空をふたりして、てへてへ笑いながら駅に向かったのであるが、この時既に、わたしには病魔が襲い掛かっていたのかも知れない。
北大路駅に、車で迎えに来てくれた我孫子さんと3人で、パスタを食べる。
その後、我孫子家へ。
この晩のことは、あまり記憶がないのだ。どうしたわけだろう。
あ、そうそう。
何か忘れていると思ったら、今回我孫子さんの髪が、茶色になっているのだった。
ところが、鈍い色のため、インパクトが少ない。
やっぱり、金色にして欲しかったなあ。
ひと休みの日。
お昼に起きて、ネームの続き。リビングで『ロストレジェンド』とグローバルトロッターズの『Drive』をかけていたら、ぽてが起きてきた。ぽては『Drive』が気に入ったらしく、大変大人しくしている、が、『ロストレジェンド』ではいきなり不機嫌になっていた。猫的に、2つのCDには大変な違いがあるようだ。
ごく近所の千織さんの実家にお邪魔して、しょうちゃんと会う。
しょうちゃんは、白地に主に灰色、ちょっと茶色が混じった猫で、頭が大きく、足が短い。我孫子家のぽてが「にゃうにゃう」と、まるで文字で書いたかのように鳴くのに対して、「ぎゃぎゃぎゃ」などと意味不明に鳴く。しかも声が小さい。
ところで、しょうちゃんに会いに行く少し前から、わたしは見事に鼻水がとまらなくなってきていた。猫アレルギーがひどくなったのだろうか。ティッシュとちりカゴを抱えて、人様の家をさまよい歩くのは、大層不本意だが、背に腹は替えられない。
夕飯は、千織さんのお母さんが作ってくれた、わらびやたけのこや椎茸のおかずと、志摩で買ってきた魚介類。天国。蛤や栄螺をちまなこになって食べるわたしだが、もともと海の人である千織さん一家はたんたんとしたもの。
お父さんとお母さんが実家に引き上げた後、3人でお手製『面雀』をやる。
この間、八木さんが持って来ていたカードを思い出して作った物で、思い出し切らなかった単語の代わりには、好き勝手な言葉を入れた。
話は過去に遡るが、大仏に行く前の日の『面雀』では、八木さんの苦し紛れの必殺技があった。
「藤子F不二雄の遺作が見つかりました! 主人公の口癖は『天才ニュー』!」という代物で、残りのプレイヤーは昏倒した。
さて、今回も、ありました。
「ニュートンくんという漫画の主人公の口癖が『始めましたニュー』」
我孫子さんです。
当然、八木さんのプレイは知りません。
もしかしたら、『ニュー』という口癖は、大変アリな物なのかも知れない。
決勝は、千織さんの『味があるのチケットソールドアウト』と我孫子さんの『ロボ水性』。どんな説明かは、各自想像して下さい。
マーミと会う。
昨日立てた予定では、清水寺をぶらぶら歩いて、お弁当、ということなんだったが、晴れの予報は思いっきり外れたようだ。
千織さんと一緒に、京都駅で待ち合わせて、そのまま11階のオムレツの店で、昼ご飯。
わたしは、なんか寒くて仕方がない。
地下道に行って、薄い春物ブルゾンを買う。で、わたしが鼻炎薬を兼ねた総合感冒薬を買っていると、その薬局で、かわいいカエルの小物をみつけた千織さん。そのまま雪崩れて買い物を始める3人。千織さんは、年末に続いて、春物のスーツをGET。後、我孫子さんに「ぼくの言っている意味がようやくわかったやん」と言わしめた代物である。
地下鉄で、Mac専門のビルのあるところ(新京極の近く?)に行って、iMacを見る。マーミが購入を決めたのである。安いとこより、アフターサービスがしっかりしたとこ、と、店を選んだが、在庫がなく、入荷は1ヶ月後。マーミはタンジェリンを選んだが、わたしだったらグレープかアクアだな。
お茶を飲んだ後、京都駅に戻ったが、どんどん、体が痛くなってくる。
マーミの帰宅後、地下街で、美味しいタンシチューを食べたのだが、食べた後も、体があったまるどころか、寒くなるばかり。
我孫子家に戻って、お風呂に入れてもらい、落ち着いたところで体温を測ると、7度3分。いきなり、力がぬけ、そのまま就寝してしまう。
朝7時に、ものすごい寝汗をかいて目が覚め、体温を測ると、8度5分。
目の前真っ暗。
その後も、1時間置きに目覚め、体温を測るが、8度周辺を彷徨っている。
幼少時に、扁桃腺を切ってしまったわたしは、普通の人より、高熱が出ない。高くても8度ぴったりくらいで止まるのである。ところが今回は、楽々と越え、しかも下がらない。
苦痛である。しかも、よその家。
救いは、気ごごろの知れた家だったということか。
それにしても、体が動かない。鼻炎薬でなく感冒薬を買っておいて良かった。はっきりとはわからなくても、それとなく自分の体調に気づいていたというなのかな。
どうしよう、このまま入院なのかな。保険証ないけど、送ってもらわにゃならんかな。原稿は持ってきたから1週間くらいなら入院しても…と、色んな思考がぐるぐる回る。
薬のおかげか、昼過ぎにようやく鼻水は止まってきたが、熱が7度5分を割らないのは何故。食パン1枚押し込んで、再び薬を飲み、布団へ逆戻り。結局、まる一日寝込んでいたに等しいわたし。
日暮れ後、寝疲れて、起き上がり、ぽてと遊ぶ。
くしゃみ咳が、まったくないが、なんかあたまがぼー。勢いでぽてに触ってしまう。
なにが起こったのか、かゆくない。
猫撫でると、5秒以内に、ぶつぶつができる筈なのに。
ぼーっとしながら、やっほーと喜ぶ。が、端から見ると、熱の余りの奇行に見えたんだろうな。
夕ご飯は、千織さんのハンバーグだ。わたしが、前食べたいと言っていたのを覚えていてくれたんだろうか。柔らかくておいしい。食欲があって良かった。
夜、綾辻さんと、小野さんが来る。『東京異聞』の文庫をいただく。実は半分まで読んだハードカバーが、隠れ家の枕元に置いてあるんだけど。続き読もう。ありがたくいただく。
おふたりさんがいる間に、PSの『宇宙戦艦ヤマト』を動かしてみる。
難しい。5人で、あーでもないこーでもないとコントローラーを回しつづける。攻略本は全然役に立たないなー。アニメを細かく覚えている方が、断然有利。でも、絵が松本零士なのは超絶嬉しい。できることなら、自分でプレイしないで、人のやるの見てたほうがいいけど。
綾辻さん小野さんが帰った後も、意地になり、とりあえずワープと波動砲まではと頑張り、浮遊大陸のあたりまでクリア。しかし、うまく日にちを消化できなかったと言って、千織さんはセーブせずに、終了してしまう。ヤマト者の誇りだろうか?(笑)
その後、我孫子さんが、お腹すいたと言って、リビングの続きにあるダイニングテーブルで夕飯の残りを食べ始める。わたしは千織さんに、ディレクTVのアニメチャンネルその他のメニューを、画面で見せてもらっていた。
ふと知らない単語が眼の橋に止まる。
エロな番組の解説中の文章である。
「あびこさーん。パイパンってなーに?」「なーに?パイパンって」
ふたりして、叫ぶ。
ご飯をほおばろうとしていた我孫子さんが、口を開けたまま、びったりと止まった。
5秒ほど。
再び寝る頃の熱は、7度3分。昨日と同じ。
まだ、上がったり下がったりの熱。
今日、おいとまの筈だったが、くじけたわたしは、もう一晩泊めてもらうことに。
本当は、今日夜、友だちと食事、明日は由香さんに誘ってもらった池田貴族さんのライブ、29日は有栖川さんのサイン会に友だちと行く約束があったのだが、当然ながら、どれもキャンセル。
ネームをやろうとしたが、目眩がして、まったく無理。
朝ご飯は、我孫子さんの焼いたオムレツ。夕ご飯は、初めて食べる、にが瓜の炒めもの。その他の時間は、雑誌を見たり、TVを見たりして、本物の療養生活。疑似猫生活とも言う。
朝、6度そこそこまで下がって来たので、楽なうち、と、きびきび帰り支度。
ふたりに車で送ってもらい、花園駅近郊のハルディンというお店でご飯。なぜハルディンかはわからないが、この店に眼をつけたのは『ハルディン・ホテル』のせいである。偉いぞ千織さん。テラスつきの中庭には、八重桜・苺・ツツジなどが満開。
後、スムーズに新幹線へ。
まことにお世話になりました〜。我孫子さん千織さん。この御恩はいつかひよこの恩返し。
帰宅後、また熱がぶり返してきたので、早めに休むことにする。
流石に昼近くまで眠る。
天気がまあまあだったので、ゆっくりと買い物をし、日記の更新。
しかし、なんで熱が出たままなんだろう。
仕方がないので、薬を飲みつづける。
天気がいい。
夏が近くなると、当然ながらアイスクリームのCMが増える。
毎年思うのだが、指でアイスをなめる画面はなんとかならないものか。今年はリーベンデールだが、以前はハーゲンダッツだった。
だって、汚らしいじゃん。
…ってな訳で、夏の困るCM。指アイスとゴキブリと水虫の3つ。少しは遠慮せよ。
∀ガンダムを、初めて観る。例によって、話は全然わからないが、もしかしたら好きかも。とは言え、同じこと思ってた、カウボーイ・ビバップも、結局1回しか見なかったしなあ(笑) 見続けられるかどうかは、かみのみぞしる。
昨日、カレーとマリネを作り置きしたので、今日はそれ食べながら洗濯と仕事。が、時々うつらうつら。
体温は、まだ7度を往ったり来たり。気管が苦しい。別の風邪になってしまったのか。
コンビニで『時間怪談』を買ったが、しばらく読めない気が。
明日は、竹本さんとこ行って、様子見てきます。>大丈夫か?>わし
●貫井さんの同人誌を作っていたサークル『黄金國倶樂部』の縹透瑠さんのホームページができました。Cafe浪漫遊技です。