昔の日記

4/11〜4/20


4/11(日)

 昨日帰るつもりが、本日選挙だったので、戻るに戻れず。
 しかも、親戚が、何かのお祝というので、母が招かれ出かけてしまい、その間、犬の世話。
 出かけた先は、中華街のある横浜である。おみやげを山ほど買ってきてくれる。


4/12(月)

 今回もなんだかんだで1週間の滞在になってしまった。

 犬の散歩。
 雨上がりのトトは、やたら元気。車を脇に寄せて、携帯使っている営業マンを、いぶかし気な顔で覗き込んだりする。しかも後足で立って。
 普通、有るべきでないところに、犬の顔があると、驚くと思いますましてや黒い顔。
 野草の葉っぱについた雨つぶが、体につくのを避けているのかもしらん。それからもトトは、やたらあちこちで立ち上がっていた。

 隠れ家に帰ったら帰ったで、また郵便物の整理(笑)
 留守中に、発売になった『弟切草』の攻略本が届いていた。ソフトも1本付いていた。発売日に買わなくてよかった。
 4コマ描いてますので、『弟切草』買った人は、この本もよろしくね。>チュンソフト発行の公式ガイドブック
 ところが、思いっきり名前を間違えられてしまって、どっぷり落ち込む。
 わたしは美加でなくて実加です〜。とほほ。


 光文社ビル(豊島区池袋3−1−2 地下鉄有楽町線・要町駅5番出口より、徒歩3分 JR池袋駅からは徒歩10分)の1Fに、『ミステリー文学資料館』つうものができました。

 入場には、会員登録が必要なので、保険証や免許証、学生証を持っていくのがよいです。
 ●閲覧室利用時間●午前10時から午後4時半。(入館は4時まで)
 ●休館日●土・日・祝日 年末年始(12/27〜1/5)・5/1

  推理協会からの寄贈書、評論書、各種全集、アンソロジー、『宝石』などの雑誌が閲覧可能。展示コーナーでは、横溝正史、夢野久作、高木彬光、島田一男らの生原稿などが有り。

 ●入館料● 一般会員 1回300円
  資料も、所定の手続きの上、著作権にふれない限りで、コピーできるそうです。1枚50円。


4/13(火)

 昼、南ジャワさんちで、フォトショップ教室(笑)
 …の予定が、ジャワさんが2度寝しちゃったようで、1時間待たされる。
 その間に、4コマ漫画『ジャワジャワ』を描いたので、そのうち南澤大介オフィシャルホームページに載るでしょう。

 夕方、チェシャさんも合流して、漫才の練習。
 嘘。
 渋谷のON AIR EASTで、平沢師匠のノンインタラクティブ・ライブ。ノンインタラクティブは5年振りのはず。
 足を棒にして待ったおかげで、ALLスタンディングの前列5番目位に立てた。
 でもライブの時間中を合わせると、3時間のたちっぱなしである。ぜーはー。
 『救済の技法』のこぶしは、相変わらず効いていて、りりしゅうございました。
 『ArchetypeEngine』も勇ましかったし『サイボーグ』は嬉しいし『庭師KING』は耳について離れないじゃあございませんか。
 辛口に語る気持ちなど、毛頭ないわたしでした。
 サポートで中野テルヲ氏と福間創氏がはいっていた。久しぶりに中野氏を拝んだのだが(別ユニットのライブには1度行ったはず)髪をみぢかく刈って『コヒラサワ』みたいになっていて、驚いたっす。なんか似てるわふたり、声だけじゃなく。
 しかも、テルミンもどき(仮)電球つきの楽器まで考案していて、男っぷりがあがっていました。電球の周囲を、手のひらなどがかすめると、ババッと電気がついたり、ひゅえーんうわーんと音が出たりするのです。
 その考案を師匠は『一旗あげた』と賞賛していました。
 「一旗あげよう」という人は、そこここにいるが、実際に一旗あげた人には、滅多にお目にかかれないものです。いいもんを見せてもらいました。
 ふくまくんもがんばれ。
 「ふくまくんとふくまくえんは似ていると思うがどうか」とジャワさんに言ったら却下されてしまった。
 テルミンもどきには、昨日名前がついていたらしいのだが、今日は言及されなかった。そのネーミングは、師匠に却下されてしまったのだろうか。

 終了後、お久しぶりの木下紀伊ちゃん@九州と会う。今年は、秋の海外ツアー行けたらいいなあと話したのだが、どうなることやら。
 別口で観ていた、舞阪さん@YAKATA&火魅子伝、綾部瑞穂さん@離婚請負人沙樹、松元霊古さん、C塚さんと合流し、通りすがりのイタメシ屋でご飯。
 このところ、食欲旺盛だったわたしが、あまり食べられなかったのは、胸がいっぱいだったからかしら。 うう〜、師匠、なんか激やせだったぞ。もちっと肥えてください。


4/14(水)

 洗濯したり、たんすの整理したり、事務処理したりなどした。
 つまり、ごくふつうの生息活動に忙しかった。
 明日は、大物洗って、布団干そう。

 弟切草ガイドブックの誤植は、2刷以降で直してもらえることになった。よかったよかった。

 昨日の一文

>>テルミンもどきには、昨日名前がついていたらしいのだが、今日は言及されなかった。

 と言うのは、ジャワさんに寄ると『テルミンもどきの機材につけられていた名前ではなく、中野さん本人につけられていた名前』だそうだ。「演奏支援デバイス」とかなんとか。
 CGであるTAINACO2を、人間と分け隔てない扱いをする師匠の分け隔てなさは、人間側をも、せいやっとバリアフリーしてしまうのだった。

 早起きしたので眠い。もうだめ。メールは明日書きます。誰に言っているんだ誰に。


4/15(木)

 ドラマの『永遠のアトム』を見た。あまりわくわくしなかった。泣いたけど。
 『まんが道』みたいなの、望んで見たせいかもな。
 手塚先生、超人だもんなあ。青春の汗と涙物語としては、描かれないよなあ。
 「W3が好きだったのに、あんまり見た記憶がない」のを「小さすぎたせい」と思っていたのだが、裏番組が『ウルトラQ』だったのを、このドラマで知った。
 謎が解けた。父親がウルトラQ好きだったのだ。チャンネル取られていたのだ。
 むっかー。って、死人に怒ってもなあ。

 上の行打ってたら、一瞬モニタの電源が切れた。
 お父さん、ごめんなさい。

 あ、また切れそう。

●そろそろ再開?春香さんの『少年回廊』。リンクの部屋からどうぞ。


4/16(金)

 今日は、『ジャワジャワ』の色をつけた。
 つけてたら、なげなわツールの多角形選択ツールが暴走し、輪をどんなに閉じようとしても、選択範囲の点線にならず、眠り姫の紡錘糸状態の多角形がえんえんと画面上を走り始める。いや、うろたえたわたしが、マウスふりまわすからいけないんだけど。
 結局『フォトショップ支援ツール』=ジャワさんに電話をする。
 「アンドゥが効かないのう。コマンドDも効かないし、画面を蜘蛛の糸みたいなのが、ばりばり走ってて、閉じても閉じても広がってくよう」
 「はあ?」
 「だからあ、カーソルも動かなくて、ズームもできなくて、ええええん」
 「ダブルクリックしてみましたか?」
 「え?」
 なんか知らんけど、止まった。
 …『ジャワジャワ』は、MOいきなり渡して「載せたまい」って高らかに笑う予定だったのに。つい、描いていることを口走っているのだった。
 鳥だからな。>それはくちばし

 あと、何をしたかと言うと、弟切草をしてたなあ。
 …ま…また仕事が…。

 明日は、大勢でみきさんの新居にお邪魔するので、1晩更新休むかも知れません。

『半熟探偵団』を連載していた、秋田書店のウェブページが完成。発行物検索もあるので、行ってみるのがよし。ただし、リンクコーナーなどは、寂しくなるほど少ない。そして、掲載誌だったきららセーズは、廃刊だもんなあ。でも、『半熟』のコミックスはまだ売ってるぞ。
 そして、久世学さんの『ほんのホン』もリンク。お目当ての作家さんが、ホームページ持っているかどうか調べるのに、役立つかも。どっちも、リンクの部屋からどうぞ。


4/17(土)

 早起きして、蟹食べに(爆)
 途中、ジャワさんとチェシャさんと待ち合わせをして、皆の待つ集合場所へ。
 参加者は11名。春香さん、ゆうこさん、かれんさん、タカムラさん、さつきさん、八木健威さん、みきさん、子温さん、南ジャワさん、チェシャさん、わたし。

 つうわけで、メヒコである。例のフラミンゴのいるシーフードレストラン。
 焼きタラバも食べたし、夢にまで見たカニコロッケも食べたし、満足。

 食後は、3台も車に分乗して、みきさん子温さんの新居へおじゃま。
 実はこっちがメインなのであるが。
 このあいだのサプライズパーティの時撮った写真で、電脳アルバムを作り、ウエディングソングを入れたCDを披露し、贈呈する。

 昔、『EXTV』で上岡龍太郎の司会にて『ミステリーナイト・綾辻行人の挑戦状』という番組を録画したのが見つかったので、見てもらう。第一弾は問題が、都筑道夫さんの作品からだったので、ゆうこさんが回答を知っているかと思ったのだが、記憶してないとのこと、残念。番組では正解が提示されなかったのだ。原作本が売れなくなるから、しかたないけど。

 それから、おもむろにブックオフ大会。皆が持ち寄った不要本を交換しあうのである。NiftyのFSUIRIメンバーなので、だぶった本が山ほど有り。残りは本物のブックオフに放出して、共有財産(笑)に。

 ゆうこさん、かれんさんが帰宅してしまった。お泊まり組は、カラオケ屋で3時間歌い、一緒に夕飯をすませる。

 帰宅後、八木さんが『3000個限定企画』で手に入れた『松本人志の面雀』をやる。
 おもろい。
 カードに、単語『気分』、ちょっと短いセンテンス『会う時はいつも』、副詞『たぶん』なとが書いてある。参加者の手札以外に、ひと組カードを中央にふせたまま置いておく。
 ここでは、始めのプレイヤーが、中央のカード『イルカに乗った』をひっくり返したとしますわな。
 そして、皆が順番に、手札の中から『イルカに乗った』にくっつけたら面白いと思う言葉を選んで、上か下に置き、一巡後、全員が協議の上一番おもしろいと決まった組み合わせを作ったプレイヤーが、中央のカードをGETできるわけです。

 そう言うわけで、『たぶん』と『イルカに乗った』を作ったプレイヤーがいたとします。これでも充分面白い組み合わせだが、ただ置いただけじゃいかんのです。その単語がいかに面白いか、を皆に納得させないといかんのです。そこで、ホラ能力が試されるわけです。
 タカムラさんは、これで、カードを取りました。
 あんまり面白くない組み合わせでも、カードがGETできることもあります。
 わたしは力技を2度ほど使いました。
 『しかも』(白カードに自分らで書いた文字)のカードを『ウルトラ』の上に置きました。
 あんまり面白くないので、勿論苦し紛れ。
 「子供が言ったわけです。『ポチを散歩に連れていってもいい?』『だめよ。ポチはトラなんだから。しかも売るトラなのよ』」
 「『笑点』か!」「反則や」とののしられましたが、そんなの知ったことではありません。カードありがとう。
 でも、次回からは禁じ手だそうです。くっすん。

 タカムラさんと南ジャワさんが、始発で帰らねばならん、というので、一眠りに行き、万が一寝過ごすと大変なので、起きられる人間は5時まで起きていることにする。
 くり出した遊技は『5W1H』と『絵しりとり』
 『絵しりとり』は2時間つぶれる。結構いいぞ。

 5時。無事に、ジャワさんとタカムラさんと子温さんが起きてきて、子温さんは2人を送って行く。
 帰宅後、各々就寝。


4/18(日)

 昼ごろ起きる。
 残ったメンバーで、ファミレスご飯。
 子温さんと春香さんの車に分乗して行ったのだが、帰り道の途中で、子温さんの車からさつきさんに携帯が入る。
 「ちょっとドライブしよう。ついてきて」
 ドライブ? いきなり?
 まあ、その辺ぐるっとまわって行くだけだろう、と春香さんの車に同乗していたさつきさんとわたしは思ったわけだが。
 ちょっとドライブ、の割には、長い。
 段々不安になってくる3人。
 「車の運転は好きだけど、目的地がわからないのに運転するのは嫌だよう」という春香さん。ぽつぽつ雨まで降ってくる。

 どのくらい経っただろうか。
 並木のある直線道路にさしかかったとき、その道の向こうに、あるはずのないものが。
 でかい、人影。
 なんと、体長120メートル。
 牛久大仏、というやつ。
 全然聞いたことがない。

 奈良の大仏は14.9メートルだそうだ。
 自由の女神は40メートル。
 コンバトラーVは57メートル体重550トン(チェシャさん談)
 どうみても、周囲の風景とのパースが変だ。
 周囲の風景と言っても、樹と高圧線しかないのだが、そのあいだに、ぽかーんと立っている。

 パースが狂っているのは良く分かるが、人工建造物が少なすぎるせいで、いまいちでかさに実感がわかなかったのであるが、それは時間が解決してくれた。
 車でいくら走っても。
 走っても走っても。走っても走っても。(赤毛のアン)
 近づかないのである。
 これまで、そんな目にあわせてくれたのは、富士山とエジプトのピラミッドだけだった。

 周囲に渋谷の街を移築してほしい。当然、ガメラよりでかい。畏敬と言うよりは、恐怖の対象となるかもしれないが。

 こんなもの貼っても、色々と伝わらないのは百も承知だが、解説つきで貼っておく。
 らほつ(羅髪)というのは、仏像の頭のぶつぶつ丸いとこである。パンチパーマとすると、一個のカールに相当する。
 つけ添えておけば、この人さし指は一本7メートルだそうである。奈良の大仏は、つまり人さし指2本分ほど。
 というわけで、ちょっと笑いたい人は、こちら
 極めて笑いたい人は、こちらなのだ。
 当然、三者談合の末の、悪だくみである。

 総勢7名の大の大人は、そりゃもう大騒ぎで、拝観料等払って、敷地内の見物に出かける。
 敷地内のみやげ物屋には、お約束のように『大仏せんべい』『大仏まんじゅう』が売られる。大仏の形だったら、買ったかもしれんけど。

 じりじりと、大仏に近づいていく一行であるが、近づく間にも、『ここから振り向いて下さい』『この橋を6歩で歩いて下さい』と指示する立て札に、独り残らずいちいち反応する。わたしも含む。いい客だのう。
 その最後にぶちあたったのが、上記の2番目の『こちら』、である。この看板は、『立ち入り禁止』の立て札を白塗りにして作ってあるものなのだったが、なにも、ありものを不要にしてまで作らんでもよかろう、と始めは思ったのである。材料をそろえて、翌日ゆっくり作ればよかろう、と。しかし、すぐに、いやいやこの看板は、すぐ立てたかったのだ、立ち入り禁止事項などよりも、ずうっとずうっと人々に知らせたかったのだ、制作者でさえ予想し得なかったであろうこの景観に気づいてしまったからには、すぐさまただちに人に触れ回りたかったのだ、と、こんな日記を書いているわたしは、気づいてしまったのである。しみじみ。

 仏像の胎内めぐりができる、というので、わーいわーいと、はいっていったまではよかったが、エントランスに踏み入れて数歩も行かないうちに、行く手を塞がれた部屋の中央に、入場者がまとめられる。
 ディズニーランドのホーンテッドマンション。
 を、思い浮かべてくれればよろしい。
 うちら一行と不幸なカップル2人を集めて、背後のトビラが閉ざされる。
 しかも真っ暗にされる。
 しかも、天井から野太い男の声が流れてくる。
 あと1分続いたら泣いた。>おい

 その後は、普通でした。奥にはいれば、普通の資料館でした。
 脅かすなよ。

 大仏の裏手に出て、今度は、りすとうさぎの小動物公園へ。
 そこでは、お猿と握手してもらったり(手がひんやりと冷たい(笑))うさぎに餌をやって、うさぎに襲われたり、りすに餌をやって、りすに襲われたりした。男の八木さんが、小ウサギに触って「いやーん」と喜んでいたのが印象的だった。ああ、りすもうさぎもお猿もなつこくてしやわせでした。プレーリ−ちゃんがお休みだったのはちょっと残念。

 どうやら、わたしたちは2時間半も牛久大仏にいたらしい。

 再び延々と運転して、みきさんちへ戻る。
 到着後、皆で『似てると思うがどうか』がいっぱい浮かんだので、ジャワさんちの留守電に「『リング最終章とピング−最終章>ねえよ、んなもん』は似てると思うがどうか」などと順繰に入れていこう、と言い合ったが、多すぎてあふれそうなので止めた。
 春香さんと八木さんが一足先に引き上げ、残りで拉麺を食べ、最後の3人も辞去。

 盛り沢山の2日でした。みきさん子温さんお疲れさま〜。ありがとう〜。

●竹本さん、原稿完成。最後の手直しと、後は…。INDEXからどうぞ。


4/19(月)

 今日は4時間くらいかけて、前二日分の更新をしておりましたよ。
 なので、今日の分は、おざなる。おざなりとなおざりは、すぐ混ざってしまう。おざなるという言葉はないのだが、なおざるでは、そのようなサルがいるかのようだ。

 感謝を書き忘れていたが、大仏の撮影者は、チェシャさん。ありがとう。つまり、悪だくみは3人じゃなく、4人だったと言うことで。了解?


4/20(火)

 暑い〜。

 全然寝つけなくて、午前5時から洗濯。7時に寝て、10時半に起きたら、もう乾いていたので、再び洗濯。

 地下道で、バッグの安売りしているのを見かけて、1000円のを3つ買う。ひとつは、原稿がはいる大きさ。えへへへ。どれも正価の1/3。ずうっと気になっていた、姿見も買う。好きな色のフレームが売り切れてて、残念。

 ピング−最終章と言うのは、粘土アニメを見た人が、ペンギン型のウィルスを体内に発症させてしまうんでしょう多分。ところが、ペンギンウィルスは、なああんにもしないので、人々に知られていない。最終章を始めるには、序章がいるが、始まる気配もない。なので最終章はいつまで待っても起こらない。
 かようなわけで、『ピング−最終章』の意味は、『世はなべてこともなし』。これでいいか?

南ジャワさんとこに、『じゃわじゃわ』アップされました。見てくれろ。イラストギャラリーのコーナーです。


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