昔の日記

4/1〜4/10


4/1(木)

 悲しいお知らせです。今すぐ南澤さんのHPに行ってみましょう。

 …なあんて書きましたが、4/2になってから行ってみた人には、なんのことかわかりませんね。うわあん。悲しいですね。

 ところで4/1だ。
 今年はもう9ヶ月しかないぞ。なんか気持ちがあせるのだ。
 あせるような具体的な理由が全然ないが、なんかあせって困った気持ちになるのだった。

 今日は、ようやくあったかくなったので、外に出る。わたしは虫か。わたしは〜虫の女〜。ばい戸川純。
 PSのメモリーカードを買おうとしたのだがと、店にたどり着く前に、別の買い物で両手がふさがってしまったので、結局手に入れられないまま帰った。とっぴんぱらりのぷう。
 明日、わたしはメモリーカードを手に入れられるか否か! 以下次号。


4/2(金)

 今日は、暑すぎ。だっていきなり20度越えるんだもん。しんどいのう。
 仕事も進まんのう。
 そして、新しいメモリーカードはまだ手元にない(笑)とほほ。

 メフィストが届いた。前回1400円だったのが、1500円なのだが、大増ページだぞ。
 既に2.3作は読んだのだが、もうちょっと時間をかけて読むのだ。楽しみ。
 内容とまったく関係ないのだが、表紙裏のエバラの広告。隣のイラストの紳士に「その他の肉…って…何の肉…?」と尋ねたくなる衝動にかられるので、ちょっと不利ではないだろうか?(笑)

●新リンク。おなじみ東京創元社のHPだ。


4/3(土)

 『キャリア的モードの師匠C塚さんに教えを乞おう・お買い物の会(仮)』で集まって、春物GET&昼食会。
 メンバーは、加納朋子さん、由香さん、師匠C塚さん、とわたし。千織さんも上京予定だったのだが、風邪が治らず断念。悲しいっす。

 池袋丸井裏、東方会館向いの『SHIORI』で昼食。1500円と2000円のコースを腹具合に応じてオーダー。1500円で前菜サラダ肉料理デザート(アイスクリームとケーキ)飲み物ですよ。ファミレスより安いかも。おいしいし、静かすぎず適度におしゃべりできていい感じ。
 ひとしきり近況報告をし、一服してから丸井へ移動。加納さんはC塚さんとイメージを固めつつ徘徊し、念願だったスーツをGET。実に愛らしいスーツです。ぴったし。いつか著者近影で拝めるでしょう。
 今回の野望のひとつは『由香さんに社長の秘書的セクシースーツを試着してもらう』だったのですが、却下されてしまった。何度もトライしたんだけど。無念。
 「今回は買わないわよー」と念を押していたC塚さんだが、気がついてみれば、丸井以外の某所のあまりの安さに負けて、大胆スリットのツーピースを手にしてた。これもきっとどっかのパーティーで拝めるはず。
 わたしはと言えば、いいかも、と手にとったジャケットが、MissALICEでした。これは、年末千織さんがコートを買ったのと同じところでは(笑) 結構値がはったので、対のスカートは諦めたのだが、こうして日記を書きつつ、やはり買うべきだったかもと思い始めたので、明日買いに行ってしまうかもしれん(爆)しかし、全然キャリア的モードではないなあ。おかしいなあ>わし
 用事のある加納さんが一足先に引き上げ、残り3人でまた徘徊。わたしは、ようやくちょっとキャリアなスーツを一着。これは上下で14000円だぞ、通販並みの掘り出し物でしょう。裏地も共布もついてる上に春物だし。

 途中、ちょっと旭屋に寄って『’99本格ミステリベスト10』を買った。ぱらぱら見ると、大学の刊行物みたい。去年のもこんな感じだったっけ? 女の人も買うだろうし、もうちょっと色気のあるレイアウトでもよかった気が。

 夕飯は、メトロポリタンプラザ上のインド料理屋さん(名前忘れた) ここもレディースセットが1200円でボリュームあったぞ。隣のカップルの男の人の方も頼んでいた。この人は、わたしたちが、本格の定義やらSFの概念やらを熱く語っていた時に、耳をそばだてていたので、そっちの方も気になったが(笑)。

 これから休日出勤というC塚さんと別れ、由香さんとコーヒーを飲む。展望なき未来を語るわたし(笑) 

 帰りついて、夕飯の時話題に出ていた月刊アフタヌーン掲載『ハトのおよめさん』を読む。こういう強引な話の持って行き方は結構好きです(笑)>C塚さん


4/4(日)

 今日もちょっと出かけようかなあ、と思ったのだが、駄目ね(笑)
 体がばきばきする。
 日曜だし、街はきっと混んでるし、いっか〜。
 骨を鳴らしながら、仕事のネーム。
 男がうまく描けん。

 仕事モードに入ると、途端に食欲がなくなる。
 牛のすじ肉とこんにゃくの煮物と卵焼きは食べたのだが、それ以上はいらん。
 が、そういう訳にもいくまい。はあ、めんどうだ。
 ナマケモノみたいに、一週間1枚の葉っぱで済んだら、楽なのに〜、と常々思うのだった。

 夕べ寝る前に、本格のネタがひとつ浮かんだのだが、眠ったら忘れてしまった。
 惜しいような気がするが、たいしたものではなかったのかも。
 そんで今日、漫画にしたらえぐいような短編のネタも浮かんだのだが、こんなのは一体どこに描けばいいのやら。しかし、わたしが考えたようなものは、きっといつか誰かが描くわな。もう、別にどうでもええわ。>投げてる投げてる


4/5(月)

 朝、結構早く目覚める。
 カボチャの煮つけが、大量にできたので、迷っていたお花見にでかける。
 あらきさん(白城るたさん)主催の毎年恒例のお花見なのだ。
 去年は、へべれけに酔っぱらって、大変気持ち良かったのだが、今年は胃が悪いので、ずっと断酒してるし、人が飲んでるの見たら、飲みたくなるし、行かない方が体にいいかも、と思っていたのだが。

 「あしたの朝、血ィ吐いたらどうしよー」とつぶやきつつ、途中で缶チューハイ大びん3本を買って(おい)、井の頭公園へ。
 今年は平日なので、編集関係の人は、いない。
 嘘。小浜さんがいた(爆)

 去年は、料理を作るので手一杯で、ほんのちょっとしか登場しなかった高梨さんも比較的早く現れ(東野さんの『毒笑小説』を読んで反省したのだそうだ)、あらきさん、あさみさとるさん(カンガルー大下さん)、國居亨さん、円海山さん、島根さん、英国屋さん、米国屋さん、大森さん、よしこさん、三村さん、そして会社の黒板に『高梨さんアポ』(仮)と書いて来た小浜さん。(バラしてるバラしてる)
 去年よりいい場所でした。あらきさんありがとー。
 でも皆黙々と食べてばかりいたな。桜見てたのか。
 女性が多いので、またもやお料理充実だったから、しょうがない。
 どれも、旨かったよ〜。
 そして、わたしは今年もへべれけ。ああ、しょうがない。

 ところで、今回花見に誘われるまで、高梨さんは日本にいないのだと思い込んでいたわたしだった。
 原因は大森さん(笑)
 大森さんが「高梨さんは、キレイになりに、1年半くらい遠いところに行く」(充分謎)というようなことを噂し(日記に載ってる)、それを耳に入れた人間は、それぞれに色々な外国を空想し、事情に思いを巡らしていたのだ。しかし彼女がいたのは日本国内で、なんてこともなく数が月で戻ってきていたのだった。
 因みに、わたしの空想は『エスティティシャンになろうと発心し、どこかヨーロッパにでも行った』だった。三村さんと小浜さんの空想は、ちょっとここに書くことをはばかられる。

 噂と言えば『悪霊館の殺人』(篠田秀幸・ハルキノベルス)の話を聞こうとしたら、大森さんは実物を持っていた。
 ついでにもらってしまった。
 うーん、確かにこれは講談社ノベルスとみまごう装丁。
 「辰巳四郎画伯装丁では、みな同じ印象になっても仕方ない」と小浜さんが言うので、ひっくり返して見てみたら、全然違う人の装丁だった。
 大森さんが推薦文を引き受けた時点では、違うタイトルだったと言うし、なんでこういう顛末になってるんだろうな。
 制作過程でひとりでも不本意な人がいたとすれば、気の毒な話。

 小浜さんは昼食を食べに来たかのごとくに(そうなんだろうけど)、早々に立ち去り、残りの人たちは夕暮れまで過ごす。
 橋の上から見た夕日が、美しゅうございました。

 三村さんよしこさん大森さんは、福井さん主催のホラー関係の集まりに去り、体が冷え冷えとしてきた他の面々は、ルノアールでお茶。背もたれが、眠りを誘うような形態で、かなり危険(笑)
 國居さん島根さんあさみさんメインで、もっぱら猫話。猫はいい。犬もいいけど。
 さんざん食べ散らかした後なのに「犬は食うとかたいか。それとも猫の方が筋っぽいか」と言う話の流れになってしまったのは、料理の鬼・高梨さんが話に混じった時点からだったに違いない。
 そのうち、ローズ・ド・サハラでカンガルーの肉食おうね。(^o^;)>高梨さん


4/6(火)

 貫井さんの日記で「漫画が真実と違う〜」とクレームがついてしまった。『まんままんが』は、まんまなのが売りなので、それでは訂正します。
 『おきぬけに一杯の牛乳をのむ』
       ↓
 『朝っぱらから一杯の牛乳をのむ』

 に代えて読んで下さい(笑)
 かのように、このまんがは、綿密な取材と人々の証言によってできあがっているのです。わかりましたか?(物は言い様。言ったもの勝ち) 事件の起きた日付けなど入れなくても、真実なのです(笑)>小浜さん

 ところで、ちょっと実家に戻りますんで、2.3日更新止まります。さつきさんと花見もしてきます。

●竹本さんのページ更新。いよいよ完成目前?
 リンクの部屋に、春香さんの私的HP『Fool's Paradaise』追加。


4/6(火)追加

 途中、コロ用の『ひっぱり防止ベルト』を買って、帰省。後は、郵便物の整理に忙殺される。

 久しぶりに犬とご対面すると、なんだか愛想がいい。
 そして、前回買った『ひっぱり防止ベルト』も非常に塩梅がいい、ということらしい。
 母は、既につけ方をマスターしているので、今日は、わたしが装着してみる。
 首の周りに巻いたベルトについた、輪になった二本のひもを、前足にくぐらせるのだが。
 緊縛
 になってしまう。困ったものだ。
 「さんぽださんぽだー」とはしゃいでいたトトは、きつきつに巻かれたベルトに身を捩って、『今日はもう散歩に行けないかもしれない』と感じ、ピーピー鳴き始めるし、コロは静かに怒っている。
 行けないより、行けた方がよかろう、ということで、緊縛のまま散歩。ごめんよ。
 外に出たら、トトの機嫌はすっかり治ったが、コロはひたすら静かに怒っているのだった。

 実は、先月帰ったとき、老犬ジロンの具合が非常に悪くて、3月の寒の戻りに耐えられないかも、と密かに思っていた。が、すっかり復活。
 足腰は、かなり弱くなって、寝てばっかりいるものの、餌はコロより食うし、排便も快調。夏までは安心と言う感じ。


4/7(水)

 車で、ドッグフードその他を買い出しに。

 資料を見ながら、ネームをする。

 『鳥人計画』(東野圭吾)
 始めの方で死んでしまうのには、惜しい性格>楡井 
 しかし、切ない展開だよなあ。毎度。 殺人者およびその周辺の人たちの気持ちが、わかるようでわからないのは、自分が体育会でないせいなのかなあ。


4/8(木)

 大雨。
 ネームは、まあまあ進む。


4/9(金)

 午前中、医者へ。
 「ここで薬もらい始めてから、お腹がすいて仕方がないんです」と言うと、やはりそのような効果のある薬なんだという答え。
 「人が、1時間で胃を通過するところ、あなたは2時間も3時間もかかってたんだから、今のが普通なの」と言われる。
 そうか、普通の人は、こんなにお腹がすくものなのか。ああびっくり。

 夕方は、花見。
 宇都宮線土呂駅に、6時に集合。メンバーは、さつきさん、春香さん、チェシャさん。酒だのなんだの買ってから、徒歩で大宮公園へ。道すがらにも、桜が山ほどあって、なかなかいい夜だったのこと。
 去年発見した『変な館2件』が、暗がりでうまく見られなかったので、ちょっと残念。
 前の日の雨で、もう見頃は過ぎたと思われたのか、大宮公園は、がらがら。
 きちんと桜のある下で、座りこむ。
 春香さんがもってきてくれた『明石名物・釘煮』を賞味。とても釘を煮たとは思えない、とても柔らかい歯ごたえでした。>本気にするなよ。
 今、春香さんのトップページには、『ヤマト運輸特製釘煮シール』が貼ってあるので、ぜひ見に行ってくれい。
 4人で、他愛もない話をしながら、酒を飲むが、わたしが酒屋で買った『よなよな』と言うビール(発泡酒?)が、まずいと責められる。『ザクロサワー』『ランプータンサワー』を飲んだと言っては「変なもの飲んで」と責められる(笑)いいじゃんかよ。
 夜風が寒く感じられてきたので、徒歩で戻る。土呂駅のそばの喫茶店で、ちょっと茶をしばいて解散。


4/10(土)

 読書。
 『密室・殺人』(小林泰三)
 四里川陣と、会話中の『依川仁』は、やはり関係があるのだろうか。もしかして、まだ読んでない『人獣細工』と関係があるのだろうか。
 ともあれ、これは本格だ。帯に『新本格』ってあるが、もう『新本格』は講談社以外でも流通し始めた共通語なのだな。
 オノマトペが恐いな。あとは過去の事件。ぞくぞくしますな。本格ではあるが、本格でない部分により魅力を感じてしまった。一般に認識されている『名探偵』というものに、わたしがあんまりそそられなくなっているのかも。仕掛けには、冒頭部分で気がついて、「こうでないほうが救われるなあ」と思ってたのに、やはりそうなってしまった。だって、恋愛要素があったほうが、やっぱ好きなんだもん。

 隠れ家に持っていく、夏服の整理。そして、書庫の整理。


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