昔の日記

8/11〜8/20


8/11(火)

 起きてみると、仕事がほとんどなくなっていた。寝る前はモーローとしていたのでわかんなくなっていたのだが、みきさん自身の貼るトーンを残すだけとなり、メドがついていたようだ。で、ちょっと仕上げをして、今度は『すかいらーく』へ。カニとトマトのスパゲッティがおいしかったっす。で、ここんとこ連チャン仕事モードだったみきさんが、「遊びたいよう」と泣くので、3人してセガのゲームセンターへ。ガンガンとクレーン系をやり、わたしは犬のぷりんちゃんのぬいぐるみをもらう。らぶりー。みきさんは蓋つきピカチュウグラスをゲット。そのあと、2階で、『アブノーマルチェック』というバカな診断を3人そろってやる。バカかと思ってたらボンデージのQPちゃんがかなりキュート。動きもサービスサービスなくすぐりがあって、面白かったっすよ。わしのデーターは、『好み編』のノーマル順位過去100人中1位(おお)、ふさわしいニックネームはおよよ(いったい…)。39人に一人の逸材(ひとクラス分ですね)。『性格編』ノーマル順位過去100人中2位(当然だね)。ふさわしい職業は格闘料理人(…ノーマルって言うのか?コレ)。25人に一人の逸材(たいした価値なし)。『恋愛編』は7位で485人に一人(根拠は!)で、ふさわしい異性はららら宇宙人なのだ。これって『むじんくん』のことだろうか。どこにいるのだろう、わたしのららら宇宙人さま(笑)
 しかし、『好み編』『性格編』のアブノーマル度がとても高かったみきさんに、『恋愛編』1個が高得点だっただけのわたしが笑われてしまうのは腑に落ちないぞ。
 で、『ダイナマイト刑事2カリブの海賊』ちゅう格ゲーをエンディングまでやって、もう一度ピカチュウ電動ハブラシクレーンにトライするも玉砕し、打ちひしがれて(←みきさんだけ)、帰る。
 帰宅のわたしと同時に子温さんようやく帰省の途につく。

 コピー用紙とトナーを買って帰り、家で夕食。汁物を飲み込むのがつらい。お医者に行ってもらう薬はもう既に飲んでるし、どうしたらいいやら。コピー取りながら、『チャイナオレンジ』の残りを読む。


8/12(水)

 ひたすらコピー誌を刷って折って、刷って折ってする…。


8/13(木)

 午前4時に目標冊数に到達する。ばったり寝て起きたら、母に風邪が移って、熱を出していた…。あう。出かける荷物を作りながら、色々し、近所の墓まで行って、迎え火を焚いて、堤灯を持ってくる。
 そう言えば、一個仕事が残っていたのだった。けど、早寝をすることにする。明日、早起きしてやればいいや…。

 ちゅーワケで、14日は前泊で都内のホテルに泊まるので、更新も止まります。帰還は17日か18日です。
 15・16日のコミケの詳しいスペースNo.は、『その他のお知らせ』にあります。じゃあ、有明でぼくと握手!


8/14(金)

 8時に起きて、カット書き。一息ついて、出発。昼に東京駅に着く千織さんと合流。
 有楽町の『チェンマイ』で、いきなりトムヤンクンと焼ビーフンを食べる。「東京に出たら、タイ料理を食おう」と何日も前から約束していたのだった。ガツガツたいらげ、ウェイトレスのお姉さんに「よく食べました」と誉められる。欠食児童か?わしら…。
 でも、しんどい体には、辛いものって、有効。
 同じビルに、『いちにいさん』って鹿児島料理屋さんがあるのだが(しゃぶしゃぶがうまいよ)、ここに見慣れないノボリが立っていて、思わず駆け寄るワタシ。
 『氷白熊』。
 「ねーねー、こおり白熊って、なにかなあ。なんかカワイイなあ。でも白熊の肉だったらヤダなあ。きゃっきゃっ」と、ひとりはしゃいでいると、「練乳かき氷だよ」と千織さん。そーいえば、九州のひとでした。
 山型に持った氷に練乳をかけ、おたふく豆、さくらんぼ、缶みかん、で雪だるまのように目鼻をつけるそうです。知らんかった。当然、食べにはいる。その後は、原宿に『セ・ジョリ』のクローバーチョーカーを見に行って(かわいかったっす。でももっと透明なのかと思ってた。代官山の方に行ってみたかったのだが、ちょっと体力に自信がなかったのであった)、他のショップでチープ系のアクセサリーを買って、門前仲町の回転寿司で夕食を食べ、ホテルにチェックイン。蛇行ルートである。

 同じホテルには、観光目的のりきやんさんと寺井さんとFOXさんとじょおさんがいたのだが、マーミの到着が遅れていたので、合流せず、部屋でだらだら待つ。24時ちょっと前にやっと着く。 それから翌日の打ち合わせ。


8/15(土)

 朝、ロビーに待ち合わせ。実はこの時まで、じょおさんも来ているということを知らなくて、顔を見て、ああ来てるんだな、と合点していた。驚かないわたしに、寺井さんらのがっかりした声。ごめんね。わたし、滅多に驚かない…と言うか、脳に達するのが遅いんで反応が鈍いのかも。初対面なのに、驚かなくてごめん>じょおさん だって写真で顔知ってたんだもん。

 それにしても、本を買う予定もないのに、コミケに行くあたり、酔狂すぎるわ!キミら〜!>りきやんさんと寺井さんとFOXさんとじょおさん

 会場到着後、彼らと別れ、自分のスペースへ。到着後判明。隣が篠田真由美さんだった。カタログ買ってなかったので、知らんかった。で、ご挨拶。

 会場後は、ひまひまひま。両隣に列が出来てしまって、音楽で言やあ、急閑急、ってヤツ?バッハだな。谷間でボケっとしてたけど、それでもコピー誌『あびこくんと愉快な仲間たち。1』は順当に売れ、120部くらいなくなってしまった。再版の『アビコくんとノリヅキくん』もなくなり、ああこれでコピーのトナー代とスペース参加料が出ます〜でございます。
 紅茶さんがやってきたので、コピー誌を渡す。そういや出演者だったのに、アナタも事後承諾の一人だった。申し訳ない。「『わたしたち上連ね〜』って発言書かれなくってよかった〜」って言ってたけど、ここに書いちゃった。でも『上連』ってジャニ系にしか通じないのでわ。

 しかし、ヒマな割に、出て歩く気力も体力もなく、知り合いのとこさえ行けない。手にいれた本は、わざわざ来ていただいた貞ラブさんの新刊2冊と委託したさつきさんの北村薫本、いつも買ってる『ないとめあ・いーたー』の新本格本新刊『図書館の殺人』だけでした。←実は千織さんに買ってきてもらった。
 会ったのは、スペースに来てもらった人達のみ。とにかく生ける屍なわたし共でありました。ごめん。

 >貞ラブさん
 半熟の似顔絵があって、ひっくりかえったです。夢ちゃんが巨乳で、「おお、ちゃんと見てもらっている」と嬉しいです。存分にいじってやってくだせえ。

 午後、佐和ちゃんが来て、ひよこクッキーなどをくれる。うれしい。そのあと、大森さん夫妻小浜さん夫妻登場。男性2人が出てるので、本を謹呈。大森さん「愉快な仲間たち扱いか〜?」小浜さん「肖像権使用料払いなよ」肖像権は、経理上、アガリでもでたら考えます。ムリだろうけど。この本のタイトルを見て、大森さんはまた邪悪なことを考えていたらしい(狂乱西葛西日記)。あいかわらず凄い人だ。大森さんの似顔絵がよしこさんにウケていたので、満足。しかし、当の大森さんは、金髪をやめ、前髪立てたり、少しやせたりしてカッコよくなっていて、わたし的にこの3D(現物)ニセモノだった。

 2時半ころ、通信の仲間が15人くらいやってくる。これからカラオケに行くと言う。元気やな(^_^;) どっかご飯食べに行くと言う大森さんたちとも別れ、3時ころ、3人だけでとりあえず宿泊先にタクシーで戻る。が、タクシーの運転がちょっと乱暴(~_~メ)なのもあって、たどり着く前に3人そろって吐きそうになり、途中下車。台湾料理屋に入る。ゆっくりご飯を食べ、そのあとドトールへ。深川八幡のお祭りに行きたかったけど、雨が降って来たので、断念できた。晴れてたら、グロッキーでも行ってしまったろうからな〜。9時にようやくホテルに帰還。そのまま休む。

 それにしても、4コマコピーが100部以上売れるとは。50部くらいまではニコニコ売っていたが、100部近くなって、不思議になってしまった。どういう理由で買われるんでしょう。←変なこと言ってるでしょうか〜?

 1。アビコくんのファンだから。
 2。まんがになっているアビコくんが好きだから。
 3。アビコくん以外のファンだから。(例/のりりん)
 4。かわちの漫画だから。
 5。アビコくんは知らないけど、4コマ(ギャグ本)が好きだから。
 6。アビコくんもかわちも知らないけど、面白そうだったから。
 
 冬のコミケでアンケートとってみようと思ってます。



8/16(日)

 参加2日めは、朝既にモーロー。今日のこころの支えは、ペットサークルに近い、ということでしょうか。
 本日は本日で、知り合いが訪ねてくれる。スタッフのえりちゃんと奈々さん姉妹、毎度の市野姉妹@Vacation会員、瓜生くん@Vacation会員、山部さん@らあめん工房、そしてこのHPを見てくれている方々、など。(そういえば、13日の日記の記述にしたがって、握手してくださった方もいらっしゃいましたねえ。ゴメンなさい。呆けてて、自分で書いたことにもかかわらず気づかなかったです。はう(;_;))
 隣のサークルは、奇遇にも、あやべさん@FSUIRI&平沢ファンのお友達なのだったが、結構人見知りなわたしは、機知に富んだスマートな会話ができず、やたら持ってきた食べ物を勧めまくるだけだった。うう。おまけに名前も聞けませんでした。ちょっと問題ねえ。せめて、本だけでも買っておけばよかったのに。
 しばらく振りの、当のあやべさんとも、なんかぎこちない会話でした。申し訳ないっす。
 つうわけで、わたしは『1対1で話すより、演壇に立って話すほうが、よっぽど緊張せん』という妙な人格です。なんでなんだろう。ともあれ、どっかでお会いしましたら、そういうヤツだとご了解くださいませ。皆さん。

 午後はペットサークルをちょっと見てまわった。けど、前よりはあまり買わなくなったな。買ったのはグッズのみ。で、由香さんのサークルとアキのサークルにも足を延ばす。で、いぬ便箋(由香さん)ネコ本(アキ)をもらう。

 コピー本の残りも無事売れ(やっぱり売れるんだよねえ。考えてるより普遍性があるのだろうか)、鞠夫本はまだ少し残ってるが、まあ順当でしょう、ということで、店じまいをはじめる。
 で、ここで巨大ミス。最後のほうで『あびこくんと愉快な仲間たち』100円を買ってくれたお嬢さんに、お釣を渡さなかった!ああ、ゴメンなさーい(T^T)500円玉と100円玉を間違えたのです。これ読んでたら、15時過ぎにこのコピー本を買った髪短めのお嬢さん、名乗り出てください〜。(…って、時期を逸してるって)
 この日、事あるごとに、この件で愚痴りまくる。マーミも千織さんもあきれたろう。きっと。ともかく、コミケカタログ用のマンガレポートに書くことを誓う。(実際描きました(;_;))

 しおしおとホテルに帰り、出直した門前仲町の居酒屋で、飲む飲む飲む!
 (わたしだけ)
 まだ、日も暮れてないのに、へべれけ。しかも、料理を多く頼んでしまい、千織さんとわたしは限界まで食べる。が、残す。また失態を増やしてしまう。がっくり。

 居酒屋にどのくらいいたんだか、20時ころ、深川八幡のお祭りを見にいく。で、去年と同じように、太鼓競演を見る。祭り太鼓を聞くとなんだか鼻の奥がツンとしてしまう。横の千織さんったら、ほんとに泣いてるし。
 しかし、日本の男が理屈抜きでかっちょええのは、やっぱ祭り装束ですわ。これは間違いなし。
 カルメ焼を買って、ホテルに戻る。



8/17(月)

 チェックアウトぎりぎりまで寝ている。
 マーミのおつきあいで数時間原宿アゲイン



8/18(火)

 千織さんと一日ダラダラ


8/19(水)

 腹が痛い。頭も痛い。ベッドから起きられん。しかし、次回コミケの申し込みは、今日までの消印有効である。布団にもぐったままで、カットやらアンケートやらを書く。字がよれる。何度見直しても、間違いがあるのか正しいのかわからんので、あきらめて封。痛み止めを飲んで、車を運転。←本当はいけません。行く手には郵便局。車検から帰って来たウチの赤ミラは、サイドブレーキのネジをぎゅうぎゅう絞められて、堅い。手のひらにマメができそう。

 帰って、貫井さんの『鬼流殺生祭』のつづきを読みながら、一日寝ている。おもしれえぞ。でも読むの遅い。

 と、郵便物。小説すばる今月号と、あとなにやら白泉社から封書。なんジャロと思って開けると、ベルセルクイベントのチケット。そうそう、こないだのPUTAOで『平沢さんのミニライブ付ベルセルクの集い』の招待券プレゼントが載っていたので、申し込んだのだ。いままでの人生で、こんな大きい大当り(日本語わや)ははじめてです。 あとで、この下に、喜びの踊りアイコン作って、貼ろうっと。

 すばるでは、ついに出たってカンジの『法月ミド話(動物といっしょ)』で、うぷぷ、と笑う。真実はこの文体よりも、もおおおおおおおおおおおおっっっと猫まみれの気がするんだけどなあ。京極邸書斎は配色もいいので、モノクロなのは実に勿体ない。


8/20(木)

 風邪で寝たきり。寝る前にチェシャさんと電話してたけど。あと何をやったかって、コミケの日記の更新(1日だけ)と『鬼流殺生祭』を読み終わったつうことだあねえ。1日1イベントって、こーゆーことでしょうか。

 んで、『鬼流殺生祭』。バリバリの本格っすねえ。本格ビギナーの人には特に読んでいただきたいような、端正な作品です。伏線の細かいところまで行き届いている印象。終わり方も、きちんと着地してるようにもとれるし、それに飽き足らない人には、そうでない受け取り方ができるようになっているから、スレた読者にもきっと有効でしょう。『明詞』の元号のやり方は、よかったんじゃないかと思いました。ミステリ読みでない人のミステリでない部分の指摘は、不要な作品だと思うから。このままシリーズが続いていって、どんどんパラレル世界化して、10作には『花のピュンピュン丸』くらい突き抜けてしまうと思うツボなんだが。(思うなよ>自分)あ、貫井さんに「『花のピュンピュン丸』ってなんですか?」って尋ねられたらどうしよう。
 気持ち的には、お蝶さんの描写が、あとひとさじ欲しかったっす。あと、作者注。わたしは、人物名だけ、ポロっと書いてある方が好みだったかも。ま、好みの問題ですけどね。本があんまり厚くないのもいいよね。


最新の日記に戻る