9/1(火)
台風四号の直撃は免れたものの、北朝鮮がミサイル撃ってきたり、株価はずんずん下がってたり、砒素その他薬品関係は相変わらず未解決で、起きてニュース見るのがしんどい。
とは言え、陽気はさすが9月という空気で、風が少し冷たく、犬をなでるには心地いい。
大雨で、犬用のボールが破けてしまったので(…何故だ?)、新しいのをやる。トトは、新しいおもちゃが、とにかく大好きで、一日中もてあそんでいる。こどもに新しいおもちゃばかり買い与えてしまう親のキモチも、ちいとばかしわかる。が、ヘンな音がするので、庭を見たら、今度は半死半生のセミを弄んでいた。あああ。『音が出る』『ちょっと動く』という点では、セミも気の利いたおもちゃと変わりないんだな。酷な。
9/2(水)
今日も涼しい。今度はお腹をこわした。しくしく。お腹は正露丸を飲んで置く。で、この身のおきどころの無さをどうにかするため、大きい病院に行くかどうか迷ったが、迷っていたら15時になってしまった。やめにして、鼻の症状を止めに月曜日から通い始めた耳鼻科へ。何故か2時間もかかる。何故だよー。
待ちながら、『死霊たちの宴 下』を読む。中編集のせいだろうか、上巻より苦しい。『キャデラック砂漠の奥地にて、死者たちと戯るの記』を読み始めた頃には、誰が死のうが生きようが、どーでもよくなってしまった。所詮食物連鎖(爆)もしかして、読者に向いてない?『わたしを食べて』は良かったよ、と言いながら、まだ2作読み終わってなかったり。
鼻は『鼻中隔湾曲症』って、日本人の5割以上が持っている症状+アレルギー。そんなの15年も前からわかっているが、鼻かみまくりよりマシ。2回の通院と投薬で収まってしまったが、全体的には治らない。薬替えてもまだ眠いんだよー。しかも再び発熱。お腹はこのせいかも。この期に及んで、ストレスが原因、なんて具体的なようでいて、芯はボケている診断は聞きたくないもんだが。そういう展開になりそうだな。どうしよう一体。
『光と影の誘惑』(貫井徳郎・集英社)3日かけて読了。知り合いの本を読んでいると、顔がちらついて時々困ることがあるが、貫井さんの場合は、そういうことがあまりない。登場人物と”わたしが思い込んでいる”貫井さんのキャラクターがかぶってないからだろうか?筆力があるということもあるだろうけど。
で、結論、全ての八木健威さんは読みなさい。
これじゃ、一部の人しかわかんないか。
やはり表題作ですね。立ち読みだとわかんない人もいると思うので、なるべくゆっくりできる環境で読みましょう。どれも正攻法な本格だと思うんだけど、『二十四羽の目撃者』は正攻法すぎるせいか、わかってしまった。でもペンギンが出ているからOK(なんだそれは) 『我が母の教えたまいし歌』これ、書き下ろしだったんだっけ?新聞広告でタイトル見た気がする。勘違いだろうか。この作品の読み方如何で、スレた読者か否かがわかる気がする。(勿論わたしはスレた読者だ)
大雨の被害があった川越市内に住むえりちゃんに、こわごわ電話。えりちゃんち近辺は、もう少し降ったら危ない、というところまでは行ってたようだが、雨漏り以上の被害はなかったようだ。ともあれ、被害に会われた方々には、この場でお見舞申し上げます。
シナリオとネームの続きを、居眠りながら、やる。昔ナルコレプシーの漫画を描いたことを思い出した。資料に故色川武大氏のエッセイ読んだが、本当の睡眠障害になると、とにかく凄まじいらしいですな。
なんにも考えずに済む系(失礼)の漫画を読もうと思って、ちょっと前に買った、やおい系エロ系の漫画を端から読む。『ストロベリーチルドレン2』(みなみ遥)表紙で買ってしまったので、気づかなかったが、みきさんの載ってた『夜想曲ノクターン3』の巻頭取ってた人と同一人物か。しまった。…いや、絵は上手いですが、話について行けないのだ。攻が利己的。だめなんだ、こういう日常的鬼畜系。『BOYS・SHOP』(日輪早夜)男の子が可愛い。この系統はいわゆるロリショタってヤツかい? 大人とエッチしちゃ、いかんぞ坊主! 同じ歳の子同士ってのは、心穏やかに読めるのになあ。でも男の子の絵は好きです。←しつこいって。『懺悔』(初田しうこ)作者後記に曰く、”少年の皮をかぶった親父本”!いいねえ。次回予定の動物関係本にも期待してる(非日常鬼畜は大好き)(おいおい)。「お父さんをぼくにください」な話がスッコーンと飛び抜けてて好きっす。『ベイビードールZZZ』(ユナイト双児)ついにここまで来てしまいましたか、戻さん。って、知り合いじゃないんですが。高校の時、ガンダムのギャグパロに惚れて幾星霜。カっとんだ設定は相変わらずですが。それともぴくすさんが描いているんだろうか。
「なんにも考えないで読む約束』だったのに、読んだあとやっぱり考えてしまうのが、わたしのサガ(爆)。
色々考えたけど、整合性がないのでまだ書けない。この業界の人じゃないし。でもそのうち筆が滑って書いてしまうかも。『やおいから派生したアウトサイドストーリーとパロディの有用性、読者が作者に変身する瞬間について』とか。
(余談。自分に『やおいもしくはエロ系』が描けるか、と問えば、答えはNO。だって、このジャンルって、ある意味すごい技が必要だもんね。昔、短編やら挿絵やら描いて、挫折したし。淡泊だから(笑))
しかし、ゾンビやらやおいやら、まとめ読みするなんて、堪能ってより、一夜づけって雰囲気かもね。
今日も読みながら、だんだん誰がくっつこうが別れようが、どーでもいい気分になってくるし(笑)
9/4(金)
作画モードになろうと、昨日漫画を読みまくっていたのに、やっぱりミステリが恋しくなって、クイーンの『オランダ靴の謎』を読みはじめる。いつの間にこんな体になったのだ。
とは言え、ちゃんと仕事もする。今、肝心要のあたりなので、苦しんでいる。一番描きたかった話なのに、ポカしちゃシャレになんねえ。でも、精神状態が悪い。うつうつ。
『大英国展』で頼んだオールドローズパンフレット日本語版が届いた。英語が苦手なので、巻末の日本語対訳名が目当て。だってアルケミストなんてすごい『薔薇の名前』がすぐみつかるもんね。*Alchemist(錬金術師)どんな姿なのか想像してるだけで楽しい。ブラックジャックなんてのもある。蓼科高原のバラクライングリッシュガーデンって、行ってみたいな。そいで、実物見て、ひたすら香りをかぐ。
9/5(土)
取手へ行く。通信(FSUIRI@Nifty)の友達とオフ。内容はカニ食べに。裏の内容は、子温さんとみきさんがおつきあいを公表したので、『ネホリーナハホリーナ』オフ。(命名ゆうこさん)
これで、フォローなしでこの日記が書ける(笑)
ところで、みきさんのところには、既に同人関係の人から『結婚おめでとうメール』が届いているそうだ。源氏のお街さんが本で祝ったからだそうだが、でも結婚はまだです(笑)
けどゴールインしたら、いわゆるパソ婚ですわ。
茨城にある『メヒコ』というチェーン海産物レストランでカニ三昧の企画。しかも、ガラス越しにフラミンゴが見れると言う!フラミンゴ。生きてるフラミンゴ!
フラミンゴに釣られただろう、カワチ、と思う?そうなんだけど。
でも、なぜレストランにフラミンゴがいるんだろう。
その脈絡は?
取手の駅で集合したのは、チェシャ猫さん、タカムラさん、そして勿論みきさんと子温さん。その後かれんさん、ゆうこさんと合流し、メヒコ。
想像してたより、ずっとでかい店。しかもキレイ。店頭にフラミンゴ説明看板をみつけ、読む。
『この店には、チリフラミンコがいます』
…フラミンコ?
フラメンコみたいで可愛い。(誤植だって)
ガラス張りの中庭に面した予約席に向かうと、ガラスの向こうには早フラミンゴが見えてる。しかも群れてる!
2.3羽いるのを想像してたのに、15羽くらいいる。
嬉しすぎて、数えるの忘れた(爆)
カニコロッケさえ食べられればいいの、とジモティのかれんさんにオーダーを任せて、窓辺の席をブン取り、フラミンゴに見入る。
中庭は、中央にブッシュを作ってあり、ぐるりが浅いプールになっている。天井はすりガラス。ブッシュとプールの間には、土が敷き詰めてあり、フラミンゴはせっせとそこの土を嘴でつまみ、プールの水で漉している。フラミンゴは確かエビを食べると思ったんだが、それを探しているツモリなんだろうか。
フラミンゴはさておき、人間の方は、というと、終始無言。だって、カニ食べてんだもん。当り前だよね〜。ネホリーナハホリーナなんてできるはずはない。
ところでメニュー。グラタンとウニピラフは、あわびがはいっていたので食べられない。←アレルギー。カニコロッケはとにかく上手い。あと2つくらい、白いご飯で食べたい。カニピラフはすごい。ピラフの上に、カニの足や身が、カラのまま乗っている、というゴーカイなヤツです。あとは、ゆでたカニ(ズワイ?)を1匹半、全員でつつく。
食べる手間がかかったのはカニピラフ。だってでも、ピラフ自体には、全然身がはいってないの。んで、とった分のカニを全部ほぐして、ピラフにふりかけて食べたら「A型」と言われてしまいました。みんな、カニとピラフ、てんでバラバラに食べてるみたいだった。A型のせいかなあ。そうかなあ?そうやって食べたほうがおいしいと思うんだけど〜。
無言で食べていると、隣の中年10人くらいのテーブルから歓声が。どうやら誕生日会らしい。
『ハッピバースディむつこさーん』と合唱。拍手で〆た、と思ったら、幹事らしき人の声。
「じゃあ、2番!」『ハッピバースディまさはるさーん』
うわ。2人いる。きっつう。
ぱちぱちぱち。拍手と歓声。
「じゃあ、次3番!」
……?。
どういう集まりなんだろう?結局、お誕生日が3人いた隣席でした。
カニで満腹になった後は、BIG ECHOでカラオケ。セガカラじゃなかったので、ベルセルクがない。しょうがないので、DAMで
『2D or NOT2D』をチェシャさんと合唱。お経だよ、この歌。ゆうこさんの『ヘロン』で異様に盛り上がり、『スカボロフェア』を皆で合唱。(4声とか、そーゆーのナシ)3時間ほどうだうだ歌う。ここでも、根堀葉堀ナシ。
歌のあとは、近所のかれんさんちに、犬と猫を見に行く。
(まだつづく)
駅前に自転車を取りに行く。途中本屋に寄って、新創刊本を立ちよみ。確か『ハッカーマガジン』(白夜書房)ってタイトルだった。1500円なので買わなかったし、持ってると、そういうメにあっちゃいそうなので、やめた。怖いハナシがいっぱい載ってた。そういうの平気な何人かの作家のひとはどうぞ。帰って『救済の技法』を聞く。勇ましいキモチになろうとしたのだが、逆効果で、眠ってしまう。それからちょっとタンスの整理。
これでは1週間1イベント。用事が連日になると、こなせない。
仕事してない。
ま、いいか日曜だし。
24時ちょっと前に寝る。
9/7(月)
2時半にうなされて起きる。
旅先で、除光液を倒してしまって、誰一人知り合いのいない周囲に迷惑をかける夢。劇的ではないがリアルだった。うつうつ(;_;) んで、ここをアップしたりしている。
9/5の日記まだ終わってない上に、完璧じゃないですが、アップするす。先延ばしにすると、また先月中旬みたいになっちゃいそうだから。
●竹本さんのページ、新着コメント載せました。
思いっきりカニコロッケが食べたくなり、作る。カニ缶大と小を2缶も使う(ほぐし身だけど)。しかし、コロッケは労多くして、実のり少なし。時間かけて、がんばって作っても10個(かなり大きいけど)。ふと思いついて「クリームコロッケって、どうやって作るのか知ってる?」と母に聞いたら、
「ケーキ用のホイップ、金口で入れるんでしょ?」
と言う!
えええええええええ〜〜〜!?
「ホワイトソースじゃないの?」と反論したら、「なるほど」なんてうなずく。ああああああ〜。いままでの人生で、母に「クリームコロッケ作って」なんてねだらなくてよかった。
ダンチュウ、という雑誌が、タイミング良くコロッケ特集。クリームコロッケの作り方も載ってる。本屋に取り置きを頼む。やっぱ知りたいしね。
だるさの原因が、常用していたアレルギー系の薬の副作用にありそうだ。医者に相談して、その種の薬を少し飲まないでいることにする。
Macが変な音をたてている。今後、更新停止が一週間以上に及ぶようでしたら、マシントラブルで落ちていると思ってください。
以前の日記に書いたように、今『オランダ靴』を読んでいるのだが、昨日、二階堂さんから『人狼城の恐怖・第4部 完結編』(講談社ノベルス)をもらったので、我慢できず、そっちに浮気。でも、どっちも外国名な上に、弁護士という職業がひとつかぶっているだけで、バカなわたしはストーリーが混乱してくる。どっちも殺人事件だし。>あたりまえだって。
「ここは『オランダ靴』を終わらせてから…」と思っても、すぐ、あっちが気になって、両方交代で読むハメに。一番愚かな選択である。以前みたいに、1日に3冊読めたら悩まずにすんだのに、最近全然ダメなんである。
ま、読みたい本がいくつもあるというのは、幸せな状況なんだが。
二階堂さんのサイン会もあります。Nifty FSUIRI 20 #900 の二階堂さんの発言より情報を引用。
[二階堂黎人サイン会]
場所:東京 神田神保町 三省堂書店本店
日時:9月15日(火・敬老の日) 16:00〜17:00
対象本:「人狼城の恐怖 第4部完結編」講談社ノベルス
「名探偵・水乃サトルの大冒険」実業之日本社
備考:9月9日発売の「人狼城の恐怖 第4部完結編」か、9月14日発売の「名探偵・水乃サトルの大冒険」を購入すると(発売日からサイン会当日まで)、サイン会用の整理券もらえます。詳しくは、当該書店にお尋ねください。
今月はサイン会多いすね。19日はどこぞで京極さんのサイン会があるそうだし。(そちらの情報は知らないが(^_^;)塗仏関係?)
読書の秋だからかなあ。
午後はおとなしく仕事。
夜は黒澤明追悼番組『椿三十郎』を見る。いまさらだけど、面白い。各所にくすぐりがいっぱいあって。もっとシリアスな話かと思った。(いや、テーマはシリアスな話なんだけど)
わたしは、小さい頃から、見た夢をよく覚えているほうで、一番古い夢から3番目くらいの夢が、『モノクロの時代劇で、主人公は黒い着物の素浪人で、椿だけ真っ赤に染まってて、そんな風景の中で町娘を助けて、名も言わずに去り、ラストの荘厳な音楽と共に、画面いっぱい白抜きの
完 |
完 |
今日、なんちゅうか、徐々に脳の霧(?)が晴れてくるような気分を味わっている。昨日まで、歩くのしんどかったのに、今日はあんまり苦にならない。
あの薬だわ。やっぱ。
9/9(水)
元気だぞ。ははははははは。と言うわけで、見事に元気になりました。お騒がせしました。愚痴たれてめんご!!
夜半、急に元気になったので、NifのRORD7アクセスの挑戦して、ソフトもバリバリ落とすし、バリバリコマンドも替えるし、ついでにデスクトップパターンも明るいのにするし、仕事でもバリバリシナリオを切り直す(切り直し…(;_;))し!
でも、本を読む時間が減ってしまった…
まんままんがに新しいのをプラスしたいのだが、ネーム終わるまでおあずけ。
で、今日は、鞠夫の続編が載っている『メフィスト』の発売日。えーと、漫画じゃなくて、小説の方。もちろん我孫子さんのだよ。
昼に起きて、チャリで駅前にすっ飛んでいく。
何年この日を待ったことか!!!!
注文に行き違いがあって、書店に一冊しか届いてない。おじさんは、「この人はずっと買ってるからねえ」と、もうひとりの方をやたら優先したがっている。
いやだ。
わたしだって、『メフィスト』がただの『小説現代増刊』の頃から、ずっと注文してるじゃないかあああ。しかも、おじさんの本屋とは小5からのつきあいなのに。しかも、鞠夫なのに。
本屋と縁を切る覚悟で、奪い取る。ぐっすん。
(だって、他の本屋には置いてなかったんだもん)>うちの駅
世話になったな。サイン会もしてもらったこともあったけど、あばよ。
一刻も早く読みたいと思って奪ったけど、いざとなると読むのが怖い〜。
でも、読む。
バイナリで送ってもらおうかな〜、と思うほど読みたかったけど、きちんと我慢したんだもん。伊藤さんの挿絵も楽しみだったし。
…読んだ。
ああ〜。我孫子節は健在だった。安心した〜。でも、また新キャラが(^_^;)
関口さんはどうしたんだ、一体〜。
おむっちゃんは相変わらず邪悪だったし(そこが好き)、朝永さんは思いもかけず男らしかったし、鞠夫も元気だったし。でも鞠夫の出番が少なかったかな。事件もちょっとカンタンだったけど、これは、ウォーミングアップだよね、我孫子さん!(信頼の目)
しかし、ウチの『弥生』の弟も葉月だったが、おむっちゃん(睦月)の弟まで葉月とは。キャラがかぶる(笑)(嘘)
9/10(木)
シナリオをバリバリ切っていたら、とりあえず最後まで来た。うーん。やっぱり収まらん。終わりが違う感じになりそう。これで殆ど一日が終わる。あ、犬洗いもしたっけ。
夜、我孫子さんに感想の電話。カドカワノベルスの『人形は眠れない』が出た当初から、続編待ってたからな。奥付平成3年9月25日…。がーん。
苦節7年。
赤んぼが小学校あがっちゃいますがな。
講談社文庫版からでも、既に2年半。
永かった…しみじみ。
千織さんとは来月始めのSMAPのコンサートの打ち合わせ。わたしはオトモです。東京ドームのコンサートなんて生まれて始めて。アリーナも具体的に知らない(笑)だって、最初に行ったライブが、P−MODELだったんだもん。次が有頂天。その次がZELDA。大きいのでムーンライダーズだわね、もしや。