昔の日記

7/11〜7/20


7/11(土)

 そうでした。Koiさん9000番GETです。重ね重ねどうもありがとう。

 風先生の『日本一の男の魂2』を拝読。偽造男と裸で死にたくない男と忍者男と、お願い男のオチが好きです。

 そろそろ送らなまずいだろうと思って、編集部にネームをFAX。で、珍しく早寝。


7/12(日)

 涼し〜い!関東地方は、5月下旬から6月上旬の気温だって。
 湿疹はイッパツで治るし、下書きは進むし、散歩は楽だし、しゃーわせ。

 夜は、選挙番組一色。こんな時のタメにいままで聴かずにとっておいた『BERSERK−Forces』のシングルを回す。今までとっておいたのだ。凄すぎ。そう、わたしは好物を最後までとっておいて、食う女。(当然長女)ごめんなさい>ベルセルク しかし、このイントロは…(笑)イントロクイズで勝つ自信がない(笑)そして、師匠の歌まみれで仕事。ああ、しゃーわせ。


7/13(月)

 13(月)…になったばっかりです。
 TV見たら、自民、大負け。
 かなり、いい気味。
 ええ、勿論、わたしも投票行きましたよ。家の中でひたすら浮かれて訳じゃない(笑)。
 おとといの雨模様や、昨日の涼しさも影響してたんだろうけど、まあ、いいんじゃないでしょうか。皆、自発的に投票行ったってことには変わりないんだし。
 9年前の社会党の時を思い出しますが、その後も、連合やらなんやらあった割には、なんも変わりませんでしたね。今回はなんとかして欲しいです。(実はあんまり期待してないけど)
 それに橋本さんってさー。←イカリングマーク
 村山さんの時はそれでも、自分らで選んだって気がしてたんだが(ほんとは土井さんがよかったんだい)、橋本さんがうやむやのうちに首相になった時は『誰があんたにやって欲しいって言ったよ(~_~メ)』って、ムカついたもんな。(いやあ、ムカツクの正しい用法だね)
 早く、直接総理が選べるようにしてくれ。そしたらきっと、初回80%くらいは投票行くと思うな。(もの珍しいから)

 いままで、ちょっと幸せだったのは、殿の在任中@サミット。マフラーをダンディに巻いてくれたあの瞬間。「見て見て〜!うちの首相よ〜」って、生まれて始めて誇らしげなキモチになりました。今思い出してもうっとりします。
 所詮、その位のもんなのよね。
 傀儡でもいいから、サミットの時だけ、殿、戻ってきてくんないかな。って、もう辞めてるって(笑)

 仕事はまあまあ。ニュース見てたら、眠ってしまった(爆)

●竹本さんのコメント、更新。牧場くんのモデルとご対面〜。


7/14(火)

 昨晩、実はすっごい早寝。だって21時就寝だもん。一昨日に輪をかけた寒さ(20℃)で腰痛に。奢れるものの久しからず。仕事立てば腰が立たず(笑)背中にホカロン3つも貼ってるし。じりじり。おかげで、海水浴の夢を見てしまった。しかも、一度も海に浸かれず、まごまごしているうちに日が暮れてしまう(;_;)という、とってもわかりやすい夢でした。

 朝起きてみると、気温平年並み。これもよきかな。また師匠三昧しようっと。

 今日は母の誕生日。しかも『毎日書道展』とやらに入選して、上野の展覧会に出かけていく。なんか晴れがましくてよろしいような。書道のことは皆目見当がつかないのだが、始めて3年で入選というのは、いいことなんだろうな。凝り性なので、日がな1日書いているが。
 それにしてもどこにも口さがない人はいるもんで、書道教室の中で「コネがないと入選できないっていうしィ」と聞こえよがしに言われて、非常にイカリングだったそうだ。ほっとけ、そんなヤツ。きっと、小学校の頃から、そーゆー風だったに違いないんだから。(類型的悪役って風なので、かえって滑稽(笑))
 「いうしィ」って、しかしそのおばちゃんは中坊かいな。

 なんとなく机を探っていたら、大昔のりぼんのふろく、しかも『内田喜美のタロットカード』がでてきてしまった! もちろん使ってあるが、破けてないし、数もそろってるし、自分的には十分美品。嬉しい。これで5年生から高1くらいまでつけ続けた『りぼん全作家作品リスト帳』が見つかればカンペキなんだが。(無論、年代をさかのぼった調査をしてリスト化してある)ワタシって、どこに出しても恥ずかしくないオタク。ふふふ。


7/15(水)

 ふう、よく下書きした!と思って数えると、3日でまだ14枚。50枚中14枚〜? やっぱり遅い(;_;) 深夜、痛み止めと睡眠薬と安定剤飲んで、ふて寝。

 で、今日は本当にえりちゃんの来る日(汗)いやはや(笑)えりちゃんがいる間に下書き終わるだろうか。(反語。いやムリだ)でも連載中は、えりちゃんが来る日にネーム終わってたりしたんだもんな。まだマシか。しかも、原稿用紙に直接ネーム切ってたり。みなさんはマネしちゃいけません。って、みなさんってダレだよ。あ、そろそろ壊れてきてますね。今月下旬の日記がどうなるか不安です。

●竹本さんのページ、壁紙を替えてみました。SMACさんとこのです。碁盤に見えなくもない、というタイプ。文字が見えにくかったりしたら、教えてください。
●他も壁紙を貼ってみたりしたページがあります。


7/16(木)

 15日中に進んだのは5枚。実況報告していると情けなさ倍増。

 休憩時間に、えりちゃんの前で『YAKATA』の実演。クリアするまでは精神的余裕がなくて行けなかった『人形館』のありすの部屋に、セーブデーターで再チャレンジ。B面の綾辻さんの歌をようやく聞く。うーむ。やっぱ、聴かせる。ついでにリンタローとタケマルの部屋に寄り、しゃべりを聞く。簡単にウケてくれるので、見せ甲斐がある。指摘されて気がついたのだが、あのタケマルは、ヘルメットかぶっているようにも見える。おまけの秘宝館でモンスター図鑑を解説。

 んで16日中に進んだ枚数は…うう…数えたくない。


7/17(金)

 起きてアクセスしたら9696踏んでしまった。上下逆さから見ても同じ。クロクロ。ややかわいい。

 スーパーえりちゃんは、50枚の中の殆どの背景にペンまで入れて、帰っていきました。わたしの下書きは、あと…。(^_^;)

 リニューアルした『きららセーズ』が届いた。キャッチが『ちょっぴりHな恋コミック』になっていて驚く。ずいぶん思いきったことを(^_^;)。極端だよなあ。いまさらながらに気がついたけど、新連載のいしだわかこさんて、ギャグの有栖川本を作っていた、あの人だろうか。フリートークで本格系のミステリ好きって書いてあるし(笑)


7/18(土)

 まあ早い、今月も月設置日の18日じゃん、と、ちょっと思い立って、日記にカウンタをつけてみる。はんぱだけど1日だけ。でも土曜日だから、いつもと客層?がちがうかも。

 よそのHPで『記念すべき番号をとった人になんかあげます』ってやってるのを見たことがあったような記憶があるけど(すげーあやふや)、一体なにをあげたんだろう。メールアドレスしかわからない人にあげるものって、思いつかないなあ。添付書類かなんかで、でも送るのかな。それとも、ポエムとか。短編小説書いて捧げるとか。そういえば、ポストペットには『プレゼント機能』なんてないのだろうか。やってないのでわかんないけど。を歌ったり、代わりにちゅうしたり。あったら楽しそうだ。
 うちでは、なんにも出ませんけど、10000番とった方は、お知らせくださいね。

 15日の朝からとまらなかったくしゃみ鼻水鼻づまりがおさまり、熱もひく。ふう。やっぱ気温は平年並がいいってこと? 体調さえ整ってれば、涼しい方が、原稿がふやけなくていいんだけどなあ。とりあえず1日中下書き。日曜の晩に終れば、ばんばんざい。終わりそうな気もし、終わらなさそうな気もする。それでいいのか〜。>オレ

 電話したら、スタッフのさわちゃん(今年、ミステリというか、綾辻作品に染まり立て)がYAKATAプレイ中らしい。人形館までたどり着いている。攻略本がなくても、行ける人は行けるってことなのかな〜。「面白い」と言っているし、濃いミステリ読者でなくても、楽しめるんだなあと安心した。(なぜ、わたしが安心するのだ(笑))


7/19(日)深夜ちゅうか明け方 あ、もう5時じゃん(;_;)

 眠りたいのに、全然眠れません。机の前だと眠れるんだけど。リクライニングの椅子じゃないので、そのまま眠るわけにはいきませんのだ。布団に入っていると、最近あった悔しいことや怒ったことや自己嫌悪が、どこかわたしの体じゃないとこから沸き上がってきて、ぎゅーっと体温が上がってしまうのでした。よくあるでしょ?こんなことって。

 ところで、これはそんな『悔しいこと』の範囲にはいるものでもなく、それよりは『怒る気にもならないこと』なんですが。どっちかって言うと、ついでの話題かも。

 昨日『半熟探偵団3』の見本が届きました。背表紙の作者名の色がヘンって伝えたのに、直ってない〜。前任担当者は会社を辞めたようだし、いまさら言ってもしょうがない。いっそ1巻増刷の刷り色がオカシイと気づいた時点で、真っ白に変更してもらえばよかった。…とかも、全部アフターフェスティバル。

 とは言え、皆さん、買ってくださいね〜。見つけにくいかもしんないけど。発売日は7/24です。(;_;) 今回、自信があるのは、見事のじっちゃんの15才のみぎりの上半身裸体です。(おいおい)

●牧場智久後援会の春香さんがHPを開いたので、リンクを張りました。『リンクの部屋』か『竹本さんのコーナー』からどうぞ。


7/19(日)←本物

 今朝、ぐうるりとネットサーフィンしてて、はっとしたが、18日の日記で、『記念すべき番号をとった人になんかあげます』やってるトコあるぞ、と言ってたのは、友達のKinki・HPでした(爆)一旦リンク張ったけど、なにげに行った人がキリ番踏んだら申し訳ないので、解除しましたここんとこ、HP開設ラッシュなので、入交社長
 ごめんにゃ。直接聞けばいいんだ。で、何あげるの?(全然直接じゃないじゃん)

 午後、TVで『ブラックジャック』を観る。予告編を一緒に見たえりちゃんは「原作のあの絵が好きなのにい」とお怒りだったが、わたしは、杉野昭夫で全然OK! ブラックジャックさま、やっぱり素敵〜。。(←Macでしか見えない『はあと』マークを使ってみました)『あしたのジョー2』『エースをねらえ』以来、久しぶりに『水関係』が光る光る透過光、見ちゃいましたよ。まあ、杉野さんの絵はシリアス過ぎる部分はあるかもね。アッチョンブリケやヒョウタンツギギャグが出ないし。でもいいの。色男だから。やあ、見ながら仕事してると、下書きに力がこもるねえ。
 欲を言えば、ピノコの声は、NHK教育で『ミッフィーちゃん』の声やってる彩ちゃんがいいんですけど。ロリコン過ぎますか?

 夜は『神々の詩』のロシア抑留生活の絵を見て、没入し、いつもは見ない『知ってるつもり』を”志村喬さま”なので見て、胸をうたれ、ついでにうっかり『おしゃれカンケイ』の木村佳乃を見て、腹を立てる。イヤ、彼女がキライな訳ではないんだが、このラインナップの後じゃ、誰のトーク番組見ても、腹が立つわな。

 下書きは終んなかったものの、まあまあいい感じ。


7/20(月)

 同じくらいのキャリアの、他の漫画屋さんのことは知らないんだが、わたしは未だに、人の顔を描くとき、自分の表情も一緒に変わる。
 お恥ずかしい話だが。
 しかめっ面には眉根を寄せて、笑顔には口が開く。
 漫画絵を描いたことのある人は、たいがい経験済みのことと思う。
 中には、授業中、ストーリーを考えていただけで、表情がコロコロ変わって、トナリの席の子の気味悪がられたり。そーゆー人は、漫画家になったり、同人やったり、深みにはまってしまったことだろう。
 ここんとこずっと、というより何年も、下書きには既にスタッフがはいっていたので、かなり我慢して普通のカオして描いていた。つうか、人が同じ部屋にいると、画面に入り込めないのね。
 今回、久しぶりにひとりでクライマックスのシーンを下書きしていて、「自分は漫画描く中で、このところが好きなんだな」と自覚した。キャラにはいりこんで、同調して絵を描くとこ。
 思い入れのないキャラには、はいりこめないし、思い入れがあっても、時間がなくてはいりこむテンションまで持って行けないこともある。ある種のタイプの人からは、プロ意識に欠けるように思われるかもしれないけど、実際そうなんだから、仕方ない。
 鞠夫シリーズには、気を使っている。ずっとイメージしてきた、描きたかった表情が沢山あるからだ。その箇所は、原作に書いてあった場所でもあるし、なかった場所でもある。具体的なイメージがなくても、白い原稿用紙をいつもより時間をかけて眺めていると、見えてくることもある。結果的に『フォルムがかっこいい』絵にならないこともある。無論わたしのデッサン力が不足しているからだが、それでも、『イメージ』に近ければよし、と思うことにしている。
 何をやるにも人より遅いし、しかもピントがぼけているわたしなので、自分で売り込んでいくこの仕事にはつくづく向いていない、と思う時がほとんどだ。でも、こんな風に『入り込める一瞬』があるから、いままで続けてきたんだろうな、という気はする。

 ただ、『入り込む瞬間』が仕事に限定されているのだったらいいのだが、本を読んでいたり、ニュースを見たりしている時に、予期せず入り込んで、恥ずかしい思いをすることがある。登場人物にあわせて百面相になるのである。以前、災害のニュースが流れた時、知らないうちに口が勝手にアテレコしていて、スタッフに笑われたことがある。土砂崩れの救出場面で、駆け寄る近所の人にあわせて『大丈夫ですか』と言い、担架に乗っている人の動きにあわせて『ヘーキヘーキ』と言っていたらしいんである。らしい、と言うのは、自分では気づかなかったからだ(汗)
 本読んでいる時に、まるで演劇のように自分の表情が変わっているのを意識して、唖然とすることがある。最近では『水妖』の中の『水中のモーツァルト』。思わず鏡を見たら、普段では絶対しないであろう顔をしてやんの。でもどこで変わったかは、内緒。
 だから、車中で読む本はできれば、新書やブルーバックスの類にすることにしている。
 ところが不思議と、他人の漫画を読む時に、そういった経験はないんだな、何故か。


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