昔の日記

3/11〜3/20


3/11

〜〜〜―――― ツー― ←脳波

しばらくお待ちください。


3/12

仕上がり分22枚。残りは大方半分はトーンが貼ってあるから…いやしかし、真っ白いところもある。うーん。

と言うのが昨日午前0時の状態だったが、なんとかなった。お昼の12時。細かい後始末(コピーとったりとかトレペ貼ったりとか)がいろいろあったので、13時よりは30分遅れたが。

ふー…

終った!!

思いっきり、寝てやる寝てやる寝てやる!!


3/13

寝てやるといいつつ、昨晩は半睡状態で、千織さんと長電話していたのだった(爆)
内容はスキーの日々の反芻
反芻してみて思ったけど、わたし、自分と自分の仕事以外のことって、かなり根掘り葉掘り覚えてるわ。

13日いっぱいも、仕事中ご無沙汰していたプライベート関係の連絡で電話しまくり。
犬の散歩も一週間ぶりなので、トトがはしゃぎ狂う。ハトヤの大漁苑状態である。びちびち。
仕事の間は母がやってくれているのに、何故こんなにはしゃぐ?
嬉しいのか、そうか。でも時間がかかってしまった。
郵便物に目を通しているうちに、夕方。
たまったNifのログを読みながら、やっぱり電話しているうちに夜もしんしんふけてしまった…。
うーん、今日やり残したことが山ほどある〜。


3/14

9時に起き、朝食も食べずにNifのREつけと、一部のメールの返事書き。
終ったのが13時。よ…よじかん?

一息ついて、庭を見ると、ぽかぽか陽気らしく、コロがうたた寝しているのが見える。その向こうのトトは、というと…

ああっ!また仰向けでねてる!!

太田忠司さんとこのかわいこちゃんパフも仰向けで寝るそうだが、あちらは内犬。外犬のトトが仰向けで寝るか!緊張感ゼロだぞ!
ちょうちょうのように広がったタレミミが、風に吹かれて、もちあがったり落ちたりしている。口がむにゅむにゅ動く。うーん、ツボ押しまくり
証拠写真を撮ろうと思って立ち上がった時、気配を感じたらしく、目を覚まし、飛んでこられてしまった。ちっ。

午後はひさしぶりにお買い物。
日差しがまぶしい!!溶ける!!
先日の原稿渡しでも、駅前まで出たのだが、雨天であった。昨日も薄曇り。ゆうに2週間ぶりの太陽である。

大物は明日に回しておいて、今日の目的は安物買い
ファッションセンターしまむら(笑)にて、890円のカットソーなど3点だぞ。えっへん。
そして、変わった物買い
セブンイレブンに行って、まず清涼飲料水。気になっていた『オー・プラス』と…なんじゃこりゃ、『カルピスクリア』?そんなん知らんぞ。わしだけかも知らんけど。
あと、スナックのとこでみつけたのが、『キャベツ太郎』

…『キャベツ太郎』こいつあ結構ヘンです。
このネーミングだけ聞いて、なに想像します?原材料にキャベツはいってると思うでしょう?
コーン・うるち米・コーンサラダ油・ソース・調味料…
はいっとりゃせん。
明治の『カール』ってあるでしょう?そんな種類のスナックで『たこやき味』とかなってるヤツも良くみかけるでしょう?包装紙に印刷してあるのは、そんな丸い形状で、青のりがふってある写真。そしてその下にはあまりにも当然のように『ソース味』。
うーん。どの角度から見ても、たこやきっぽいんだけど、どういう点でキャベツなのだろう?丸いからか?そしてソースはカツについているキャベツにソースをかけるからか?でもカツのつけあわせには、キャベツ丸ごとついてこんしなあ。
たこやきスナック型写真の横には、イラストがついている。これはよくある。えびっぷりいかっぷりなどの絵はかわいい。ハンカチにしたいくらい。
『キャベツ太郎』ではカエルだ。
キャベツ=カエル?
みみみ…どちらも緑?
だが、彼はアメリカンポリスかSOKかというような扮装をしている。なぜなぜなぜ。
連想ゲーム中断。

ここでパック裏の文章を引用しよう。こういうのに著作権はあるのだろうか。ちょっとドキドキ。

 『こんにちは。この度はキャベツ太郎をお買い上げいただき有難う。
  わたし「キャベツ太郎」は上質なとうもろこしを使用し、
  ソース、調味料混ぜ、口あたりのよいかるーいスナック菓子です。
  もりもり食べてもりもり勉強しよう。
  通信簿に関係なくおいしいョ!!』(原文まま)

もはや、なにも語るまい。
製造者は『株式会社 菓道
菓子の道…うーむ、奥が深い。

…総括してみると、いかめしいのか馴れ馴れしいのか、よくわからん。

忘れてましたが、『カルピスクリア』は激まずです。長年のカルピスファンとしては、こんなのカルピスって言っちゃいかーん、て感じ!だって、ケチって薄めたカルピスそのまんまじゃん。『オー・プラス』は思ったよりおいしかったです。けどこの系統のマイベストは『桃の天然水』かな。
え?『キャベツ太郎』はまだ食ってません(笑)

人名辞典・物名辞典足しました。少しね。


3/15

今日はスタジオ・シェスタ、竹本健治さんの漫画の手伝い。いつもなら誰かと一緒にいくのだが、久しぶりで進行状況がわからないため、ひとりで行く。

行きの電車、となりの駅で190センチくらいあるニィちゃんが乗ってくる。この冬良く見かける、ニットの帽子かぶりーの、濃いサングラスしーののニィちゃんである。歳は20ちょいと見た。真っ赤なパーカーを着ている。
真ん中のロゴは白い。文字は日本語で、

シャア専用。


なるほど、最近リバイバルで一作めが見られてるようなハナシを聞いたが、やっぱりそうなのか。この歳でシャア専用と言う意味がすんなり飲み込めてしまうアタリ、わたしはりっぱなオタクのオトナである。
ところがどうやら、このパーカーは初お目見え物らしく、連れの女の子にシャア専用の説明をしている。
まあわかると思うけど、シャア専用というのは、アニメ機動戦士ガンダムの敵役シャア・アズナブル少佐が乗っていた、赤いモビルスーツ・ザクのことである。基本的にザクはオリーブ色なので、そのヘンにめだって、しかもどうやら強かったらしいシャア専用のモビルスーツは赤い彗星と呼ばれ主人公アムロ(少年である)が属する連合軍に恐れられていたわけである。もちろん、赤いザクの真ん中に『シャア専用』と書いてあったわけではない。講釈おわり。
ニィちゃんが言う。
「コレさー、迷彩のヤツもあんだよね」
耳をそばだてるわし。
「真ん中の文字はさ」
ごとんごとん。
「なんだよな」
連れの女の子「へー」
「へー」じゃない、「へー」じゃ!! 列車が揺れて聞こえなかったぞ!わしのがもっと驚いてやったのに。なんなんだ、ドズルか?ジャブローか?ミノフスキー粒子か!?
それはそうと、目の前のニィちゃんはシャアが少佐だった時と同じ年ごろである。やっぱこの歳のヒトに、一都市の命運を握られるなんてイヤだよな。

で、スタジオシェスタ。
20代最初とおぼしきお手伝い人の女の子が、既にひとりきている。一服もせんとサクサク原稿の確認にはいるわし。すっかりお仕事モード。
116枚ペンがはいっているが、下書きは2〜3枚。お手伝い人が多すぎて、追いつかれている模様。自分だったらそんな状況は死んでもヤだけど、竹本さんがいいっつうならそれでいいっす(汗)
原稿には、なるほど島田荘司さんのマルチーズもいるし、津原泰水さんのラヂカルな時計もある。綾辻さん、京極さん用に残してあるモブはあいかわらず空白のまま。
やはり、原稿を持って、京極邸に遊びに行くしかないのでは。
途中もうひとりの子が来たり、桃井くんコースターを運んで3人の男性が来たりしたが、お仕事モードなので細部は覚えていません。ごめんなさい。ぺこり。
この頃、光文社・女性自身に連載中の『風祭りの坂で』に関するある事実が発覚したが、竹本さんに「書かないで」と言われたので、書かないことにする。でも聞いたらきっと驚きますよ、喜国さん。電話でもしてください。
黙々と作業したわたしだが、デニーズで夕食を食べる時は、先般のスキー話で炸裂してしまった。どう言う切り口で行っても、結局アビコ話でオチがついてしまう。
竹本さん「しょうがないんじゃないの?ウケるのがわかってるネタだし。我孫子くん自分のおもしろさ気づいてないし」
まったくです。
「ぼくの生活信条は武士道」話(詳細は省く)を告げ口していて思ったのだが、デビュー前の我孫子さんが、この信条を、島田さんに語ったことがないとすれば、名付け親島田さんは、知らんうちにすっげー彼の性格を見抜いていたことになりますね。武士道の武は武丸の武。

仕事場に戻り、しばらく作業してから、一服。竹本さんの徒歩武勇伝を聞く。2時間3時間は当り前、終電後6時間歩いて家まで帰ったこともあるらしい。竹本さんにも、結構名前の言霊が宿っている。『健』。地図を見ただけで、初めての場所から帰ってしまうと言う。方向音痴でない人はいいなあ。


3/16

帰ってから、あちこち電話したり、小説家・竹本健治氏 牧場智久漫画 進行状況報告のコーナー更新したりしていたら、寝たのが午前3時になってしまった。
なのに、明け方悪寒がして目が醒める。すっかり風邪ひいたんだと思ったら、どうやら非常な冷え込みの朝だったんだということが、後に判明。我慢しないで暖房いれればよかった。(しくしく)

でも7時に目が起きちゃったので、明日からの旅のための荷造り。そして犬3匹の散歩。書類の整理。で、またたく間に一日が終ってしまった…
メールのお返事、書き切れませんでした。帰ってから続けますので、見捨てないで待っててくださいまし。>くださった方

と言う訳で、4日ほど留守にします。


3/17

東京駅で、すばるのC塚さんと待ち合わせ。新幹線に乗る。
しゃべっている間にあっと言う間に京都。
このパターンは先月と一緒だぞ、と言う感じで、これから我孫子さんちの新築のお家、自称『ぽて館』に行くのである。
わたしの新築祝は、千織さんのリクエストにより、気圧計のついた気温・湿度計。
なんでも、台風に遭遇したとき、気圧がぐんぐん下がっていく様を、数字で確認するのが夢だったそうだ。

我孫子さんに、JR花園駅まで迎えに来てもらい、自家用車で40分程、『ぽて館』に着く。
天然木手作り、という雰囲気の可愛いお家。玄関を入ったところで、ぷーんとする、木のいい香り。ああ、しあわせ。
京極家訪問に引き続き、C塚さんのタマシイにハウジングの炎がゆらめく瞬間に立ち合う(笑)

玄関から、リビングに一歩踏みこむ。
天然塗料なので、新築にありがちな、鼻にツンとくる匂いが全然ない。
うわーい、会いたかったぜ。薪ストーブ!!
木をくべるとこを、じーっと覗き込んで時間がすぎてしまうC塚さんとわし。
あとから思ったけど、いろいろ写真撮らせてもらうなら、この時間からだった。
期を逸してしまい、わざわざ持ってったカメラは、4日におよぶ滞在中、全然活躍しなかった。薪ストーブで毒気を抜かれてしまったとしか思えん。

5時くらいに京都メンバーが車で到着。綾辻さん、小野不由美さん、法月さん、お嫁さん(名前を書いていいのかどうかわからないので、この呼称で代用)、麻耶さん。
初めて会うお嫁さんは、ちょっと童顔で、唇が色っぽい印象(オヤジかわしは)。
非常な猫好きらしく、ぽてをオトそうとかなりの努力をしている。

まず、綾辻さんが持って来た、4月発売予定の新本格RPG『YAKATA』(プレステ)のポスターを見せてもらう。虚空に浮かぶ石像のような天使が、ゆるく胸を抱え、はるか下方の館を眺めているような構図。綺麗っす。

勢ぞろいしたところで、近所のいのしし鍋(ぼたんなべ)のお店へ。
ここの親父さんのキャラクターがなかなか強烈だったのだが、詳しいことは省くっす。このメンツは『学校の先生』と思われてました。あと『同窓会』とか。
「この味は、日本のどこにもない!」と親父さんが鼻息を荒くしていた鍋の汁はなるほど、日本の味というよりはタイ風でした。でも、締めのぞうすいが不思議と和風おじや的なのが、面白かったなあ。個人的には、それをお腹いっぱい食べたかった。
鹿刺とあまごもおいしかった。でも、京都のお料理って、ほんとに山椒が多いんね。
2時間半ほどいて、ようやく、「この店は客がいなくなった時が、閉店なんだ!」と気づき、ふたたび我孫子宅へ。

京都メンバーが多いと、我孫子さんはあんまり暴走しないようだ。まあ、しょっちゅう話してるからでしょう。
いや、してたか?暴走。お酒飲んでたしなあ。わたしが聞いてなかっただけか?
わたしは、ソファに座っているメンバーから離れ、テーブルにて小野さん千織さんととりとめのない話。
綾辻さんもハウジングしたくなっている模様。
「でも綾辻さんが家建てるとなると、やっぱり、仕掛け付き建築が期待されちゃうんだろうなあ」とは小野さんの弁。
それはそうでしょう(笑)そして綾辻さんはそういう期待に答えたくなってしまう人だ(催眠学習的きめつけ)。
時々、お嫁さんC塚さん、最後に綾辻さんと入れ替わりながら、こないだ見た夢の話やドラマなんつーチョイスで12時過ぎまで。
深夜、綾辻さんたちは車で山道を帰宅。
C塚さんとわたしはそのままお泊まり。


3/18

今日は千織さんの車で、京都市内まで出る。
わたしの古くからの友人で、最近は千織さんとも遊んでいる友達ふたりと待ち合わせ。
これから、改めて法月さん麻耶さんと打ち合わせと言うC塚さんと駅で別れ、別の場所で、急遽休みをとってしまった市内在住のマーミと会い、まずうどん屋で昼食。ずっと体調が思わしくなかった彼女だが、最近よくなってきたみたいで、めでたい。
食後は、わたしのリクエストにより、マールブランシュ。
ベイクドアラスカ、と言う『燃やすアイスクリーム』があるというケーキ屋さんだ。どうやら有名なとこだったみたい。
ガイドブックに『ワゴンでお持ちします』なんて不吉なことが書いてあったのは、判っていたのだが…
オーダーして、ずいぶん待たせるなあ、なんて思い始めた頃、厨房の方からガラガラとワゴンが近づいてくる。押しているのは、満面の笑みをたたえた店長。
当然のように、うちのテーブルの横に、きゅっとつく。
もしや。
「これから、ベイクドアラスカを作らせていただきます」
…実演販売…
酒瓶を耳のそばまで持ち上げ、「こちらキルシュでございます。アルコール度数××%のさくらんぼのお酒で、これから火にかけ、アルコール分をとばします」
男性の、みごとなエレベーターガールしゃべりである。
昨日のいのしし屋のおっちゃんもそうなのだが、料理の説明をされつつ食う、と言うのは、わたしにとってはとっても恥ずかしいことなんだ。「だれもみちゃいねーよ」と言うことが理屈ではわかっていても、今回のケースなんか火のついているアイスクリームを見るうちに、最後わたしの前に着地するとこまで、周囲に見届けられるんでしょう。「だれもこっちを見るんじゃねえええ」と暴れたいキモチになるんす。
食い物はひそかに食べたい。元々食が細くて、家やら学校やらで、「残さず食い終ってるかどうか」監視される人生を送ってきた当方としては、成人してまで人に食の関する情報を確認されるなんて冗談じゃねえという気分。グルメ関係のレポーターなんて、宇宙の彼方の遠い存在に思える。

で、こんな恥ずかしい思いをして届いたベイクドアラスカでしたが。
いや、おいしかったですけど。
キルシュのアルコール分が飛び切ってなかったのは、結構驚いたけど。
酒のみのわたしはともかくとして、一さじづつ試食した千織さんとマーミが火ィ吹いてましたけど(笑)
無言で実演してもらえたら、もっとよかった。
ちなみに1400円。

食べ終ったのち、新宿の古本市でみつけたマーミの探索本を渡す。あべりつこさんという漫画家さんのコミックスを探しているのだ。今回みつけたのは『ノンノンプラス3』この方は今見ても、かっちりしたデッサンをとっているので読みやすい。表題作には千織さんにも心当たりがあったようで、そこから漫画話。本命は『ひっこめ全ガキ連』つーのらしいんだけど、コミックスになっているのかどうか不明ということらしい。引き続き探索続行。

5時半。
時計見て驚く。もうひとり枚方から来るアキとの待ち合わせ時間。なんですわ、既に。場所はここから車で30分のとこ。ごめんアキ。漫画の話はやっぱ鬼門でした。
遅れて着くこと35分。ごめんごめん。こっちが悪かった。
車に長時間乗れないマーミは行けないが、アキは今晩一緒に千織さんちに泊まるので、とりあえず買い出し。お酒です。ワイン・ビール・チューハイその他。ちょっと多くても我孫子さんが飲んでくれるっしょう。
そして海鮮市場『』(はあ、名前忘れた)で夕食。
メニュー見た瞬間、『豪快北海大漁上寿司』みたいな言葉が目に飛び込んでくる。
即断即決。コレでいいや。
お手洗い行って戻ってくると、まだ選んでいるほかのお嬢さんたち。
キミら日が暮れるぞ!って、もう暮れてるけど。
20分くらいかかって決めたら、もうウェイターが来やしない(笑)
そんで、だらだらと会話。今教習所に通っている最中のアキの苦心話など。料理頼んで届いてもだらだら会話で9時。
我孫子さんの夕食がお預けになっているので、腰をあげることにする。

我孫子家帰宅。ノベルスの『Jの神話』読んでた模様。早速夕食とおつまみの準備。キッチンからふと見ると、アキと我孫子さんはゲームの話で熱くなっている。
用意できあがって、おもむろに酒盛り。
チュンソフトの『街』のおまけゲーム『青ムシ抄』を見せてくれる。青ムシというのはオタク高校生のアダ名。随所にあるアニメのパロディは面白かったけど、彼のキャラクターはやっぱりちょっと遠慮したい(にが笑)
画面に出てくるパロディから飛び火して、ついなつかしのアニメの話になってしまう。ついに我孫子さんから『オタク』よばわりされる。オタクなのは認めるけど、オタクキングの我孫子さんから言われるのは不本意。

そのうちアキが『RIVEN』をやりたいと言い出す。前作にあたる『MYST』をやっていたので、TVの前に転がっていたソフトが気になっていたらしい。
画面オープンにした途端、はまり込む。『MYST』の噂は聞いていたけど、こんなに綺麗だとは。
よってたかっていじくりまわしてたら、あっと言う間に午前5時。
やっぱ、ゲームは魔のキカイですわ。

でも、アキさ〜、「なんか、最近考えるとこあって。久しぶりにじっくり話そうね」なんて、誓いあってなかったか?わしら。
うーん。まあ、楽しかったからいいけど。


3/19

12時にもそもそ起き出すと、アキも目が醒めたみたい。
しばらくふたりで話していたら、昨日はまりこんだ『RIVEN』で、まだ穴があったことを思いだし、家主が目覚める前からゲーム(笑)。鬼畜。
千織さん我孫子さんも起きてきたが、皆でご飯も食べずに没頭。
無言のアプローチに、全然反応してこない女性陣を見限り、しょうがなく自分で朝飯をこしらえる我孫子さん。すんません、武士道の人なのに。行く手をトドのように遮るわしらを許してね。
夕方、帰って中国語の復習をするというアキを送って、また市内。
今晩の我孫子家は、おこのみ焼かたこ焼というのを聞いて、猿のようにはしゃぐわたし。
関西の家庭料理としてのこれらは、ずっと憧れだったんである。
「でも、おこのみ焼は関東でも作るけど、たこ焼の鉄板って家にないから、たこ焼がいい〜」と夢見るモードにはいる。たこ焼に決定してもらって、必要なものを買い物。

んで、10時から3人で、たこ焼用鉄板を囲む。
我孫子さんにはたこ焼に一家言あるらしい。なんかこれは楽しい。ベイクドアラスカやぼたん鍋屋が嫌な自分と矛盾しているとは思う(笑)
「外はカリカリ、中がとろり」で作ったたこ焼。
ついに食べる。
おいしいよー。えーん、しあわせだよお。
考えてみれば、東京のたこ焼だと、自分で焼かないから、最後は冷たくなってから食べなきゃなんないんだよねえ。考えたら、それもつらいよねえ。
我孫子さんはひっくり返すのがうまい。わたしも習う。わが家でたこ焼が焼かれる日も近いであろう。
関東で食べてるもちもち食感のものは、こちらではためらわず『失敗作』と呼ぶ。
千織さんは、失敗したやつを我孫子さんの皿に盛る。
「はい、これあげる。わたしの愛。おいしいよ」
前の方はともかく、一番最後のとこは大嘘だな(笑)

途中、中休みとしてバイオハザード2なんかやるあたり。
油のはねる音と、強風注意報の夜のざわめきが混じりあったバイハザは、なかなかエグかったなあ。いや、混ざってなくてもエグかったけどね。
怖がりのわたしとしては、「ぎゃー」なんて叫んだらどうしよう、なんてやる前から恐ろしかったのだが、とりあえずはそんなことはなかった。
我孫子さんにずっとコントローラー持っててもらったおかげだと思うけど。
ゲーマーの千織さんでさえ「怖くて自分ではやらん」って言ってるもんなあ。

午前3時までかけて、3人でトータル120個のたこ焼を制覇する。(ケタは間違ってません)
ばんざーい、ばんざーい。

それから、Nifty推理フォーラムの『鞠夫続編対策委員会』で開くオフの相談。昼間買ってきたグルメブック見ながら、店の場所聞いたり、ゴールデンウィーク前後の京都の宿泊交通情報なんか仕入れたりした。こりゃゴールデンウィーク使うのはやっぱ無謀くんだわな。ホントは昨日、観光関係の仕事をしているマーミに相談にのってもらうつもりだったのが、多岐に渡る話していたら時間がなくなったのだ(爆)
鞠夫の名前の由来になった『マリコージ』という軽食屋さんの詳しい様子も聞く。

ぽての体調、ちょっと悪し。家の中に他人が混ざってたせいかなあ。
ママとっちゃって、ゴメン、ぽて。


3/20

しばらくぶりに、夢もみないで寝る。途中起きたりもせず。
人様の家でこんなにくつろぐとわ(汗)
またもや家主より早く起きて、『RIVEN』のパッケージを眺めているわし。
やばいなあ、買ってしまうかも。
まあ『YAKATA』の為のプレステハードは買うつもりだったし、いいか。
今、『RIVEN』をやり始めてしまうと、今日おいとまする予定がどうにかなってしまいそうなので、『グランツーリスモ』をやる。4位までいったぜ。

ぽて、今日は吐いてないみたい。ごめんね、ぽて。うちにも去年まで、キミのように甘ったれのセキセイインコがいたから、キモチはよくわかるよ。早く良くなっておくれ。

帰り支度をすませ、3人で市内へ。途中、道沿いに「うちの子に限ってと思うな親心」なんつう看板をみつけ、「道路沿いに置いて効果のあるカンバンと効果ないカンバンがあるんじゃないか」という話をする。だって「スピード落とせ」は明らかに効果あると思うけど、「誘惑に負けない高瀬の子」なんかは学校の前に置くより、誘惑的な場所(どこやねん)に置いたほうがいいと思うんだよねえ。
同意見のわしらふたりに、我孫子さんは「置いてあったのを思い出す機会もあると思うけど」と言う。親子喧嘩の最中に「うちの子に、限ってと思うな、親心」なんて七五調の気分になる親なんて、いるんかいな。
いるんなら、おもしろいけど(笑)

そういえば、19日に見かけたヘンな看板の店の話。
ある雑誌を探して、本屋回りをしていた時だ。2件めの本屋の反対側にあった駐輪場の名前が『テレパシー駐輪場』。なんだそれは。
千織さんはこの間『洪水ガレージ』ちゅんのをみつけたらしい。
ダメですねえ。ふたりとも。写真に撮っておけば、こういうホームページに載せられんのに(笑)
『テレパシー』は、とことん理解できんけど、『洪水』はなんというか「人が波のようにどっと押し寄せて欲しい」って気分なのは、わからんでもない。
『黒山(の人だかり)ガレージ』なんかの方が、意味は通ると思うけどさ。
それともホントに洪水にあったことがあるとか。
そして『テレパシー駐輪場』の方も実は…(汗)

いよいよお別れざんす。
『花園』の駅の切符売り場で、『部分かつら』の落し物発見。ちゃんとつむじがあるやつ。千織さんと一緒にアゴを落とす。思い起こすに、駅に届けといたほうが、よかったんかな。