昔の日記

3/1〜3/10


3/1

関東地方は大雪。

腰が痛い。これは、いつもの腰痛のようだ。

スキー滑ってなんともなくて、机に向かってると身体バキバキって、どういうワケ〜!?今日もひたすら机に向かう。でも友達宛のFAXなんかも書いたりしている。


3/2

やっと調子が出てくる。『目』がよくなかったのが、やっとデッサンが見えてきた。

『目』の調子、というのは、なかなか上手くは説明できないのだけども、なんぼ量を描いても、パースやらデッサンがどうしても狂ってしまう時があって、こういう魔の刻にはまると、どうもがいても妥協できる絵が描けないのだ。少なくともキャラの顔くらいは統一せなならないし。

てな訳で、ようやく作業が滑り出す。明日から背景スタッフ来るので、そうなんないと困るんだけど。

小説家・竹本健治氏 牧場智久漫画 進行状況報告のコーナーできました。よろしくお願いします。

リンクの部屋、少し増えました。

人名辞典、少人数つけたし。仕事終ったら、本格的に足します。作家とか漫画家とか、著作も書き加えたほうがいいのかな?


3/3

おひなまつり。でも仕事。

背景スタッフのえりちゃんと柴ちゃんくる。様々なことをげらげら喋りながら、黙々と作業する。(どんな状況や)
アクションシーン描いていたら、下書きが4枚しか進まなかった。アクションシーンは顔アップより楽しいのだが、いかんせん人数が多くなる。今回そんな場面ばかりなので、背景は少ない。2泊お願いしてるのに、明日中に終ってしまいそうな予感。ピーンチ。でもわしは、明日のために今日も寝るのだ。((C)松本零士)


3/4

そこそこ進む。先月に比べるとかなり必死。背景がちゃっちゃっと終らなくてほっとする。だって、人物がはいらないと、バックいれられないページが多いので、追い付かれると困るのだ。それにしても、人物が多いぞ。


3/5

今日もそこそこ。えりちゃんと柴ちゃん帰る。えりちゃんとは999の映画と竹本家仕事場に行くことを、堅く誓って別れる。…というわけで、スーパーアシスタントえりちゃんと3月中に行きますんで、仕事作っておいてくださいね>竹本さん

ホームページを作ったら、広く世間に問いたかったことがあるのを思い出した。
『よその国にお笑いのメッカと呼ばれる都市(地方)はあるか』つうこと。
日本では、言わずとしれた大阪ですね。吉本関東進出後は特にだが、大体の他府県人は大阪人と会うと、それが例え初対面の相手だとしても「なんか面白いことしてくれんのかな、わくわく」としてしまう。不愉快になる御仁もいようが、おおむねそれに答えてくれちゃったりするところが、また気のいい大阪人なのである。
イギリス人は紳士、ドイツ人はお堅い、イタリア人は女の子を口説くのが礼儀、なんて古い小咄はありますが、腹を抱えて笑わせる国民性なんて聞いたことないよな…。
でも、国の一都市にしろ、皆が四六時中ウケを狙い、家族の中でボケツッコミの役割分担をし、買い物途中のおばちゃんまでが、お笑いのプロに逆手ツッコミできる技を持ってる、なんつう生活集合体があるんですよ。
あるのか、イギリスの大阪、セネガルの大阪、スイス中立国の大阪!
ああ、知りたい。
いや、知らなくても、生活上なんの問題もないっつーちゃ、ないんだけど、長年のナゾなので、国際人で物知りな誰かさん、教えてください。
「バーモント州出身者と一緒に泊まったから、夕べは腹の皮がよじれたぜ」「ナポリのギャグには勝てないよ」なんてこぼれ話も歓迎。(おい)

●午後5時半、竹本さんのページにカウンタをつけてみる。竹本さん自身のメールアドレスを公開していないので、アクセス数でもわかれば多少の励みになるかな、と思って。
ほんとは掲示板が作りたいんだけど。
タグが間違ってないか不安なので、アサヒネットのサンプルにあった、INDEXページにもつけてみる。このまま様子を見てみよう。


3/6

ごった日記3/1の記述へのコメント。
「はい、心の閻魔帳に」 …ひゅう〜(←気の遠くなる音)
ベタだなあ。昔懐かしいなあ。
現役でこんなこと言われてる人たちもいるんだろうなあ。気の毒に。>中学生とか。
いや〜、『ホーンブロワがミステリか!?』には笑った。そういえば高校の時読んでたのだ、ホーンブロワとかボライソーとか。あの頃は翻訳の外国名につまずくことなく読めたなあ。

明け方に、過換気というか、過呼吸というか、呼吸に支障が起きて目が醒める。
これが起こったのは、昨年10月平沢師匠のバリツアー以来。
気候のせいだと思うけど。
おさまるのを待ち、そのまま起きて、午前4時から仕事。

おひなまつり終ったばかりなのに、TVではもう五月人形のCMをやっている。
おととい、柴ちゃんがぽそりと歌っていたのを思い出す。
『人形は、顔が、イノキ』
呼吸の苦しい時に、何故こんな胸苦しくなるようなことを思い返すんだ、わし!

みゆさん来る。皆無さんとことハシゴ。夜明けまでやってたらしい。
相変わらず、超人のような仕事量だ、皆無さん。

下書きは…明日で終ると思う。多分(汗じっとり)

昨日カウンタをセットしたのと同じ時刻、5時半にHPを覗く。INDEXが135、竹本さんとこが47だった。うわ、すご。

寡聞にして世間的なことはわからないのだが、わたし的にはものすごいので、大変驚きました。Inetに関する認識が少し甘かったかもしれない。一日10カウンタ位かと思ってたのだ。甘。まあでも大体は、ごった日記3/1からいらしたお客様でしょうね。

皆様、どうもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
(新年の挨拶みたい)


3/7

みゆさん帰る。やはり999の映画の約束をする(笑)
どうも今日始まってるらしいが、評判はどうなんだろう。
『半熟探偵団』の打ち上げをしようという話も出る。いつにしよう。

そして。ふふふ。下書き終る。でも、背景も効果線も終ってしまっている。なんてことだ。
明日からの主線ペン入れが地獄だ。

しばらくぶりに風呂で爆睡。湯船に顔面からつっこむ。
寝てやる、今日はもう寝てやる〜。

ここまで書いて、見直すと、作画作業にはいってからの記述はまるでうわごとである。先月のが、まだマトモ。ああでも、先月は余裕があったからなあ。
いわゆる『修羅場中』の漫画家なんだから、そんな文章でもいっか。
いいことにしよう。
うん、決めた。
まだ3/7だが3/8の分として、さっさとアップロードしてしまおう。(笑)


3/8

朝起きて、吾郎ちゃんの明智を見逃したことに気づく。ちっ。
明智がメジャーなのはわかるけど、どうせ吾郎ちゃんを使うなら、高木彬光の神津にすべきだよなあ、絶対。

3/5の『よその国にお笑いのメッカと呼ばれる都市(地方)はあるか』という疑問に対して、リアクションがありました。多分カナダにお住まいのRobert Itoさんより、『そりゃ「I believe the USA's Osaka would be New York city. 」だよ』とのことです。そうだったのか、 New York city!! あたしゃ、ニューヨークというとCHRISTOPHER CROSSのBEST THAT YOU CAN DO(和名はニューヨークシティ・セレナーデと言う)のメロディラインがすぐ思い浮かぶもので、そんな面白おかしくも楽しい都市とは思いませんでした。あ、でも主題歌だった『ミスターアーサー』ってコメディだっけ?
ニューヨークには『sitcom』(この意味が少し判りません。アメリカに留学していたみゆさん@昨日わが家から自宅へ帰ったばっかり(笑)に聞きましたが、やはり不明でした。新語でしょうか。カウチポテトのような)というグループでくくられるTVショーがあり、定番のお笑いを扱っているそうです。"Seinfeld", "Mad About You", "Friends". というタイトルと紹介してくださいましたが、なんか2番目のやつが気になりますねえ。凄そうっす。
ただRobertさんは、「But this doesn't really mean that every people in the city is funny...」と言ってらっしゃいます。わたしも大阪人すべからくノリがいいとは思ってませんので、ご安心下さい(笑)

今回のことで気づいたのは、「わあ、本当に国外でも読んでる人がいるんだあ」ってことと、「英語は案外読めるが(多分が易しく書いてくださったのでしょう。日系の方のようだし)書くことは全然できん!!」ってことでした。そういう訳で、Robertさん、お返事書きますが、日本語で届くと思います。
どうもありがとうございました。\(^o^)/

引き続き情報をお待ちしております。>ALL(懲りんな、わし)
でも、できたら日本語で。えへへ(汗)

矢野さん来る。しゃかりきでペン入れ。16枚まで行く。なにがなんでもトータル3日で、ペン終らせるぞー。ふー。

矢野さんの差し入れ、『半熟探偵団』の応援イラストが載っていた『ファンロード』(ああ、仕事場に置いてきて手元にないや、まだラポート発行?)すっごい久しぶりに読むす。
あと相方さんである竹本泉さんの『世の中なまほう』(宙出版)
あいかわらずタイトルも絵もかわいいなあ。さて、寝にしなに読もおっと。


3/9

眠くてもうふらふら。

結構進んだ。あと主線15枚。しかし、10日中に主線が終っても、11日の日しかトーンにかけられないなあ。12日の午後1時はムリな気がする。さあ、どうするかな。…なんてこと、ここに書いてもいいんだろうか。どうせ明日は担当と相談するし、もういいや。(投げやり)
ふう、またうわごと。

Robertさんのニューヨーク大阪説を話したら、矢野さんが「ニューヨークを東京とするとLAが大阪」と言った作家さんの話をしてくれた。でも、理由はその方が関西出身で、その肌にLAがなじむからだそうだ。『お笑い』の観点からは、見てませんね、当然でしょうが。このこと、もちっと書きたいけど、今日はだめ。(ふら)

昨日の神津=吾郎ちゃんキャストに賛同者有。koiさんメールをありがとう。
あなたとみゆさんとわたしとで、計3人です。\(^o^)/
ゴロちゃんが手品したり、ピアノ弾いたりするとこ想像すると、ますますイメージふくらみますなあ。

矢野さん帰る。入れ替わりで、吉野さんと佐和ちゃん。ふたりは来るなり「千織さんのFAX届いてますか〜?」と言う。今回はまだだよ(笑)


3/10

すでにご存じの向きも多いことでしょうが、大森さんの狂乱西葛西日記にて、クヌルプツアーの一件がアップされています。
喜国さんの名誉を慮って書かなかった一件が、しっかり書かれています。流石大森さん。
わたしのメモ(嘘)によりますと、番台にいたのは、おばちゃんでなく、茶髪のあんちゃんふたりです。だからもひとつの説としては、『キクニと知っての狼藉』つうのが浮かび上がります。
『10パーセント理論』は、「アビコくんとノリヅキくん2」だけに使うのは、あまりにもったいないですね。オリジナルの高校生主人公やおい漫画に転用するのが、邪悪でよろしいかと。

カウンターをつけてから、キリ番自己申告メールを2通いただきました。嬉しいからここで感謝を捧げます。50番フルカワさん、ありがとう。 400番子温さん、ありがとう

今日の仕事。15枚のペン入れが思ったより早く終りそう。今までの漫画家稼業の中で最速記録である。あと4枚。もしかして12日昼に間に合うのか。いやまだ気が抜けん。思わぬイレギュラーがあるかもしれん。びくびく。注意一秒怪我一生。

なんて、思ってたら、案の定、指のまめがつぶれました。(T^T)
ネームの時できたアレです。くすり指と中指が使い物になりません。真っ赤に腫れてます。人さし指でここの文打ち込んでるわたしはアホです。ぬかった。こんな思いがけない落し穴があるとは。ぬははは。ぬしもやるな。←だれのことだ。
河内ピンチ!明日につづく!!(と言いつつ、さすがに明日は書き込めんかも)