昔の日記

12/21〜12/31


12/21(月)

 朝起きたら、喉が滅茶苦茶に痛い。
 昨晩、咳き込んでいたせいだなあと思っていたら、夕方になっていきなり37度後半まで熱が上がってしまった。
 関節も痛いし、寒気もするし、いよいよまずい状態。
 初めて市販薬を買い、カモミールティーを飲んで寝ることにする。
 >こんなことやってないで、早く休めって感じ。

 午前のうちに、煮物たくさん作っておいて良かった。
 2日は持つよな、多分。


12/22(火)23(水)

 …マジで寝込んでいる。
 体温37度かと思ったら、いきなり35度になって寒かったりして、どうにもならんわ。
 エスタックイブが効いてる気がするので、7度台なんで、飲まんかったらきっともっと行くでしょう。食欲がなくならんのが幸いなのだが、ふらふらしてうどん位しか作れん。今日はいv日日バナナでした。
 立てなくて、ひさで曾ずり回ってます。
 このように朦朧としてうっていると、ミスタッチが滅茶多いのですが、このまあむってしまおう。病人だし。かなわんので明日実家に帰ります。一日夢ばかり見て、シカも可愛いものの夢ばかりです。いぬちょかいんことか。

 今は37」度公判を維持してます。

 治っても治らなくても、26日には帰っtれクルでsh号。わあ、清水吉則の(くそう漢字蛾等ろくされて編)『ワープロじいさん』みたいになってきてしまやあ。


12/24(木)25(金)

 世間はクリスマスだが、実家で果てしなく寝ている。
 医者に行って、抗生物質をもらったら、当時38度を記録していた熱も36度5分まで持ち直した。

 25日の晩には、とろとろ眠りながら、竹本さんの『風刃迷宮』(カッパノベルス)を読む。
 文体に身を任せ、ただよっているのは(風邪の身でさえも)心地よいのだが、うむむむむ。残ったなぞは?


12/26(土)

 隠れ家に戻る。今日は37度ジャスト以上は行ってない、ので、そろそろ治るのかも。
 こっちに戻ってきて知ったのだが、さつきさんやチェシャさんも体調悪いらしい。同じ風邪か?

 郵便受けをのぞいたら、きららから例の『平成の名探偵50人』が送られてきていた。21日に秋田に電話したからなんだけど、その時には編集部にも届いてないって話だったのだが、編集長がポケットマネーで買ってくれたんだろうか?何がどうなっているのやら。
 怪しい表紙なので、書店にあっても気づかなかったかも>わし 『平成』とうたうからには、乱歩調のアングラを押し出した表紙絵はそろそろお役御免なのでは。
 中味はこれから読みます。

 コミケ用のコピー誌を作るか否か迷う。(今頃)


12/27(日)

 ●竹本さんのページ。暮れの御挨拶。

 結局コピー誌を作ることにし、6枚程下書きる。
 しかし、また熱が上がってきてしまった。不安。

 千織さん来る。
 なので、外食。やっぱりタイ料理屋に行くのだった。取りつかれている。
 家に帰って、茶を飲みながら、コピー誌のペン入れ。


12/28(月)

 朝、頭痛がひどすぎて起きられない。熱は恐くて測れない。
 バナナを半分食べて、セデスを飲んだが効果無し。
 いままでセデスが効かなかった頭痛なんてなかったのに〜。
 2時間程、阿鼻叫喚し、お客の千織さんにうどん煮てもらって、食って、また寝て3時頃ようやく治る。つらすぎ

 夕方、丸井で千織さんの買い物。
 なんかこのあいだ我孫子さんに「C塚さんの服装っていいなあ」とか言われたらしく、いきなり発心して、買おうと思ったことのない種類のキャリアウーマンなスーツを買うことに決めたのだった。
 そうして、帰郷した際、40分かけて車で迎えに来たアビコさんに「どや!」と言い放ち高笑いして、挙げ句ブーツのかかとでぐりぐりしたいんだそうである。(ちょっと嘘)
 とはいえ、色々見ると色々欲しくなり、京都最奥部に引っこんでしまってゆっくりした買い物から遠ざかったのも手伝って、そりゃあもう、頭のてっぺんからつま先まで買い漁る千織さんなのである。ここ何年も冬物買ってなかったってゆうし、明日はコミケだし、正月は近いしで、外出着そろえるにはうってつけでしょう。
 しかし終わってみると、メインだったスーツはまだ手に入れていなく、東京滞在中もう一日買い物日に当てることに決め、うちに帰ってご飯を食べる。メニューは千織さん作のトマトスープとわたし作のハンバーグ。
 そのあと南澤さんから『十二国記』のCDの委託など受け取り、その最中もコピー誌のペン入れの続きをして、夜半セブンイレブンにダッシュ。
 深夜だから、コピー客なんかそんなにいないだろうと思っていたのに、目算が外れる。
 コミケ行きのおねーちゃんとかは覚悟していたのだが、孫の悪戯書きかなんかをかかえたおばちゃんに後ろに並ばれてしまう。
 10枚分くらいのコピーが済んだところで、溜め息とせき払いの嵐。
 余程、お先にどうぞと言おうかと思った。が、そこまでされては腹もたつというもの。
シカトしてコピーしていたが、このところ実家のコピー機でしかコピーしたことのないわたしは、ただ漫画をコピーしているというだけで、異様に恥ずかしくなっており、しかもおばちゃんの攻撃の精神的プレッシャーは思ったより激しく、30部分でギブアップ。
 すごすごと隠れ家に戻る。
 負けたのか?わたしは負けたのか?

 千織さんとふたりでおりおりして仕上げる。
 今朝の頭痛の記憶があまりに生々しいので、一時間でも余分に寝たいと思い、なんとか就寝にこぎつける。


12/29(火)

 5時に起きる。
 頭痛もなく、呼吸の乱れもなかったが、悪夢で飛び起きたので、後味悪し。
 6時半に隠れ家を出、7時に江戸川橋で竹本さんと合流。
 今回、マーミが来れないので、いつも「自分の同人誌がもっと見たい(いくつかはもらっているけど)」と言う竹本さんを誘ってみたのであった。数回前から、編集さんと来る、と言いつつ挫けていたようなので。
 最近推理作家の人が沢山来ているから、お友達な話もできましょう。
 で、この際だから、どうせなら拍手の起こる会場時に居合わせていただきたい、と早起きを強いてしまった。後から思えば、かなり鬼だったかも。

 有楽町からタクシーに乗り、会場に8時ちょっと過ぎに着く。漫画即売会20年振りという竹本さんの反応が見たくて、色々尋ねるが、もともとのんびりした受け答えの方なので、やはりそういう反応しか返ってこなくてちょっと残念。

 会場後、竹本さんは、色々見て廻り、小森さんやら篠田さんやらとお話しに行ったりもしていたが、大半は一服つけていたみたいだった。
 竹本家のアシスタンツなお嬢さんたちもスペースに訪ねて来たが、うちのスペースで無事会えたのはひとりだけだった模様。事前にその彼女に「ヒゲそって来る」とカマしていたらしく、「変装してないんですか?」と聞かれていた。

 わたしはと言えば、委託の品のやりとり以外はそれこそ全く出て歩かず、さつきさんチェシャさんミナモさん他友人達にもご足労いただいた挙げ句、コピー本や鞠夫本の在庫が完売してからはスイマーと戦うのに必死であった。
 そうそう、事前にカタログを買わなかったので、サークルカットで大嘘をついてしまったことになってしまった。『あびこくん1』を持ってきませんでした。申し訳ない。自分でも驚いたよ。

 結局、身内以外のミステリ系の収穫は、貞ラブさんの『あびこに1000%』と、コミケ後の忘年会で「おお!」と京極さんものぞきこんだ黄金國倶楽部の鬼流殺生祭本『宵待月下美人』だけだったかも。今思えば、もっと出歩けばよかった。って、毎回思うんだけどね。
 御本ありがとうございました。貞ラブさん。ポチネタがベタでツボりました。

 で、身内ではみきさんが『エガヒム』と言う、まるで黒魔術の呪文のようなタイトルの有栖川本を出していた。勿論江神×火村である(爆) みきさんたち、有栖川さんとは何度もご飯食べたりしているのに、この煩悩の割り切り方は素晴らしいである。ぱちぱち。

 午後、大森さんとよしこさんが来る。メフィストの漫画はわたしの思いもかけない角度の余波があったらしく、大森さんは変な目に会ったそうだ。申し訳ないこってす。謝りつつ、またもや大森さんの登場している件のコピー本を渡す懲りないわし。
 涼元悠一さんのコバルト受賞作の載っている文庫本も無事手渡し。

 てなことで、今回の用事もほとんど済んだなあ、と店じまいをし、お腹すいたという竹本さん千織さんと、海の見えるコルドンブルーへ行って食事。少しして小森健太朗さん鷹城宏さんも合流。大森さんたち一行が合流したとこで、入れ違いっぽく赤坂へ移動。6時に間に合うにはこの時間に出なければ、ということだったのだけど、さすがにコミケ帰り、到着したのは1時間半も後の6時ちょっとすぎ。他の人はまだしも、竹本さんさすがにぐったりした様子。

 赤坂では、C塚さん主催パティオ(Niftyのミニ会議室)の忘年会。
 溜池山王駅横の『ちゃん子』というちゃんこ屋。まんまやがな。喜国さんと由香さんも既に来ていて、鍋もスタンバイ状態。
 おかみさんも焦っているらしく、とりあえず先発隊で始めることにする。
 酒飲む人がいないですわー、な状態で乾杯。
 (だってわたしは頭痛が恐かったからさ)
 喜国さん由香さんはこのところ2人揃って激風邪で、ようやく熱が下がったところだとか。フルカラーこたカレンダーを皆に配ってくれる。ありがとう。
 一通り料理がそろった後は、ほとんど無言でわしわし食う。
 残り時間1時間で、大森さんよしこさん小浜さん三村さんが来、その後30分して京極さんも来る。
 「もう忙しくて忙しくて。仕事点滴忘年会、仕事点滴忘年会」
 と京極さんが言えば、
 「そりゃ、理想的なサイクルでしょ」と大森さん。
 「仕事点滴仕事点滴だと悲しすぎるし、点滴忘年会点滴忘年会だと人として問題があるけど、仕事点滴忘年会だったらリズムも良いし
 って、ものすご大森節な発言。
 デザートの苺シャーベットを喜国さんが、「蟹じゃねえの?これ」と言うもんで、口に入れた分が、一瞬でしょっぱくなってしまったわたしでした。軟弱。このメンバーは気が抜けない。

 その後、シャノワールでお茶してから、明日のコミケ組、小森鷹城喜国由香さんたちが抜け、タクシーで神楽坂のカラオケ屋、カーニバル。
 話題は確かに我孫子福井千街だったが、大森さんのカメラ目線もひとしきり肴になっていたぞ。
 なんとなれば、C塚さんがすばるの過去のグラビアのスナップ写真をチェックしていたら、果たして大森氏はすべからくカメラ目線だったのだ、ということをここで証したのだ。やっぱおでこにレンズ光察知赤外線センサーでもついているのはなかろうか。
 と、大森さんが肴になれば、大森さんが『寝惚けてそこにない電話に出る小浜さん』だの暴露り、三村さんよしこさんがそこに加勢し、よしこさんは自爆り、小浜さんと千織さんは我孫子さんを売るし、わしらは蕎麦話の再現をするし、京極さんはあかちゃんにほおずるムラサキロクロウさんの再現をするしで、そりゃあ、もう大騒ぎなのだった。
 歌えよ。皆。
 驚いたのは、小浜さんから聞いた『三馬鹿カルテット』(お会いしたことない方々をこんな名称で呼ぶのは心苦しいのですが、既に通り名の様なので、この名称で書かせていただきます)といると全く聞き役に回る我孫子さん、ですね。あのおしゃべりな人が突っ込みを入れられないなんて、一体どう言う世界なんだろう。ますます憧れがつのるばかりである。『三馬鹿カルテット』の東京公演を是非実現して下さい。今のわたしは、大晦日の晩北島マヤが白ばら夫人(or椿姫)見たかったのと同じくらいその日を切望しています。チケットのためにドブ川に飛び込んだりはしないけどな。ブロードウエイミュージカルを見るより嬉しいです。ブロードウエイ行きたいって思ったことないけどな。
 あと、もうひとつ。
 ここの会話で初めて知ったけど、水鏡子さんて、男性だったのか!

 そして今夜、千織さんは、京極さんと初会話であった。
 この間、我孫子さんちに京極さんがお泊まりした日は、千織さん河内家に来てて不在であったのだ。
 はた目にも非常にどきどきしている千織さん(笑)
 「京極さんのナンバーワンファンというわけやないのに、なんでこんなに興奮すんのやろう」と千織さん。
 なんせ、京極さんのオーラって、並みじゃないからね。
 直に顔見ると思うけど、メイクなんかなしで、あの顔だちだしね。GLAYのTERUは似てるけど、メイクしてるから負けてるよね。って、何の話だか。

 24時にお開き。千織さんとタクシーで帰る。
 「いっぱい人に会って楽しかったね」とがっくり寝。


12/30(水)

 さすがに昼すぎに起きる。
 まだ、ちょっと熱がある。昨日暴れたしね。

 陽のあるうちに外に出て、千織さん念願のスーツを買う。そして、別の企みをもって(ふふふ)デパートを徘徊し、首尾よくGETしてから、ケーキを買って帰る。

 夜、HPを巡回していたら、田中哲弥さんとこのカウンタが9999から10000に変わるとこに出っくわす。しかし、INDEXページがこの通りなので、本当に10000めをGETしたのかどうか、信じられないわたしなのだった。疑心暗鬼。

 このころ、ようやく熱が下がる。


12/31(木)

 早く起きる気だったのに、起きたら11時(笑)

 掃除をしてから、千織さんお着替え。
 めでたくC塚ファッションにチェンジ。でもちょっとアニマル柄はいってるけど(笑) 東武デパートの『松蔵』で『ぽてころ』というお菓子をおみやげに買う。もひとつ『ぽてまる』ってお菓子もあるんだが、今日は大晦日のせいか置いてない。残念。無事、帰途へ。

 ふふふ。正月にはもうひとつイベントが用意してある。>我孫子家
 我孫子さんが日記に書くかどうか知らんけど(笑)

 わたしは、大晦日くらい自分も好きなお菓子を買おう〜、と白いメレンゲのクッキーと泉屋のリングクッキーを奮発。

 どっか神社探して初詣でしようかなーと思ったが、格別寒くなってる気がしたので、やめて、TVで『アンビリーバボー』と『エスミ』という、とにかく大晦日らしくない番組を見ながら夕食を作る。
 年越しうどんにしようと思っていたんだが、面倒臭くなり、どうせつゆはおんなじなんだからと、そのまま雑煮を煮てしまう(爆)
 大晦日から雑煮。
 日付け変更とゆうか、年変更の瞬間は風呂の中。


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