昔の日記
11/21〜11/30
まんままんが更新。
ひっぱりすぎたので、面白くないかも。すまん。
我孫子さんと千織さんから、FAXつき電話をもらう。『(誕生日+引っ越し)祝い×二人分=』だそうで、恐縮してしまうが、家計が苦しい(笑)ので、甘えてしまうのだった。ありがとうございます〜。わーいわーい。
で、ふやふやとセットしているうちに、またもや日が暮れてしまう。夜は挿し絵の仕事。
ぎりぎりまで挿し絵の下書きをしながら、夕方実家に戻る。
駅で『SPA!』(11/25号)を買ってみる。『ミステリー界のミステリーに挑戦!』と言う変な記事が載っている、と聞いたので。
確かに変だわ。
1)京極夏彦のあの手袋は一体何?
2)京極夏彦の本はどこまで分厚くなる?
3)志茂田景樹はなぜあんな格好してる?
4)北方謙三はふだんもハードボイルド?
5)大沢在昌・花村萬月etcはホントに喧嘩が強いのは誰だ?
6)西村京太郎が使ってない路線は?
7)推理作家協会にはどうすれば入れる?
6)はちょっと気になりますが、4)なんか「そりゃねえだろ」ってカンジですね。女優さんがトイレに行くのを聞いて、驚くようなもんじゃないの。
でも、7)は、以前わたしも『北方謙三氏が理事長だと、スパイメモなんか作りそうだよなあ』なんて、友だちと話してました。でも、今は協会員です。スパイメモはなかったが、去年の推理協会50周年記念で、泡坂先生デザインのトランプがもらえたので嬉しかったです。でも、文士劇のチケットは、協会員でも抽選だった。しかも入場料はきちんと払った。
綾辻さんからの引っ越し葉書が届いていて、余白に『ぼうぼう森お楽しみに(笑)』とあった。『ぼうぼう森燃えた』は今度(多分月末発売)のメフィストに載る綾辻さんの新作、しかも『どんどん橋落ちた』の続編です。そりゃ、楽しみにしてるけど、この『(笑)』が、妙に気になる。
2・3日睡眠不足だったので、珍しく爆睡。
朝一番で口腔外科。ここ一ヶ月ほど、下顎が痛くて、まともに物が噛めなかった原因が判明した。左下顎が、上顎との軟骨をつきあげて、食い込んでいるそうだ。
こっわー。
こっわー、って自分のことなんすけど、なんか気持ち悪いですね。いや、自分のことなんすけど。
もともと、左の歯並びが悪くて、そいつは幼稚園から高校まで習ってたバイオリンの支え方がヘタだったせいだと思う。きっとそれの延長線上の話なんだな。
とにもかくにも、『堅いものを食べる』『大口を開ける』『左の歯で噛む』『重いものを持つ』が禁止。
余計、食べることが苦手になりそう。
治療法は、ゴム手袋をはめたお医者さんが、手を口につっこんでマッサージするである。うわああああ、今、自分で、大口開けるなって言ったのにぃぃぃ。
そうやって、顎の筋肉を柔らかくするんだそうだ。
午後はペン入れ仕事。
昼間は、父親の十七回忌法要。夕方から仕事。
一日仕事。合間に犬の散歩だけ。
久しぶりに、トトが仰向けに寝ているのを目撃。どうやら、綱やボールにじゃれついて遊んでいるうちに、感極まって仰向けになり、何故かそこで眠くなり、そのまま熟睡するらしい。
メフィストのO田さんから電話。見本誌が出来上がったらしい。ということは、月末に無事発行だろうか。今回は部数が大幅に増えたそうなんで、きっと手に入りやすいことでしょう。
11/27(金)
仕事の仕上げ。まあ、いろいろあって、枚数の割には、ひどく時間がかかってしまった。
午後一に『こうもり城』の原稿を手渡しして、すぐさまドッグフード大量買い出しへ。重いので、車を動かさないと、買えないのだ。
まとまった読書の時間がようやくとれたので、北川歩実『金のゆりかご』を読む。ストーリーに二転三転があるし、『猿の証言』のような視点のぐらつきが少なくなってるので、一気に読めた。(でも、もうちょっと、視点がどうにかなってくれるともっと読みやすいんだけど) ショッカーとしては『猿の証言』に軍配だけど、これはまた別なカンジ。てなわけで、楽しめたんだが、この人は英才教育に関して、個人ではどんな意見を持っているんだろう? 作中ではどうあれ、作者のスタンスは、物語上に明確に出ていた方がいい気がするなあ。それともわたしの読み落としだろうか。
カットサロンへ。染めてはいたけど、切るのは1年半か2年ぶりくらいかも。『縦ロール(天然)』ではなくなりました。
母が社交ダンスの大会で出かけたので、今日は実家でも家事。
家事しながら、竹本さんから預かっていた、宿題原稿の仕上げをする。
無事終わって、ちょっと肩の力が抜けた。
読書。はやみねかおる『そして5人がいなくなる』
こういうのを、小学校高学年で読める環境にある子がうらやましいねえ。
噂には聞いてたけど、すっげえ本格ですね。
11/30(月)
昼間は、なごり惜しんで、犬 〜゛(^Å^)゛〜 といっぱい遊ぶ。
夕方、ほぼ一週間ぶりに隠れ家に帰る。
日記と竹本さんのページの更新をしていたら、つづき春氏から電話。てなわけで案の定長電話。やっぱり『最近根気が持続しなくてねえ』と言う話になる。実作業の根気は、肉体年令ではなくて、キャリアに比例するのだ、という結論。
ま、うまくコツを飲み込んでる人は、不自由感じないんだろうけど。
電話し終わって、根気が残ってないわたしは、ほとんどすぐ寝ることにしてしまうのだった。