昔の日記

10/11〜10/20


10/11(日)

 日付が変わる頃、タクシーで家にたどり着く。車を降りた途端、くしゃみ。なんてこったい。これは風土病なのかもしれん
 今寝ると、朝いちのジロンの散歩ができないので、本を読み読み起きている事にする。で、『悪を呼ぶ少年』読了。なるほど、コレ、ハードカバーで出た当時に読んだら、衝撃だったろうな。途中の描写は楽しんだし、ラストの着地もとにかく好き。花の名前や色の名前がいっぱい出てきたので、外国の男の人は、こういうのよく知ってるんだあ、とヘンなとこにも驚く。が、今回もご多分にもれず、カラクリの見当がついてしまったのだった。この手のものはシンパシーを感じる分だけ、伏線がわかっちゃうんだよな。悔しい。素直にだまされたいなあ。そして、あいかわらず人名が覚えられんわたし。数日に渡って読むともうダメ。外国の軽口もわからん(笑)

 5時になって、ジロンの散歩。朝のエサをやって寝る。9時に起き、洗濯やって、ジロンの散歩。いきなり昼。

 ねむい。のたりのたり。(ちゅうより、いきなり3時間くらいスキップってヤツ?目開けて寝てたのか?)
 何故人は、寝だめができないのだろう。

 午後、ジロンの散歩をしてから若い犬2匹の散歩を1時間かけてやる。トトは2本足で歩く率がとんと高くなっていて、不思議な気分である。だって、今日日曜だし、川辺は散歩の人が多いから、端から目撃されて笑われるし。いや、ウケているのは構わないんだけどね。どうせなら、号令かけたときに立ってくれれば、もっと効果的なのだが。天然じゃ、ねえ。ましてや、たかが2・3歩にしろ、先に立って勝手に歩かれては、ワタシが散歩に連れて行ってもらってるみたいではないか
 帰って、またジロンの散歩。陽気がよくなってきたので、いくらでも行きたがるのである。

 夜は、やっと仕事の下書き。

 さて、今日の日記に、いくつジロンの散歩が出てきたでしょう。そして副題はなんだ?


10/12(月)

●竹本さんのコメント新着。リンクの部屋に南澤大介さんの『Big South Valley Studio』がはいりました。

 久しぶりにキリ番報告あり\(^o^)/。永居文章さん 18700番です。どおも〜。以前竹本さんとこのカウンタで2444番踏んで、「猫のなき声みたい」と喜んだそうです。かわええ。
 キリ番はあいかわらず受け付けております。どこのカウンタでも可。語呂合わせが面白かった日にゃあ、それはそれは喜びます。
 

 前の日の副題は『きょうもカテリナ車輪が終わらなかった』でございました。こらこら。

 というわけで今日『殉教カテリナ車輪』読了。殺人のくだりでひっかかっていたのだけど、終わってみれば、ひっかかるほどのこともない。つまり、モードがちがったのだった。前半の図像学では多分、右脳で読んでたところが、中盤に差し掛かって左脳でよまなきゃならなくなったのだろう。多分。
 ダイイングメッセージはもったいつけて引っぱり過ぎかなあ、と思った。登場人物が普通の人なら尚更、すぐ気づくでしょう。これが、持って回りすぎるマニアの血なんだろうか。作中の画家が、作者さんの外見とイメージかぶりすぎるので、ちょっとどうにかならんかな、と思ったが、エピローグの最後の3行で、これはこれでいいのかな、と思い直した。ただ作中の画家の姿だけだと、女子大生に好かれる印象ではないんだな。外見では決してなくて、もうちょっとチャーミングなエピソードがあっても…。どっちかっていうと矢部のほうが、アピールすると思うけど。愛川氏の『化身』の時も感じたのだが、女性読者へのサービスはきっと念頭にないのかも。まあ、ないんだろうけど。でも、設定が設定で恋愛ベースなんだし、もっとどうにか。奇しくも、おふたりの職業が…。 妙だな(笑)そういえば、鮎川賞長編賞に、女性の最終選考委員がいないのは何故。

 新番組の『チェンジ』を見た。浅野温子と野村佑香が入れ替わるドラマ。原作は読んでないんだけど、雷に撃たれて人格交代っていうのは、10年?くらい前にやってたNHKの帯ドラマの小野寺昭がと人格交代しちゃうって怪作とかぶった(笑 小野寺昭、あれからオカマの役とか増えたもんなあ。面白かったんだ、コレが)雷の後、屋根転げ落ちてたけど。階段落ちるといえば、やっぱ元祖『転校生』?
 それにしても、浅野温子と野村佑香、凄い。すっかりお互いの形態模写の世界だもんなあ。後ろ姿だけだと、ほんと、はいってる。そのあと、スマスマのNG集なんか観て、つくづく演劇って大変だなあって思ったよ。(ありがちだが、中学の時演劇部(笑)>わし)


10/13(火)

 新しい住みかに行く。家で余っている羽毛布団まで手持ちで運ぶ。駅前の駐輪場のおじちゃんに「ハイキングですか?」と聞かれる(爆)
 そのまま電車に乗り、着いて、まず掃除。小さいのですぐに片付く。で、家電屋をぐるぐる回り、安そうなのを見つくろって色々買う。それにしても、布団とカーテンが高い(;_;) 希望のカーテンをそろえると、家電全体の1/2くらいに値がはってしまいそうだ。
 布団は住みかの近所で、雑貨屋と併設している布団屋を発見したので、そこで見る。触ってみると、高い店とそんなにかわらないような気がした。しかも値段2/3。で、またもや路地を布団かかえて歩く(笑)途中、銭湯発見。わくわく。
 駅前のデパートの惣菜売り場で、ちょっと高いおフランスのコロッケ(って言うのだろうか)を買って、実家に戻る。

 帰って、仕事。
 あっちには仕事は持ち込まないようにしようと誓ったのだが、早くも挫折しそうな予感。でも、わたしは紙ゴミのないところに住むんだい。一生に一度くらいは。(こぶし)


10/14(木)

 早起きして、仕事。ちなみに6時に起きたのだが、眠くなって10時に30分お昼寝。そして15時に30分お昼寝。あああ。意味がなーい。
 夜もずっと仕事。さすがに腕がしびれてきたっす。


10/15(木)

 起きて仕事。うーん。予定どおりに進まない。今回は楽勝、と思ったのになあ。ぎりぎりまでやって、とぼとぼと駅へ向かう。途中、白い車の側面に筆文字で『一力一〆』と書いてあるのが目につく。うすぼんやりと「いちりき、ひと〆、かあ。今のわたしは三力一〆ってカンジかも」と考える。
 もうお分かりかと思うが、それは、車の右側面に書かれた『メーカー』の逆さ読みなのだった。でも、なんか気に入ったので、これから座右の銘にする。
 『一力一〆 いちりきひとしめ』(適度な力で、さっくりとひと仕事すること)
 てなことを考えながら電車に乗り、きみぼくの打ち合わせで、新宿の滝沢まで。
 初仕事からもう2年以上もたつのに、編集長と我孫子さんは初体面である。担当のK川さんを交えて4人で、さっくりと話をする。

 編集の2人が帰ったあとは、滝沢に居残り、我孫子さんとだらだら雑談。1時間ちょっとくらいして、大森さんが来る。またしばらくだらだらして、イタリア料理の店『トラットリア・プチモンド・デ・トスカーナ』へ行く。千織さんが1週間くらい反芻していた鴨料理がある店である。
 が、鴨料理は消えていた
 季節の料理だったのかも。(駄洒落ではない)

 コース料理を頼んで、由香さんとよしこさんを待つ。皆そろったところで、食事。渡り蟹のパスタと手長海老のリゾットもおいしかったですよ。やっぱ海鮮はいい。

 外国帰りのC塚さんが来たところで、ゼニスへ。実を言うと、今日ずっと腰が痛かったワタシは、30分くらいして適当なところで辞去。適当なところとは、カラオケ番長よしこさんが『ムサシ』を歌ったところである(笑)
 番長も『ムサシ』は歌ったことがないというのだが、C塚さんもいるし、ここで聞きたいので是非と我がままを言ったのだ。(というよか、了解とらずにさっさと入力した(汗))
 さすが、番長、聞いた事のない曲でも、最後のリフレインの時には、冠二郎もかくやという歌いっぷりだった。技だ。スタンディングオベーション。
 で、改めて歌詞を聞き、この歌の主人公は、ムサシが孤独な意味も仏像を彫る意味もわからないのに、『ムサシのようになりたい』みたいなことを言って、かなりなお調子者だとわかった。
 以上のようなことで、我孫子さんが種ともこを歌っている最中に、由香さんと共に抜けたのだった。申し訳ない。
 今日はなにも歌わなかったが、JOYSOUNDにケイト・ブッシュがあったので、今度練習しよう。(本気か!?)

 腰、かなりきてる。ぎっくりになったらどうしよう。どうしようもないわな。


10/16(金)

●TMJをリンクしました(笑)(爆) 生真面目な人は行かないように。

 五力未〆。


10/17(土)

●行きましたか?TMJ いや、行ってない人はいいんです(笑)
 でも、あっきーさんは行ったみたいですね。
 あそこの掲示板って回転が早くて、数時間で書き込みが消えちゃうみたいなので、ちょっと残念。
 わたしは『マコト、ごめんね。ワタシよりいい女が他にいるわよ』って展開のあるページが好きでしたね。あと、テキトーな理由が書いてあるページ。ほんとーにテキトーで、楽しかった〜。\(^o^)/
 …すんげー怒る人もいるみたいだけどね。

 うーん。腰が痛い。(T^T)←日記の本文これだけかい!


10/18(日)

 HP立ち上げて、8か月めです。早いねー。

 腰痛が体全体に広がり、痛みが、関節やら歯やらまで広がってきた。痛み止めの薬も効かないので、針治療に行く。1年ぶり。
 したら、肩がゴリゴリだと言われた。犬の散歩くらいの運動じゃダメなのね(;_;)体が左に曲がっているので、首を右に傾けて仕事しようとも言われ、「はあ、右利きだから、顔は左から覗き込むようになるのよね」と思い、果たしてそんなことが可能なのだろうかと不安になる。

 試してみたら、当然可能ではなかった。やっぱりね。(T^T)
 予定の枚数も終わらないわ。やっぱりね(T^T)

 ゴリゴリといえば、『こするカモ保障』のCMの「ゴーリゴーリ」と言う無感情の声が好きなのだが、たまにその声がはいってないバージョンがあり、がっかりする。

 『バスク 真夏の死』読了。おお、そおいうことか。驚いた。前半のほのぼのとした恋愛描写も好き。お祭りも楽しく読んだ。ポールも父さんも結構カワイイヤツだし。そおいうところに浸っていた読者は、びっくりするだろうな。しかし、カーチャの気持ちもよくわかる。それにしても、『シブミ』の主人公といい、トレヴェニアンは年齢不詳の美形人間が好きみたいだ。

   今日の変なもの。

 イカのおつまみである。背景に写っているのはイカの現物である。ごらんのとおり、赤い。これがネーミングの『燃ゆる』の原因となっていると思われる。
 しかも『燃える』でなく『燃ゆる』。燃ゆるというのは、物理的燃焼現象というより、どちらかというと、感情表現に用いられるコトバだ。燃ゆる心とか、燃ゆる魂とか。この【バーニング】は、ただ火ィついちゃったよ失敗しちゃった、とゆうよーなもんではなく、みずから身を投じたとも推察される、感情の発露の結果なのだ。
 深い。
 そして何と言っても、『燃ゆるイカ』にしなかったところが、あっぱれ
 ところで、辛いのかと思ったら、よく見れば『酢づけ』と書いてある。
 どういう味なんだろう。食べるのがコワイ。くコ:彡

●竹本さんのページ、コメント入りました。


10/19(月)

 昨日の話題の続き。
 『萌ゆる足』だったら、なんかイヤだったな。
 そして、味は『よっちゃんイカ』とあんまりかわらんと思った。

 風邪症状が治まってきたので、もう耳鼻科はいいかなーと思ったら、「全然よくなってない」と先生に一喝される。アレルギーなのはわかってるんで、いますぐ完治するとは思ってないんだけど。それにしても、こんなに具合がいいのに、全然か…
 腰痛は少し軽くなったものの、「今回の症状は、一回の治療じゃ効かないよ」と言われたそのとおり、ちょっと座り続けるとじわじわ痛い。身のおきどころがない。やっかいやっかい。

 もう少しで、下書きが終わるのに… 今日もたどり着かなかった。
 3週間かかってるですよ。下書き。自分でもオイオイって感じ。

 夜、ともだちのペットの悲しい知らせを聞いて、落ち込む。

●明日からちょっと、新しい住みかに行って用事をするので、更新が止まります。
 メールのお返事も溜めてます。すんません。これほど下書きに苦労しようとは。
 必ず、RESしますんで、見捨てないで待っててください。


10/20(火)

 出かける前に、ちょっと追加。
 永居文章さん、竹本さんのカウンタで猫づくし3131(みいみい)GET。橘田さん、日記ページで9999GET。日記ページはINDEX の速度と200くらい差がついちゃったなあ、と思ってたら、会社からアクセスという方がいらっしゃるからですね。なるほど周囲の目があるから、絵がない方が見やすいもんな。でも、『燃ゆる足』の立場は?(笑)
 ともあれ、皆様ありがとうございます。
  出かけてる間に、INDEXの2万出ちゃうかもね。気がついた方はお知らせメールお願いしますです。

 で、新しい住みか(以降『隠れ家』と称す)へ。明日朝っぱらから家電が届くので、宿泊して待機。ちょっとしたピクニック気分ではあったのだが、やはり、布団と少々の小物しかないところというのは、やはり頼りないもんである。お風呂は実家で入ってきたが、ガスレンジもないし、ましてやガスが通ってないので、あったかいお茶も飲めない(;_;)
 しかも、今晩は寒い。((((;_;))))
 で、21時には早々と布団に潜りこみ、持って行った鮎川哲也『密室殺人』と大森さん訳のラッカー『時空ドーナツ』を広げる。しかし、ひとり暮らしの最初の夜に読むチョイスとしては、なかなか不思議な取り合わせではある。
 繁華街の、ちょっと裏に入った場所に隠れ家はあるのだが、昼間は滅法静か。ところが夜になると、どこからか酔客の笑い声が聞こえてきたり、カラオケの歌声が響いてきたりするのだ。気になるほどではないけどね。
 『密室殺人』の道なかばで、昏睡になり、そのまま朝まで眠る。


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