博物館本館のある一角には歴史的建造物が集められています。バチェラー記念館は明治37年に北3条西7丁目に建てられたジョン・バチェラー博士の居宅が昭和37年に遺品と伴に北海道大学に寄贈され移築されたものです。その経緯からアイヌ資料が展示されていましたが現在は収蔵庫として利用され一般公開はされていません。ジョン・バチェラー博士は明治10年に来日したキリスト教宣教師で昭和15年までこの建物に住み、昭和16年戦争に伴い帰国、昭和19年イギリスにてその生涯を終えました。
博物館旧事務所。明治35年築。瓦屋根の平屋の建物。
収蔵庫は明治18年築。平成22年まで現役でした。
独特の風貌の鳥舎は大正13年築。
明治36年築の便所は今も現役です。
明治初期にホーレス・ケプロンが輸入した製粉器。
北海道旅情報巻頭 9.アラカルトレポート