長岡京おさんぽマップ
長岡京市立保育所では、保育所や保母さんが積極的に身体を動かす保育に取り組んできました。ところが、1980年代の終わり頃から、市役所(福祉課)は、保育体制の後退のなかで、子どもにとって大切な園外保育(お散歩)を、人手のかかる余計もの扱いしはじめました。
1987年には、お散歩のときにはカラー帽子をかぶせることを命令し、クラス担任の保母のほとんどを訓告処分するという強圧的な態度にでました。お散歩の回数も減らしはじめました。
お散歩の問題は、保育料訴訟でも保育内容後退の焦点の一つとなっています。
この地図は、日ごろ、保育所の子どもが出かけているおさんぽの地図で、絵の専門家である、いわむらさんのお母さん(はせがわやすこさん)が、保母さんたちから、いつもどこにお散歩に行くかを聞いて描いてくれました。保育所だけでなく、子どものいる家庭に大好評でした。
「ワイワイガヤガヤ ちびっこ博覧会―いっしょに子育てしてみよか―」
(1990年3月11日 長岡京市立産業文化会館のプログラムより)