(目次) 1 急ピッチですすむ労働法改正の動き 労働法制の「改正」は「トロイの木馬」 非常に際立っている経営側の悪知恵 2 労働法の基本原則とその形骸化の動き 労働法の基本原則をふまえることの大切さ 労働協約はどのように決められ、どこまで力を及ぼすべきか 雇用や労働条件はどのように保健されているか 職場における労働者の尊厳を保障すること 3 労働基準法はどのように改悪されようとしているのか 改悪をされてもけっしてあきらめてはいけない 労働時間を集団的に規制させない裁量労働制 年次有給休暇の「改正」は労働者にプラスになるか 労使協定重視は経営側の言い逃れ いろんな契約期間の労働者を企業が選んで雇うこと 労働法制「改正」は世界的な流れではない 4 諸外国の労働者派遣法と日本の改悪法案 労働者派遣とはどういうものか 派遣法改悪で派遣労働者が増えていく 派遣が増えていくと常用雇用が危うくなる 雇用不安で、びくびくして働かざるを得ない派遣労働者 派遣の問題は人ごとではなく自分の問題だ 5 労働法制改悪をはね返していくために 「労働組合こそ労働条件を決めるんだ」という自覚をもつこと 労働組合の役割はすべての労働者の利益を代表すること 職場・地域・産業で、そし国際連帯のなかでたたかうこと |