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 2−21. 並列接続での電流

'03/08/30  Ver.5.3  Kairo0221

 Keyword / Section No.
 並列接続での電流
 
/kairo0221-01
  図.221-1 は、3つの抵抗器を並列接続し、電源により起電力E[V]を加えた回路である。 

 この回路において、各抵抗器に流れる電流I[A]、I[A]、I[A]と全電流I[A]を電流計を用いて測定し、その関係を調べると次のことがいえる。[実験結果]

   各抵抗器に流れる電流の和は、全電流に等しい。

 このことを式であらわすと、次式のようになる。

   I = I + I + I     (221-1)



 
/kairo0221-02
 この関係をキルヒホッフの第1法則という。キルヒホッフの第1法則は、接続点に対し、流れ込む電流と流れ出る電流についての関係を述べた法則である。この内容は、キルヒホッフの第1法則を適用した1つの結果である。
 
 解釈の詳細 : キルヒホッフの第1法則から(221-1)式を導く
 
[図.221-1/draw] 並列接続での電流
 Keyword / Section No.
 並列接続での電流 (一般論)
 
/kairo0221-03
 図.221-2 の回路のような、抵抗器の数がn個の場合の関係は、次式で表すことができる。

   I = I+I+I+・・・+In−1+I 
                      
    (221-2)
 
 
 
[図.221-2/draw] 並列接続での電流(一般論)
 Keyword / Section No.
 
 
 

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