この猫は「カタメ」と呼んでいる。もう4年の付き合いになる。 なんで「カタメ」かというと、出合ってすぐにこいつは左目を ひどく損傷していたことがあったから。 猫同士でのケンカでもしたのだろうか、左目が深くえぐられて、 眼窩に肉が見えていた。 こりゃもうダメかもしれないなーと思ったが、その後回復し、 2ヶ月後にはなんと! 眼の形が再生していた。 野生の生命力のたくましさよ。人間ではこうは行くまい。 水晶体の濁りは残ったが、それも次第に薄れて、今では見た目では ほとんどわからない。視力が回復したのかどうかは怪しい。 (上の写真ではカメラのストロボが反射して左目の奥が光って見えている。) 小柄な猫ながらしっかり居場所を確保して、他の猫たち (だんご尻尾、 グリーンアイ) とも共存し、元気に暮らしている。 |
![]() 左目が傷ついた直後 1999/6 |
![]() 2ヶ月でここまで再生 1999/8 |