◆ 亀の呪い?4連発 ◆
さて、亀の形の岩 を観に行った直後から、
次々と悲しい出来事が僕らの上にふりかかった。
神聖な亀の形の岩に罰当たりなことをした報いだろうか。
それらをこのページにまとめて書くことにする。
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(2001/08/17 撮影 at ウランバートル, モンゴル)
まず、キャンプに戻り着いてすぐ、僕の一眼レフカメラ
Nikon FE2 が急に動かなくなった。
フィルムを入れ替えて、先頭のブランク部分を空撮りしている時に、
急にミラーアップしたまま、どうにも動かなくなった。
シャッターボタンが押せず、巻き上げもできない。あちゃー、これは悲しい。
何年も使い、心から信頼しているカメラなのに。
たまたま今回はサブカメラとして
Ricoh GR1s を持ってきていたのだが、
それはカメラ電池が切れたアンクルディノさんに貸していたので、
ウランバートルに戻って電池が手に入るまでは写真が撮れない状態となった。
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(2001/08/18 撮影 at ウランバートル, モンゴル)
ウランバートルに戻り、コンチネンタルホテルに一泊した翌日、
街に出て大きなデパートメントストアへ。
お土産のピンバッジなどを買い、1階のドアから外へ出たところで、
アンクルディノさんが「やられた!」と叫んだ。
ショルダーバッグのポケットに入れておいた彼の財布がなくなっている。
ドアの出入り口で混雑し前後を人に挟まれたところでスリ取られたのだろう
(よくある手口らしい)。
近くにいたガードマンに訴えるが、どうしようもない。
カード使用停止の連絡のために何軒かホテルを回って
国際電話をかけるなどの処置を取る。
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(2001/08/18 撮影 at ウランバートル, モンゴル)
その後気を取り直して、自然史博物館とガンダン寺を見学する。
この頃から僕の腹具合が悪くなり、痛み出す。
見学を切り上げてホテルに戻り、トイレに入るとやはりひどい下痢だ。
僕とは別に、アンクルディノさんは「寒い寒い、熱があるようだ」と訴えている。
夕食の時間になっても具合が良くならないので、ツアーガイドと相談して
救急車を呼ぶことにする。電話をすると、すぐに救急車が来た。医師登場。
モンゴルの救急車は患者を運ぶのでは無く、医者が乗ってくるのだ。
診察が行われ、熱が 38.6℃ で、喉も腫れているとわかる。
5種類ほどの飲み薬を処方してもらい、安静にする。
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(2001/08/18 撮影 at ウランバートル, モンゴル)
夕食をパスしたので、気を使って「おかゆ」が部屋に運ばれてきた。
日本から持ってきた「お茶漬け海苔」をかけてみるが、
僕はそれさえも全然食べられない。
胃がキューッと痛み、吐き気と下痢が続く。胃腸の中はスッカラカン。
朝まで不調は続いた。
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2002/08/23 T.Minewaki
2002/09/23 modified T.Minewaki
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