掲示板に投稿された夢の中から、心を癒してくれそうなものをセレクトしています。
(その2)





水を飲むひと by なつこ 2001/06/17


アラビアのようなイメージの異国を、

性別の知れないキレイな人の侍女として旅をしている。

彼、もしくは彼女がひたすらキレイな動作で、

移動するごとに音を奏でるようなのに、うっとりした。

異国のコインで清流の水を買う。

特製の青い皮袋に入ったその水を、その人はごくごくと清らかに飲み干す。

淡い光は黄昏、もしくは朝日で、

水売りと私は息を止めながらその空間を凝視し、同じ想いを分 かち合っている。


透かし模様  by 夢遣い  2001/06/20

眠りの中だと自覚しているので、あたりは暗い。

前方に、アラベスクのすかし模様が入った、薄い銅板のようなものが立っている。

板の向こうには光が満ちているらしく、模様の隙間を光が埋めて、

そのコントラストにより模様は黒くくっきりと浮かび上がる。

緻密で繊細なデザインだ。

光のほうは、うっすらとエメラルド色を帯びて、

水面に反射しているかのように静かに揺らいでいる。

捜している白い光とは違うものだが、

美しいのでしばらくじっとその板のような壁のような門のような、

あるいは世界の蓋のようなものに見とれているが、

ふと振り返るとすぐ肩の後ろにも薄い板があり、

こちらは、市松模様をモダンにしたような正方形主体の紋様で埋められている。

アラベスクもよいがこれもよいと思ったりする。

待ち続ければほかにもいろいろな模様の板が現れそうな気配。


祖母がなくなってしばらくして… by rainy  2001/06/20


まぶしいくらいの白い光の中に祖母が立っていて、

「おまえがあまり泣くとわたしはきれいな世界にいけないよ」と慈愛にみちた笑顔で言う。

なにかの映画の台詞みたいだなと思いつつ、泣けて泣けて目が覚める。


マリンエクスプレス? by いずむ 2001/06/23


ずいぶん前の夢ですが、

電車が海の上の細い鉄橋を走っていたと思ったら、

いつのまにか海の中を走っていたという青くてきれいな夢を見ました。

たぶん、福岡の「海の中道」という地名に触発された気がします。


この世の果て… by bless  2001/07/03


随分、昔の夢です。

わたしの目の前に占い師がいる。

紫の布で顔や体を覆っている。

性別など気にならないような、不思議なオーラが感じられる。

真っ暗な中で自分とその占い師の前に置かれた水晶玉だけが光を放って、あたりを照らしている。

自分のほかにも数人の人間がいるようだ。

気がつくと、必死で空に向かって登っている。

その町で一番高い煙突のはしごをどんどん登っていく。

目を瞑っているのに、そこは空だと肌で感じている。 わかる。

どんどん空気は冷たくなるし、一歩登るたびに風が強くなって今にも吹き飛ばされてしまいそうだったから。

息が苦しい。

それがふと、解消されたとき目をあける。

さぞ高い場所にたどり着いたことだろうと思った。

そこはまだ太陽の光を遮る、雲の下だった。

雲の薄い部分から白い光が見える…。

私は海に飛び込んだ。

やはり息は苦しくなる。

しかし、あっさりと海底へとたどり着くのである。

海底の白い砂、それが埃のようにあたりを濁らせてしまう。

気がつくとそこは海でもなく、空でもなく、

占い師のいる部屋だった。


bless さんの果てをみて思いだしました。by  なつこ 2001/07/03


目が覚めたら、そこにいた。

まっしろな体と銀色の 長い髪。あたたかなベッドからおりて窓をのぞく。

紺色の空間だけみえて、星はない。

目を細めてはるか下のほうをうかがう。 街はみえない。

地球が淡く、宇宙よりも透明なブルーで、明るいその輪郭を浮き上がらせている。

彼女がいるこの塔は高い。

細く、今にも折れそうに 地球からのびている。

彼女はその天辺の部屋にいる。

部屋はとても、居心地がよい。 そして、地球を見る。

あの、青いブルーが、とても愛しい。

○ by A 2001/07/07


大きな透き通った球体の中にいた。

触れてみると、手が外に出る。外に出た手は見えない。

ちょっと出したり引っ込めたりする。

途中で、引っ込められなくなった。

わっ、わっ、と思って引っ張ったら、海の底だった。

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