- 伐採作業中のため林道は迂回路との分岐点で通行止めになっていた。車が4台駐車してあった。車を置き、迂回路の林道を歩き始めた。しかし谷からだんだん離れてしまうので、15分程登ったところで自信が無くなり引き返した。あらためて通行止めの林道を登り始めた。途中で、ブルトーザを使っての植林伐採作業をしていた。
- やがて林道は迂回路と合流した。迂回路を通ると、ここまで車で入れるらしく、車が1台駐車してあった。合流点から先の林道は荒れていて車は通れそうになかった。
- 林道はスキー場からの荒れた登山道との合流点まで続いていた。合流点からわずかの登りで一ぷく平に着いた。ここには北側から別の林道が上がってきていて車が2台駐車してあった。ちょうど家族連れがシートを広げて昼食中だった。お堂の横まで登り、腰掛けて昼食にした。間近に鷲ヶ岳の頂上が見えた。振り返ると真っ白な白山が見えた。
- 一ぷく平からは、砂利と木の階段で整備された散歩道がしばらく続いた。小ピークを巻き、急な登りに入ると散歩道は終わり、しっかりと笹の刈られた登山道になった。お昼を山頂で過ごした登山者が9人ほど次々下りてきた。山頂直下にはショウジョウバカマが咲いていた。
- 山頂には誰もいなかった。360度の展望だった。鉄でできた展望板は直射日光が当たり熱くなっていた。時々ツツドリ、コマドリ、ウグイスの鳴き声が聞こえた。
- 下りの急坂では視点が上の方になるせいかタムシバの白い花が目立った。時間も有ったので、一ぷく平手前の小ピークは、今度は頂上を通った。
- 林道での植林伐採はまだ続いていた。林道脇の水路からのカエルの声を聞きながら車のところに戻った。他の車はすでに帰った後だった。