- 少し荒れ気味の林道を車で登っていくと登山口に着いた。すでに車が10台駐車してあった。車をあいている場所に駐車して歩き始めた。青空が広がっていた。林道のゲートを通るとすぐに山道に入った。ブナなどの雑木林で黄葉がきれいだった。
- 水の流れを数回渡り、林道を数回横断して、標高1180mの林道横断地点で一休みした。数人の登山者とすれ違った。更に5分登ると林道終点に出た。単独行がお湯を沸かしながら休んでいた。林道終点からはブナ林が広がっていた。平坦な場所だった。ブナ林の中では二人組が休んでいた。
- 小ピークを越え、下ったところが「水芭蕉群落」の標識がある鞍部だった。ミズバショウは跡形も無かった。登りに入ると15人ほどの団体とすれ違った。標高が高くなるとブナの黄葉はほとんど終わってしまった。
- 山頂が近付いて平坦になると笹がかぶり気味になった。なかなか山頂に着かず時間が長く感じられた。赤いナナカマドの実が多かった。少しぬかるみがった。
- 最後の一登りが終わると山頂に着いた。北東側の展望が良く、白山が見えた。西日が背中に当たり、暑いくらいだった。携帯が通じたのでメールを出した。
- 帰りは往路を下った。下るに従い黄葉がきれいになって行った。気持ちの良いブナ林の平坦地ではゆっくりと休んだ。登山口に戻った時は、車は最後の一台になっていた。