- 前日は中房温泉に宿泊した。当日は6時半からの朝食を食べてから出発した。
- 登り始めは数珠つなぎになっていた。家族連れも多かった。最初に休憩した少し勾配が緩くなった地点の少し先が第一ベンチで水場も有った。
- 第二ベンチにかけては、だいぶ列もばらけてきた。第三ベンチにかけてはマツとコメツガが多かった。第三ベンチを過ぎると花崗岩が増えてきた。富士見ベンチでは下りの30人くらいの団体が休んでいた。霧で展望は無かった。合戦小屋にかけては花崗岩の道の登りだった。木の階段が多くなった。
- 合戦小屋でスイカ1切れ800円を二人で分け合って食べた。
- 合戦小屋からは木の丈が低くなった。三角点(合戦沢ノ頭)で展望が開けた。10-20人の登山者が休んでいた。槍ヶ岳の穂先だけが見えた。稜線の行く手には燕山荘が見えた。テント場には色とりどりのテントがたくさん見えた。
- 燕山荘には大勢の登山者がいた。テント場はトイレの近くと少し傾いた場所に数張りのスペースが残っているだけだった。隣の張ったばかりのテントを少し詰めてもらってトイレ近くにテントを張った。
- テントに荷物を置いて、燕岳に向かった。空気の澄んだ日で、雲も上がって来ておらず、富士山から鹿島槍ヶ岳まで見えた。左手斜面にはコマクサがたくさん咲いていた。
- 最後に花崗岩の岩場を少し登ると山頂に着いた。登山者が10人くらいいた。すぐ先に北燕岳が見えた。せっかくなので行ってみる事にした。コマクサがたくさん咲いていた。北燕岳まで誰ともすれ違わなかった。最後に岩を登ると北燕岳の山頂だった。静かな山頂で一休みした。
- 北燕岳からの帰りは数人の登山者とすれ違った。小屋まで戻っても時間がたっぷり有ったので、缶チューハイを購入してベンチでくつろいだ。テント場は60張ものテントで満員で、トイレの浄化槽の上にもテントが張られていた。張る場所のなかった単独行者が大天井岳に向けて出発していった。