- 今回は4人だった。東日原を出発した時は雨だった。標高900mまで登ると尾根に出た。採石場の金網が有った。
- 更に登って行くと登山道にマムシがいた。とぐろを巻いていた。尻尾を降って威嚇するので、2-3m山側を迂回して通った。
- やがて岩場を横切って進む道になった。右側が崖で雨も降るのでゆっくり歩いた。岩場が終わった小鞍部からはミツバツツジがたくさん咲いていた。雨は本降りになっていた。きれいなミツバツツジに見とれて足を滑らせないよう注意して歩いた。
- 一杯水避難小屋では雨宿りしながら昼食休憩にした。屋根に当たる雨音は、食事を食べているうちに小さくなった。予定の天目山経由は取りやめた上で、巻き道を通って先へ進むことにしたした。巻き道はミツバツツジやシロヤシオがきれいだった。
- 道は尾根の南側に付けられていることが多かった。雨は途中でやみ風が出てきた。鳥が鳴いてきた。桟道が多いので注意して歩いた。
- 酉谷避難小屋に着いたときは、すっかり天気が良くなっていた。視界も開け、奥多摩の山々が見えた。日が差してきて空には虹が見えた。この日は、他の宿泊者はおらず、小屋は貸し切りで快適に使わせてもらった。水場の水はしっかり出ていた。
- 翌朝は曇りだった。室温は15℃だった。小屋の外は12℃だった。小屋から富士山が見えた。
- 酉谷山まで登ると雲取山が見えた。付近にはミツバツツジのつぼみがたくさん有った。
- 帰りは天祖山を経由した。天祖山への登りにもミツバツツジがたくさん咲いていた。天祖山山頂では小鳥がたくさん鳴き、新緑がきれいだった。
- 天祖山からは所々の急坂を慎重に下り、日原に下山した。
- 今回、山中で出会った登山者は二日目の6人だけだった。静かな山行を楽しむ事ができて満足した。