- 長野のバスチケット売場で往復を買ったら1割以上安くなった。バスを下りた越水ヶ原付近は両側が1m以上の雪の壁になっていた。
- 宿に荷物を置き、クロスカントリースキーを借りて出発した。戸隠スキー場までは道路を滑った。
- スキー場から林道への入口が分からず少し迷った。上の駐車場の左手にあった。
- 林道跡はやがて消えた。磁石の示す方向にまっすぐ進んだ。ゆるい坂を登りつめて尾根に出た。次の急坂は斜滑降で進んだ。木が多かった。何度か転んだ。ぬれるのでオーバーズボンをはいた。
- 再び緩い坂を登り、広い尾根に出たところで休んだ。ガイドブックには大巾と記載されていた。大巾からは磁石の方向を合わせて戸隠キャンプ場を目指した。ぴったりとキャンプ場に出る事ができた。スキーを脱ぎ、雪面に付けられたステップを下りて道路を渡った。
- キャンプ場から牧場にかけては、広々として気分が良かった。雪原の向こうには戸隠連山がそびえていた。
- 林の中を丸山の鞍部へ向かった。鞍部からはトレースと標識があり、すんなり随神門に出た。随神門からは参道を通り、越水ヶ原の別荘地を抜けて宿に戻った。別荘地からは戸隠連山がきれいだった。
- 翌日は、朝食をゆっくり食べ、宿に余分な荷物を置いて出発した。
- 随神門までは、参道横の林の中を滑った。随神門からは杉並木の参道を進んだ。トイレ前から左折し、天命稲荷にショートカットして進んだ。途中まで杉の植林で滑りにくかった。天命稲荷のあずまやの屋根には1.2m位積雪があった。
- 鏡池は一面の雪で広々としていた。鏡池からはトレースがなく、夏道も不明だった。磁石を合わせて、斜面を登った。尾根を乗り越え、いったん下り、再び登りつめると硯石の南西側小ピークに出た。硯石のピークに出た後、尾根を南東側に標高差40m下った。スキーで滑るので行き過ぎないよう注意した。二人組に会い、「鏡池からか」と聞かれた。北東に方角を変え急坂を少し苦労して下りると小鳥ヶ池に着いた。雪でおおわれた池の向こうに戸隠連山が見えた。
- 小鳥ヶ池からは林の中を進んだ。森林植物園に予定より早く着いたので高台園地まで行ってみた。鳥がさえずり、戸隠連山が木の間から見えた。