- 小鹿野役場からのバスは他に乗客1人だった。バスを下りてからは舗装された林道を歩いた。長久保集落には柿の実がなっていた。林道のヘアピンカーブのところから近道の山道に入った。あまり歩かれてない様子でヤブ気味だった。最後は道が不明瞭になり足場の悪い斜面を登って林道に戻った。その後、杉ノ峠入口に着くまでに郵便配達のバイクとすれ違った。杉ノ峠入口の先にも人家があるらしかった。
- 杉ノ峠入口から山道に入った。高さ3~5mの桧の植林帯で登山道には少し笹がかぶっていた。
- 杉ノ峠には杉の木と小さな祠が有った。南側の展望が少しあった。峠からしばらくは左側が伐採跡だった。苗木は植えられておらず、タラの木が有った。やがて高さ2m位の植林になった。植林の上に武甲山が見えた。
- 山頂は南側が植林で展望がなかった。北側は雑木林で木の間から御荷鉾山が見えた。日もあまり差さず北風も寒かったので早々に出発した。
- 鞍部まで少し急な坂を下った後、長久保ノ頭への登りになった。左側が植林、右側が雑木林だった。長久保ノ頭からは東から南にかけての展望が得られた。長久保ノ頭を少し下った肩のところが雑木林になっていて雰囲気が良かったので大休止した。木の幹の間から両神山や二子山が見えた。
- 気持ちの良い雑木林はすぐに終わり、暗い植林帯になった。坂丸峠まで下ると群馬県側が雑木林になっていた。雑木林の中に入って休んだ。
- 長沢(ちょうざわ)への下りは沢に下りたところが少し荒れていて分かりにくかった。
- 長沢のバス停にはベンチが有った。ベンチに座ってバスを待つ間、残ったお湯でウイスキーを割って飲んで冷えた体を暖めた。小鹿野までのバスは他の乗客はいなかった。
- 池袋まで出て、新年の祝杯を上げた。