- 旭川から予約していたレンタカーで天塩岳ヒュッテに向かった。途中、道路にキツネやシカが出てきて驚いた。ヒュッテに向かう林道は夜間(17:00-7:00)は崖崩れの恐れのため通行止めとの事だった。
- ヒュッテ前のキャンプ場にテントを張った。この日の泊まりの車は11台だった。ヒュッテをのぞくと真新しい畳がしかれていて快適そうだった。
- 翌朝は前日の雨も上がり、ヒュッテから天塩岳が見えた。最初はシラカバ林の中のゆるい登りだった。鳥のさえずりが多かった。分岐を左に進み、まず、前天塩岳に向かった。
- やがて谷の対岸に避難小屋や円山が見えてきた。巻道の分岐付近からハイマツ帯になり、天塩岳が良く見えた。
- 前天塩岳からは枯れて白骨化したハイマツの向こうに天塩岳が見えた。
- 天塩岳との鞍部には、ハイオトギリなどが咲いていた。天塩岳山頂の直前には小規模なお花畑があり、エゾウサギギクなどが咲いていた。
- 天塩岳山頂に着いたときはガスになり展望が無くなってしまった。山頂で昼食をとった。
- 天塩岳からの下り始めでは、ウグイスがたくさん鳴いていた。避難小屋に付く頃にはガスも晴れ、天塩岳や前天塩岳がはっきりと見えた。避難小屋は立派だった。きれいなトイレも有った。
- 円山周辺のハイマツの下にはリンネソウが咲いていた。円山を下っていくとやがてダケカンバ帯になった。
- 登山口に着いたときには、ほとんどの人が帰った後だった。購入しておいたビールで乾杯した。この日は大変暑く、旭川でも30度になったそうだった。
- 翌日はウエンシリ岳に向かったが、結局天気が崩れ登山は中止にした。ウエンシリ岳のふもとには、夏でも見られる「氷のトンネル」という名所が有るのだが、冬の雪が少なかったためか、すでに跡形もなく融け去っていた。