- バスを降り、古鉄橋(こてつばし)を渡った。渡った所にベンチが有ったのでザックを下ろしてストックを準備した。雪が数cm積もった林道を進み、登りになるところで標識に導かれて畑の間の道に入った。積雪は5cm位で柔らかな雪だった。足跡が多かった。畑の入口と出口に動物避けのネットが有った。
- 植林帯に入ると積雪は無くなった。植林帯を数分で抜けると石灰岩のごろごろとした斜面の登りになった。周囲は葉を落とした広葉樹だった。積雪は5cm位で落ち葉が混ざっていた。岩の間を縫うように登って行った。「立処山鍾乳洞170m」などと書かれた標識が時々有った。次第に山頂からの絶壁が迫ってきた。
- 鎖の付いた斜面を登って行くと絶壁の縁に有る鍾乳洞入口に着いた。岩の間の入口は狭かったが中は広そうだった。
- 鍾乳洞入口からは落ち葉と雪が混ざった急斜面を登って行った。ロープが付いていた。
- 稜線に出ると雪はほとんど無くなり植林帯になった。左に曲がって登りつめたところに明家(みょうけ)への分岐が有った。いったん下って植林が終わり雑木林を登り返すと岩場になった。手も使って登ると山頂に着いた。
- 山頂は360度の展望だった。南には両神山が、下には出発点の古鉄橋が見えた。三脚を使って記念撮影をした。北西の風が強かったので風の反対側に少し下がった陽だまりで昼食休憩にした。
- 帰りは往路を下った。鍾乳洞入口前後のロープと鎖の所はゆっくりと慎重に下った。古鉄橋手前のベンチでストックをしまった。この日は登山者には会わなかった。
- 少し時間が余ったのでバス停を3個分先へ進んだ恐竜センターを見学してから帰った。