- 千倉からのバスを大川で下車した。行く方向が分からなかったのでGPSで確認してから歩き出した。高塚不動尊への道の途中にミカンの木が有りオレンジ色の実が生っていた。
- 高塚不動尊から急坂を登り始めるとと、昨年秋の台風の影響らしく道に小枝がたくさん落ちていた。少し歩きにくかった。合有戸溜池分岐までの間に三角点峰まで行く踏み跡が左に分かれていた。合有戸溜池分岐付近では大きな倒木が切断されて道の両側にどけられていた。小鞍部になっている合有戸溜池分岐からは急な階段の登りになった。左右には相変わらず倒木が多かった。
- 階段を一登りで山頂直下の奥ノ院に着いた。北東方向に弓なりに曲がる海岸が見えた。手前の建物は屋根が落ちていた。奥の本殿も屋根瓦の上に落ち葉が残り、少しひなびた感じがした。それでも新年らしく、お飾りが備えられていた。お賽銭を入れ初詣を済ませた。
- 奥ノ院の裏手が山頂だった。ベンチと小さな山頂標識が有った。大島が見えた。ベンチの先へ進むと利島が見えた。ベンチに座り、おせち料理の残りをおかずに、おにぎりを食べながらゆっくりと昼食休憩にした。
- 下りは合有戸溜池分岐まで戻り、左手の合有戸(がゆと)溜池に向かう登山道に入った。こちらも倒木が多く20-30cmの太さのシイの木が倒れたままになっていた。人が通らないのか倒木も切断されておらず、幹を乗り越えたり迂回したりして通った。木の枝もたくさん落ちていた。台風の風が強かったのは稜線だけらしく、下って行くと倒木も無くなって歩きやすくなった。
- 合有戸溜池からコンクリート舗装の車道を少し下ると麓の平地に出た。長性寺前を通って平地を進み高塚不動尊まで戻った。高塚不動尊からは、更に草地や湿地の間の遊歩道を進んだ。所々に水仙が咲いていた。大川お花畑付近で道が分からなくなり国道に出た。
- 国道を進んで「白間津(しらまづ)お花畑」まで歩いた。お花畑では、オレンジ色のキンセンカや紫のストックが咲いていた。車で来た観光客も散策していた。海が間近に見え、沖を行く貨物船が見えた。船と咲き始めた花を見ながらゆっくりと休んだ。