- 神武寺駅から歩き始めた。線路沿いの車道を歩いた後、学校の前、老人ホームの前を通って山道に入った。谷間の道だった。岩が多かった。周囲は照葉樹だった。途中で小犬を連れている20代の男性に追いつかれた。「散歩コースですか」と聞くと「最近、ここがお気に入りで毎日来るんです」との返事だった。
- 石段を登ると神武寺の一角に着いた。広場にはリスが三匹いた。階段を登り、赤い服を着た地蔵を見て更に登ると境内に着いた。「なんじゃもんじゃの木」との標識の付いた大きな木が有った。
- 境内の裏手から更に登って行った。所々にリスがいた。足元にはドングリがたくさん落ちていた。少し平坦になった所でコンビニの袋とペットボトルを持った70歳位の散歩の男性とすれ違った。
- 縦走路から外れて脇道を右上に登ると三角点峰に着いた。西側の展望が良く、逗子の市街地と相模湾が見えた。
- 縦走路に戻り岩の多い道を進んで行った。照葉樹やコナラが多かった。ツバキの花も多かった。時々リスがカサカサと動き回っていた。送電鉄塔が三本ほど有った。
- 鷹取山山頂直下は広場になっていて、周囲は岩を切り出した跡の壁に囲まれていた。壁にはクライミング跡と思われる小穴がたくさんあいていて、見るも哀れな感じを受けた。壁の下部には一般者の立ち入り禁止を示す看板が立っていた。
- 壁脇の階段を登ると鷹取山山頂で展望台が有った。中央にベンチが有ったので座って昼食休憩にした。おにぎりを食べながら東京湾と房総半島の展望を楽しんだ。風が少し冷たかった。下の広場には歩いて行く2-3人のハイカーが見えた。
- 展望台を下りて岩の多い稜線を更に進んで行った。稜線は左カーブをしていて回り込んだところからは住宅地越しに先ほどまでいた鷹取山山頂が見えた。
- 街灯の有る稜線の遊歩道を進み送電鉄塔手前の分岐から階段を右下に下ると住宅地に入った。住宅地を京急田浦駅まで歩き帰りの電車に乗った。