- 長野駅で一行7人が集合し2台の車に分乗して登山口へ向かった。
- 龍虎トンネル横の登山口には他に車が1台有るだけだった。ハルゼミがたくさん鳴いていた。
- ジグザグに山道を登って行くと、すぐに稜線に着いた。T字路になっていて「鶴見岳縦走コース」の標識に導かれ左へ霧見岳へと向かった。ミズナラの多い森だった。ヤマツツジが少し咲いていた。ハルゼミがうるさいくらい鳴いていた。遠くではツツドリが鳴いていた。小ピークを越えた鞍部付近は右手がカラマツ林になっていた。車の主と思われる夫婦とすれ違った。
- 鎖の付いた急坂を登ると霧見岳に着いた。樹林におおわれ展望はなかった。
- 霧見岳からの稜線には岩が多くなった。行く手をさえぎられ右手を巻く箇所も有った。周囲はブナの混じる森だった。道はしっかりしていた。ところどころ小枝がかぶさって煩わしい所も有った。ハルゼミが終始鳴いていた。
- 霧見岳山頂は針葉樹におおわれていた。林床にはシダが多かった。戸隠方面の木が刈られ、戸隠西岳が見えた。木の幹に取り付けられた金属製の箱の中にノートが有った。ぽつりぽつりと登山者の記載が有った。1月から3月の間は誰の記載も無かった。戸隠の眺めの良い場所に丁度切り倒した木が有った。腰掛けてワインで乾杯し昼食にした。
- 帰りは往路を戻った。鞍部でハルゼミはいったん静かになったが、霧見岳付近ではまたうるさくなった。霧見岳で単独行とすれ違った。トンネルの手前ではヤマツツジが咲いていた。
- この日、山中では3人とすれ違っただけだった。