- 古市駅からの畑の中の車道歩きは風が冷たかった。松尾山との分岐を左に入ると杉植林の林道の登りになった。
- 登山口には車が3台駐車してあった。あずまやと水場が有った。あずまや横の登山道を登り始めた。木の階段になっていた。沢を横切り斜面を登って行くと尾根に出た。少し勾配がゆるくなったところで一休みした。
- 休んだところからわずかの登りでベンチが有った。眺めが良かった。アカマツが多かった。ベンチから先は岩の稜線だった。道が二手に分かれていた。左手が岩の稜線沿いに登る道、右が稜線を巻く道だった。稜線の岩場の道を選んだ。ロープと鎖が有った。岩場からは山頂がよく見えた。岩の稜線を進む間に下の巻き道を行く6~7人のグループとすれ違った。しばらく進むと下の道と合流した。
- 山頂には誰もいなかった。岩がごつごつしていて南北に長かった。360度の展望だった。篠山盆地が良く見えた。
- 山頂からの最初の下りは急坂だった。道の両側にロープが手すりのように取り付けられていた。アカマツが多かった。右手の登山口方面に下る道を見送ると、ところどころ木が刈られ、白髪岳と松尾山が見えるようなった。アカマツの切り株で年輪を数えたら50~60年だった。
- 松尾山への登り始めに十字路が有った。松尾山山頂は樹林に囲まれていた。篠山方面だけ展望があった。篠山口からの登山道が有った。
- 松尾山を後にして照葉樹とアカマツの多い尾根を下って行くと卵型をした塔がたくさん立つ「卵塔群」が有った。回りは植林帯だった。回りが雑木林だったらもう少し雰囲気が良かったろうにと思った。「卵塔群」を左に曲がり水平にしばらく歩くと高仙寺跡が有った。高仙寺跡から下って行くと不動滝が有った。不動滝は少し水が氷りかけていた。
- 不動滝から林道を下って行くと人家が出てきて茶畑が少し有った。日がまぶしく、ススキの穂が光っていた。最初の分岐点からは往路を駅へ戻った。行きよりも風が緩み温かだった。