- 前日、北相木村宮ノ平にある宿に宿泊した。忘年会で盛り上がった。今回は12人の参加だった。
- 翌朝、3台の車で加和志湖まで移動した。山登りしない3名を除き、9人で未舗装の林道を栂峠へと歩き出した。カラマツの林だった。
- 鉄塔の先で「栂峠」の指導標に導かれ送電巡視路に入った。ところが、どこかで道を間違えたらしく、急登をそのまま栂峠より西にある送電鉄塔ピークに登ってしまった。送電鉄塔ピークは眺めが良かった。
- 5cm位の積雪のある送電巡視路を栂峠へと向かった。国境稜線に出たところで巡視路はそのまま北へと向かっていた。少し方向を迷った。磁石で確認し、国境稜線を南へと向かった。雪の上には鹿の糞がたくさん落ちていた。やがて下りになると首尾良く栂峠に着いた。地蔵が雪の上に立っていた。
- 栂峠からは踏み跡をたどって新三郎へと向かった。積雪は5cm位だった。最後は急坂になりシャクナゲの枝をつかみながら登った。
- 新三郎山頂部は岩場になっていて展望が良かった。八ガ岳は雲の中だった。御座山がきれいに見えた。
- 新三郎からは稜線の踏み跡を進んで行った。ミズナラの多い森だった。鋸歯状の尾根で上り下りが多かった。北側斜面には雪が積もっていた。ところどころ稜線は狭くなっていた。岩場でまっすぐ進めない所も数ヶ所有り、信州側を巻いて通過した。送電鉄塔手前の分岐は間違えてまっすぐ行きそうな所だった。右へ下るのが正しい道だった。送電鉄塔付近は鞍部になっていて風が強かった。
- ぶどう岳には「武道岳」と書かれた小さな標識が有った。西風が強いので少し上州寄りに進んで風を避けて昼食にした。
- ぶどう岳からの下りには岩場が多かった。見晴らしが良かった。慎重に通過した。ぶどう峠の手前は背丈ほどの笹が茂っていた。ぶどう峠で車道に下りる箇所は上州側が急で、信州側から下りる方が楽だった。
- ぶどう峠には山登りしなかった3人が迎えに来ていた。おかげで加和志湖までの下りの車道歩きを省略できた。南相木村の滝見の湯で暖まってから帰った。