- 富谷行きのバスは途中で国道を離れ、新興住宅地に入っていった。地形図を見ながら一番登山口に近そうなバス停で下車した。雨の中、傘を差して登山口へ向かった。幸いにも雨は途中でやんだ。宮床付近では桜が満開だった。
- 登山口で同行者と合流し、一緒に登り始めた。姥坂手前のベンチまで杉植林の登りだった。姥坂の登りにはカタクリの群落が有った。曇り空で花びらは開ききっていなかった。姥坂を登りきった尾根にはイワウチワがたくさん咲いていた。
- 山頂直下にある国見崎の展望所でシートを広げ昼食にした。仙台の平野が見えた。北の方に半分霧に隠れた他の七ツ森の山々(撫倉山や松倉山)が見えた。出発する頃には雨が降り出した。
- 国見崎から山頂までの間にもカタクリの群落が有った。まだつぼみだった。山頂にはお堂が建っていた。同行者にお堂の軒下で雨宿りしてもらっている間に、下山予定の難波へのコースを探した。山頂から少し離れるとしっかりした道が見つかった。
- 下山したコースもカタクリが多かった。見頃は、もう1-2週後位の様子だった。栗などの雑木林をしばらく下っていくと杉植林になり、やがて難波登山口に着いた。後は車道を最初の登山口へ歩くだけだった。