- 則沢(そくさわ)行きのバスを終点手前の平山で下車した。トイレに寄ってから歩き始めた。
- 茶畑を見ながら車道を登った。やがて舗装された林道に入り、登山口に着いた。50台近くの登山者の車が停まっていた。旧道を登り始めた。
- 石や木で作られた柱の標識には一丁から順番に現在地が記載されていた。八丁の先で「肝冷やしの滝」への入口が有った。滝に寄ってみた。滝手前のガレ場を横切って滝のそばから眺めた。滝から戻るときにガレ場でポットとおにぎりを転げ落としてしまった。ザックのチャックを閉め忘れていたのが原因だった。河原まで下りて回収した。図らずも滝壺の手前からもう一度滝を眺めて休む事ができた。
- 十三丁から十九丁の間は迂回路になっていた。迂回路の合流地点から先では次々と登山者が下山してきた。「今日は久しぶりに天気が良かったので大勢いますよ」と下りてきた人が言った。二十六丁で新道と合流した。二十九丁から三十丁にかけては旧道と新道が分かれていて旧道を通った。標識は三十三丁まで有った。
- 穂積神社で一休みした。ここまでは林道を通って車でも来ることができるため車が2台停まっていた。家族連れが休んでいた。ベンチに座って一休みした。
- 穂積神社からの最初の登りには大きな杉の木が多く有った。やがて急坂になった。スチール製の階段が設置されていた。下りてくる登山者が大勢いた。稜線が近づくと落葉樹が多くなった。
- 稜線に出たところは薬師岳北側展望地で東側の展望が開けていた。残念ながら富士山は雲の中だった。
- 薬師岳は植林に囲まれ、展望も無かったので早々に出発した。文珠岳との鞍部からは再び落葉樹が多くなった。
- 文珠岳は東から南にかけての展望が開けていた。駿河湾が青々ときれいだった。ベンチがたくさん有った。すでにほとんどの登山者が下山していて、山頂には他に登山者が一人いただけだった。昼食休憩にした。
- 文珠岳からの最初の下りは急坂だった。杉と桧の植林帯が続いた。東海自然歩道で標識がよく整備されていた。若山との鞍部で則沢方面へ下山していくハンター3人と会った。植林に囲まれた若山で一休みした。
- 若山からの下りも植林帯だった。いったん舗装された林道を横切った。植林が終わって農道に出たところからは茶畑の眺めが良かった。西日がまぶしかった。
- 牛妻坂下ではバスの待ち時間を利用して安倍川の土手で一休みした。