- 天気が悪く、午後は雷の予報だった。ミッターグスコーゲルに登る予定を変更し、山上湖リッフェルゼー(Riffelsee)へのハイキングに切り替える事にした。
- 霧の中、マンダーフェン(Mandarfen)からゴンドラでリッフェルゼーの山頂駅まで登った。山頂駅からは最初はリッフェルゼーが見えなかった。水の落ち口へ向かううちにリッフェルゼーが見えてきた。薄緑色のきれいな湖だった。
- 水の落ち口で川を渡ると緩い登り坂になった。少し汗をかいた。再び霧になり、視界は30-50mほどになった。霧の中から牛のベルが聞こえてきた。少し風が吹いていた。
- 牧場の柵を越えると牛がいた。牛のすぐそばを通って歩いた。周囲は霧に覆われていた。所々で水が流れていた。
- 大岩の多い所を過ぎると霧が晴れてきた。上方の山が見えてきた。やがて谷の反対側の山々も見えてきて、氷河も見えてきた。
- アイスカステンバッハ(Eiskastenbach)の小川を過ぎると岩場の登りになった。登らずにまっすぐ進む巻道は通行止めになっていた。岩場にはワイヤーが付いていた。再び霧が濃くなってきて寒くなってきた。風が少し出てきた。
- 最高点を過ぎて100m程進むと(Wurnitaler Kopfとの)分岐に着いた。「Twei Zeiger (二俣の意?)2576m」との表示が有った。小川が有った。分岐で休むうちに5-6人が上から下りてきた。山小屋のタッシャッハハウス(Tacshachhaus)に泊まるとの事で、食事がうまいとの事だった。
- 霧の中を下り、氷河から流れ出る川を渡って登り返すとタッシャッハハウスに着いた。訓練中らしい兵士が15人ほどいて、ピッケルを持って上の氷河へと登って行った。休もうとしていると雨が降り出したので早々に出発した。
- 山小屋からの下りは雨風がひどく、寒かったので手袋を付けた。平坦地まで下るとタッシャッハハウスへの荷揚げ用リフトの小屋が有った。小屋横で休むうちに雨がやんだ。結局、雨が降っていたのは1時間ほどだった。
- リフト小屋からの下りでは、青空が広がりすっかり良い天気になった。U字谷とヤナギランがきれいだった。天候は変わりやすく、マンダーフェンに着く頃には再び曇り空になっていた。