- 河口湖駅は外国人の観光客で賑わっていた。駅近くのコンビニで食料を調達した。道路を横断するときに雪が少し残っていて滑りやすかった。メンバーが集まるまで駅のコーヒーショップでコーヒーを飲みながら待った。
- メンバー集合後、バスで本栖湖畔の浩庵荘入口まで行った。浩庵荘入口で車組と合流した。トイレに寄ってから出発した。
- 南斜面をジグザグに登っていった。雪はほとんど積もっていなかった。ミズナラが多かった。稜線に出たところがパノラマ台への分岐で雪が10-15cm積もっていた。踏まれていて滑りやすかった。左へ稜線を数分進むと富士山の展望地だった。あいにく富士山は雲の中だった。霧氷に囲まれた本栖湖がきれいに見えた。すべりやすかったので軽アイゼンを付けた。
- 稜線を少し戻り、先ほどの分岐から稜線をそのままパノラマ台へと進んだ。次の1146mピークは南の本栖湖側を巻いた。雪がほとんどなかった。鞍部で稜線に戻ると再び雪が多くなった。
- 1130m地点に南北に延びる丘があり、トレースに引き込まれて本栖湖側に少し進んでしまった。間違いに気が付き引き返して正しいルートに戻った。5分ほどロスしてしまった。指先が冷えてきたので手袋を二重にした。パノラマ台への最後の登りにかかるところで小休止した。
- 最後の登りになると雨氷が増えてきた。いったん気温が高くなって融けかけたのがまた凍ったのか、氷の中に枝が入った状態になっていた。氷に包まれたまま折れた枝がたくさん落ちていた。
- 精進湖からの道が合流して右へ少し下るとパノラマ台に着いた。先行の登山者が一人いた。本栖湖と精進湖が見えた。富士山は雲の中だった。周りの草は氷に包まれていた。少し傷んだあずまやが有った。軒からはつららが下がっていた。あずまやの下でワインや甘酒、日本酒を少々いただき、さつま揚げを食べた。時々、枝から落ちた氷が雪崩のように落ちる音が近くの斜面から聞こえてきた。
- 下山は南へ烏帽子岳へと向かった。霧氷の森だった。最初の南斜面の下りでは少し土が見えていた。烏帽子岳が近づくと再び氷に包まれた森になった。烏帽子岳の少し手前でメンバーの一人が転んで顔をけがしてしまった。
- アンテナの立つ烏帽子岳は霧に包まれていた。そのまま通過して本栖湖畔へ向かった。下るに従い暖かくなってきた。最後は溶けた雫が雨のように落ちてくる中を下った。
- 本栖隧道からは車道をゆっくり本栖湖バス停へ向かった。車組に車を回収してきてもらい、本栖湖バス停からは車で河口湖まで送ってもらった。