- バスを下りたのは2人だった。加蘇山神社付近は少し霧が出ていた。杉の木のまっすぐな影が、霧の中に伸びていた。イチョウの落ち葉がきれいだった。
- 竜ガ滝休憩舎で小休止した後、川沿いの道を中ノ宮へ向かった。途中には千本桂と呼ばれる桂の木があった。
- 中ノ宮からは急な鎖の登りになった。しばらく登ると奥ノ宮への入口に着いた。奥ノ宮に寄り道する事にした。手すりと鎖の付いた急な岩の登りで滑りやすかった。登りつめると洞窟の中に奥ノ宮があった。下りは同じところを通る気になれず、わきを迂回した。
- 新しいハシゴをいくつか通過した。目立たないピークの東剣ノ峰を通過し、西剣ノ峰に着いた。わきへ20mほど進むと展望の良いところに出た。目の前に石裂山が見えた。
- 縦走路に戻り、急な階段を下ると石裂山との鞍部に着いた。この付近は紅葉がきれいだった。登り返すと石裂山山頂に着いた。日光方面は雲が出てしまい、展望は得られなかった。昼食をとった。
- 石裂山から月山に向かった。ところどころ紅葉がきれいだった。ほどなく月山山頂に着いた。ほこらがあり、付近の木々も紅葉していて、落ち着いた雰囲気だった。登山者が約10人休んでいた。
- 月山からの下りにも鎖場が少しあった。杉の植林が多く、どちらかというと登りに通った道より単調だった。往路に通った竜ガ滝休憩舎を通り、バス停に戻った。バスの乗車は3人だった。