- 今回は地元の山の会の活動再開に伴って参加した山行だった。唐木田駅にメンバーが集合して歩き出した。
- 小田急線の車庫の横を通り、緑地の入口に着いた。最初に着いたのは「山中分園」だった。天気が良く空気が澄んだ日で広場からは富士山や丹沢の山々が見えた。
- 少し黄葉し始めた大ケヤキの下を通って進むと次の「大久保分園」に着いた。広場にはホオノキとシラカバが有った。雑木林を進み、あずまやの横を通って真新しい木の階段を下っていくと「トンボ池」に着いた。静かな池には木道が敷設されていた。脇にはピンクのホトトギスが咲いていた。少し住宅地を通った後、再度登って行くと、トイレとベンチの有る開けた丘に着いた。付近にはコナラのどんぐりがたくさん落ちていた。ベンチに座って一休みした。
- ゴルフ場の間を進むと「本園」に着いた。サービスセンター横を通り、ゴンズイの赤い実を見ながら登ると、広々とした「みはらし広場」に着いた。丹沢から奥多摩にかけての山々と雲のかかり始めた富士山が見えた。ベンチに座り昼食休憩にした。近くでは小さな双子を連れたお父さんが子供といっしょに遊んでいた。5-6人のガイド付きグループが次々と登って来て、立ち止まって説明を聞いていた。
- 休憩後、雑木林を下ると運動場に出た。脇にトイレが有った。再び雑木林に入ると、コナラのどんぐりがたくさん落ちていた。踏みつけながら歩いた。暑い日だったせいか、林の中からは名残のツクツクボウシの声が聞こえてきた。下っていくと上池・下池に着いた。木に囲まれていて静かだった。
- 谷沿いに真新しい階段を登り、吊り橋を渡ると「梅木窪分園」に着いた。「アサザ池」にはツリフネソウが赤く咲いていた。ここにもベンチが有り、10人ほどが休んでいた。谷に沿って、刈り取った稲を干している田んぼを見ながら水源池まで往復した。
- ゴルフ場脇を通り、ガスタンクの横を通って唐木田駅に戻った。
- 起伏が多く暑さも有って、思いの外、歩き応えがあるコースだった。久しぶりに顔を合わせた人との会話のはずんだ一日だった。