- 大瀬崎口バス停でバスを下車して岬に向かう車道を登り始めた。小雨が降っていた。ツバキの木の下を歩くと雨を避ける事ができた。車2台とすれ違った。標高60m付近まで登ると右手に歩道入口が有った。歩道に入った。
- 歩道は斜面を横切って緩く登っていた。照葉樹林帯なので雨が避けられた。少し石が多かった。歩く人は少ないらしく、時々蜘蛛の巣が顔にかかった。途中のかまど跡のような石積みの所で一休みした。
- 左下から電線が上がってくると歩道は平らになった。やがて遠回りしてきた車道に出た。天気は回復し晴れて来た。
- 車道を少し進むと左手に登り階段が有った。階段を登ると大瀬山山頂に着いた。大瀬山山頂には女神像と鐘が有った。見晴らしが良かった。下には大瀬崎燈台が見えた。風が強かったので、少しくぼんだところで風を避けながら休んだ。
- 稜線を燈台の方に進むと燈台に向かう下りのコンクリート製の遊歩道に出た。周囲は照葉樹林だった。遊歩道に入ってすぐのところで右手に樹林の切り開きが有り、嵯峨ノ島が見えた。見晴らしの有る場所は風が強かった。
- 展望の得られない樹林の中を下って行った。燈台と同じくらいの標高まで下ると樹林帯を抜けて草地になった。正面に燈台が見えた。
- 草地を下り、階段を登り返すと大瀬崎の燈台に着いた。三方が断崖になっていて眺めが良かった。風が強かった。草地の所まで戻って風を避けて休んだ。草地にはアズマギクのような花が少し咲いていた。
- 遊歩道を元に戻った。大瀬山山頂への分岐を過ぎると遊歩道起点の駐車場に着いた。車は無かった。結局、歩道を歩いている間には人には会わなかった。
- 下りは車道を通った。すぐに展望台が有り、大瀬崎燈台が見えた。ワゴン車の観光客もやってきて景色を眺めていた。海の景色を眺めながら車道をゆっくり下った。
- 大瀬崎バス停までの間で数台の車とすれ違った。バス停からは海岸沿いの車道を玉の浦まで歩いた。食堂に入って皿うどんを食べた。