- 生川(うぶかわ)の武甲山登山口の先、林道分岐点に車を駐車した。林道は左右とも車両通行止めになっていてゲートの前には役場の車が駐車してあった。左手の林道を進み橋の手前から作業道に入った。すぐ先の堰堤の上で川原に下りて支度をした。水量が豊かな沢で水もきれいだった。
- 入渓すると冷たい水が心地良かった。あまり深い所は無く、小さな滝を次々登って行った。少ししぶきを浴びながら2m滝を登ると倒木帯になり右側斜面がガレ場になっていた。ガレ場手前には作業道の渡渉箇所が有った。
- 水流が大岩で二手になった2mほどの滝が有り、左手の水量が少ない方を登った。やがて谷が広がり、上流の流れが見えて来た。4m滝に着いた。滝の水流沿いは水をだいぶ被りそうなので右手の残置ロープの有る岩場を巻くことにした。先行二人が苦労しながら残置ロープを使って登った。残りの二人は安全のためロープで確保してもらいながら登った。結局、滝の通過に15分ほどかかった。滝上で一休みした。
- 休憩後、遡行を再開すると、すぐにナメ滝が有った。水流の右手を巻いて進んだ。更に小滝を次々登った。やがて高さ2mほどのナメ滝が有った。流れのすぐ右を楽しみながら注意深く登った。釜の有る滝は膝まで水につかって登った。そろそろ休もうと、GPSで現在地を確認すると、残り標高差が10m程だったのでそのまま続けて登る事にした。
- 終了点手前にシャワーになった滝が有った。左右に分かれて登りやすい所を登る事にした。右手は登りは容易だったけれど上半身を濡らしながらになった。左手の水流沿いは少し難しかった。にじり寄って進み濡れずに済んだ。全員無事登った所で終了点の二俣に着いた。ゆっくりと休憩した。
- 帰りは沢沿いの作業道の下りだった。渡渉が3箇所有るので、沢靴は履いたままにした。作業道は細くて崩れやすい所が有った。渡渉箇所は沢靴のおかげで楽に通過できた。
- 思いの外、早く下る事ができ、あっと言う間に入渓点に戻る事ができた。川原に下り冷気を感じながらコーヒータイムにした。いただいたケーキがおいしかった。
- 帰りは車で20分ほどの「道の駅 果樹公園あしがくぼ」に寄り道した。沢と異なり、むし暑かったのでびっくりした。地元のナスとキノコをお土産に購入し、日影に入ってソフトクリームを食べながら暑さをしのいだ。