- 軒先を縫うように細い国道を走ったバスは終点の登山口バス停に着いた。タクシーの営業所が有った。タクシーに乗って小川宮(おがわのみや)に向かった。小川宮にはトイレが有った。
- しばらく車道を歩いた後、山道に入った。ところどころコンクリートで舗装されていた。回りは竹と杉の林だった。
- 大観寺前で車道に出た。昼食のおにぎりを食べた。郵便配達のバイクが行き来していた。鳥のさえずりが多く聞こえた。
- 不動辻から再び山道になった。植林に混ざって、シュロの木とアオキがたくさんあった。
- 笠石の手間には別荘地や国民宿舎が有った。ここまで、登山者には誰も会わなかった。笠石の直下には駐車場があり車が2台ほど停まっていた。笠石の上に登ると生石ガ峰の山頂が見えた。ススキの原が山頂に向かって続いていた。
- 山頂までの間、家族連れなど3組のハイカーとすれ違った。山頂は強風だった。三脚を立てようとしたが、風で倒されるほどだった。やがてアベックが登って来た。強風のためか少し下ったところで休んでいた。山頂から生石神社の方へ向かうとすぐにススキの原は終わりになった。
- 生石神社のやしろの裏には大きな岩が有った。神社の灯籠には電球が入っていて点灯していた。生石神社からしばらくは林道を歩いた。いったん舗装された車道に出た後、植林帯の山道に入った。集落に出てからは舗装された農道を下った。みかんが実っていた。
- 小川宮は携帯が通じなかったので、郵便局前の公衆電話でタクシーを呼んだ。