- 名古屋駅から車で鞍掛トンネル東口へ向かう途中、高速が事故渋滞だったので下道で行った。予定より少し遅れて登山口に着いた。すでに駐車場は満車だった。数分歩いた路肩の広くなったところに車を停めた。
- コグルミ谷は涸れた沢だった。最初は右側斜面の黄葉がきれいだった。次第に両側が黄葉になった。前に団体が1グループ、後ろにも団体が1グループいた。長命水はしっかりと水が出ていた。長命水からもしばらくは石灰岩の涸れた沢を登って行った。やがて黄葉のきれいな斜面の登りになった。
- カタクリ峠付近は紅葉が少し残っていた。カタクリ峠から少し登ると紅葉もほとんどなくなった。木の間から御嶽山が見えた。春に来たときは一面のバイケイソウだったが、この時期は全く無かった。
- 山頂は後回しにして最初に奥の平に行ってみた。団体が1グループ休んでいた。黄砂で近くのふもとの方は霞んでいた。逆に遠くの北アルプスははっきり見えた。昼食を食べた。
- 奥の平からは枯れたシダの草原を適当に下ってボタンブチに出た。絶壁の縁からは下の方に紅葉した山々が望め、眺めが良かった。ボタンブチからは踏み跡風の山道を登って行った。山頂には20台の男女8人組が休んでいた。
- 鈴北岳の手前の日本庭園では苔の緑がきれいだった。元池に寄って御池岳の写真を撮ってから鈴北岳に登った。鈴北岳に着いたときは先行の登山者がちょうど出発した後で誰もいなかった。
- 鈴北岳からの下りでは次第に黄葉が増えてきた。残念ながら鞍掛峠からの下りは植林帯になった。少し急だった。鞍掛トンネル東口の駐車場の車は1台だけになっていた。中高年団体がタクシーを待っていた。