- 東武日光駅からのバスは満席だった。クロカンスキーを持った人も5人いた。
- 赤沼で下りたのは、二人だけだった。もう一人もクロカンスキーの人だった。公衆便所が有った。あずまやで準備をした。初めての板なので靴を取り付けるのに手間取った。付け終わったときには、すでにもう一人のスキーヤーは出発した後だった。
- 積雪は50cm位だった。歩く人が多いのか、道はしっかり踏み固められていた。小川の横をしばらく進むと湯ノ川のほとりに出た。青空が木の間から見えた。雪の上に木の影がうつり、きれいだった。湯ノ川を渡る橋は両側が階段になっていたのでスキーを脱いで渡った。
- 小田代原へは途中まではゆるい登り坂だった。トレース上は少し雪が硬いので横の新雪を滑ってみた。ふかふかで気持ちが良かった。
- 下りになってしばらく進むと戦場ヶ原の一端に出た。太郎山は、少し雪雲がかかっていて、うっすらと見えた。
- 鹿のフェンスをゲートのところでくぐると小田代原に着いた。まっすぐ進んでいくと再びゲートになり、林道に出てしまった。磁石で確認すると目的地の泉門池は90度方角が違うことが分かった。小田代原を突っ切って反対側に向かった。
- 再び樹林帯の中を進むと泉門池に出た。ほとりではスノーシューを履いた登山者が30人ほど休んでいた。渡り鳥が二羽、池の上を滑るように泳いでいた。スキーを脱いでベンチに座り昼食を食べた。
- 帰りは小田代原の手前で近道をしようと森の中へ入った。カラマツの森が続いていた。途中で小田代原に出たくなったが間には鹿よけのフェンスがあり出られなかった。近道じゃない方が良かったかと少し後悔した。
- 最後の下りを軽快に滑り、赤沼のあずまやに戻った。スキーをしまい終わると待つほどもなくバスが来た。帰りのバスも満席で補助席を使うほどだった。