- 今回は4人の参加でAさんは初めてのクロスカントリースキーだった。快適な東武特急スペーシアXからバスへと乗り継いで中禅寺湖半まで来た。風が強く海かと見間違うほど波がたっていた。奥日光の光徳温泉の積雪は20cmほどだった。快晴だった。スキーを借りながら係の人に聞くと「今日は他に滑っている人はいない」との事だった。
- まずホテル前で歩く練習を20-30分した。何とか滑れるようになった頃には昼になったので、ベンチに座って昼食にした。風が強く、時々食べ物の袋が飛ばされるほどだった。
- 続いて光徳牧場に移動して滑った。強い風で、時々スキーが押し戻されるほどだった。Aさんは何度も転び助け起こしながら滑った。「もうやめたい」と参加者が言い出すのではと思った。途中で寒くて終わりにしたくなった。でも、これでやめる訳にも行かないと皆さん考え、光徳沼までは行ってみることにした。
- 前回、笹の間の通路だった光徳沼への道は雪が積もって笹が見えなくなっていた。光徳沼まで来ると西側の山に遮られて意外にも風が治まった。日が当たると暖かいくらいだった。元気になって記念撮影をした。
- まだ時間が有るので戦場ヶ原方面に向った。平坦な道でAさんも割と順調に滑る事ができた。深さ1mほどのギャップを何とか通り、戦場ヶ原への中間点付近まで来た。時間不足になっても困るので、ここで引き返すことにした。
- 光徳沼に戻り着いた頃には、滑りにもすっかり慣れて、沼の周辺を各自自由に滑る事ができた。最後は林間コースを通ってホテルに戻った。スキー返却場所には客らしき男性が一人いた。どうやら滑っていたのは我々だけではなかったようだった。
- 風が強く手袋をしても手が冷たくなる条件だったけれど、天気は良かったのでそれなりに滑りを楽しむ事ができて満足した。Aさんは転びながらもめげずに滑り、思ったより難しかったとの感想が寄せられた。ホテルロビーでコーヒーを飲みながら帰りのバスを待った。