- 光徳温泉のホテル玄関の寒暖計は零下1℃だった。積雪は約40cmだった。ホテルに荷物を預けスキーを借りた。週末は100人以上来たとの事だったが、この日は平日で、10人ほどがすいたコースを思い思いに楽しんでいるだけだった。まずホテル前で歩く練習をした。続いて1キロコースを一周した。良い天気で風も無かった。一周後ベンチで昼食休憩にした。
- 昼食後、今度は3キロコースを一周した。緩い下りを快適に滑った。ホテル前に戻った時には、ちょうど家族連れが出発するところだった。3キロコースをもう一周した。
- すっかり滑り慣れたところで、光徳牧場に行ってみた。一面の雪原で広々として気持ちよかった。牧場から光徳沼まではすぐだった。橋を渡って沼の反対側までいってみた。スノーシューの足跡が有った。男体山が良く見えた。橋を元に戻って木の幹に座って一休みした。ホテルに戻った時は気温は1℃に上がっていた。
- 二日目、ホテル前で歩く練習を少しした後、1キロコースを一周した。雪上車がコース整備を始めていた。良い天気で時々風が吹いていた。
- 続いて戦場ヶ原に行ってみることにした。光徳沼では昨日と同じ木の幹に座って休んだ。光徳入口までの途中で小学生ほどの女の子を二人連れた外国人のお父さんとすれ違った。子供なのに上手にクロスカントリースキーを滑っていた。
- 光徳入口でスキーを脱いで国道を渡り、再びスキーを履いてしばらく登山道を進むと木道に出た。木道上には雪の無いところもあったので、途中で横の雪原の上を滑ることにした。ススキが生えていた。ススキの幹を倒しながら進んだ。ススキがまばらになり、木道の幅が広くなったところがちょうど腰掛けやすかったので座って休むことにした。真っ白な雪原の向こうに男体山が見えた。周囲には誰もいなかった。
- 休憩後、更に先へ進んだ。雪原外れの橋を渡った先が急な登りだった。少し迂回して登った。次の小田代橋へ下りは階段が出ていたのでスキーを外して下った。平坦になった所で再びスキーを付けた。40歳くらいのクロカンスキーヤーとすれ違った。ポールの立つ平坦地をしばらく進むと泉門池(いずみやどいけ)に着いた。ベンチに座って昼食休憩にした。男体山がきれいに見えた。いつの間にか高曇りになってきた。
- 帰りは小田代橋から次の橋までスキーを脱いで歩いた。戦場ヶ原では70歳くらいのスノーシューの男性とすれ違った。展望を楽しみながら元の道を光徳入口まで戻った。光徳入口からは国道沿いのコースを三本松へ滑った。直線の平らなコースだった。正面には男体山が見えた。やがて左手も雪原になった。広々とした雪原を気分良く滑った。三本松から光徳温泉までは樹林帯になった。少しアップダウンが有った。
- ホテルに戻りスキーを返却した。バスまで時間が有ったのでコーヒーを飲みながら一日の楽しかった滑りを振り返った。