- 富士見パノラマリゾートスキー場のゴンドラで山頂駅へ登った。快晴で山頂駅前には大勢のスキーヤーがいた。登山客は、ほとんどいなかった。出発準備をしていると、軽アイゼンを履いた装備のしっかりした30歳くらいの女性登山者が下りてきた。雪の様子を聞くと「上はカリカリですよ」と教えてくれた。
- 氷った林道を歩き始めた。雪の無いところもあった。アンテナ前からは緩い下りになった。早稲田高校寮の前で同行の3人は軽アイゼンを付けた。ワカンを持ってきたものの、不覚にも軽アイゼンは持って来なかった私は、滑らないよう注意して3人から遅れ気味に歩いた。
- 林道分岐からは昔のスキー場跡をジグザグに登った。積雪は10~20cmだった。ロープで道が作られていた。
- 樹林に入ると道が氷っていた。滑りやすかった。迂回しながら登った。カラマツの森だった。数人に抜かされた。犬を連れた登山者が下りてきた。犬の爪くらいでは歯が立たなのか、四つ足でも滑って歩きにくそうだった。山頂への岩コースと迂回コースの分岐に着いた。迂回コースを通る事にした。
- 最後は泥だらけの道を登ると山頂に着いた。5人ほど登山者が休んでいた。雪は無かった。展望が良く富士山や南アルプスが良く見えた。石に座って昼食休憩にした。風も無く日が差して暖かだった。休んでいる間に岩コースを次々と登山者が登って来た。
- 下りは仏平峠へ向かった。カラマツの尾根だった。一部にブナが生えていた。緩い下りで歩きやすかった。7-8人とすれ違った。犬を3匹連れた人もいた。少し曇ってきた。仏平峠からは雪の積もった林道を緩く下っていった。歩きやすかった。
- 入笠湿原前には10人ほどが休憩していた。他の3人は、ここで軽アイゼンを外した。トイレは多目的トイレのみ使用可能で暖かかった。
- 湿原の木道を歩いて進んだ。湿原には、ほとんど雪は残っていなかった。湿原を進んで行くと木の階段の登りになった。登りつめると行きに通った林道のアンテナ前に出た。
- ゴンドラ山頂駅前に戻るとスキーヤーで賑わっていた。この日は大勢の登山者に会った。下りゴンドラでは、おしぼりをくれた。
- 帰りは道の駅に寄り温泉で暖まった。