- 林道は、去年より1km先の倒木のところまで通行できた。新緑がきれいな林道を歩き始めた。
- 登山口に雪は無かった。やや水量の多い沢をジャンプして渡った。1合目の上でイワウチワが咲いていた。
- 2合目への急坂から登山道に雪が出てきた。2合目は雪庇のところだけ雪が残っていた。イワウチワが咲いていた。少し登った傾斜が緩くなった雪面にテントを張った。テントを張り終えるなり小雨が降ってきた。
- 4:10に起床。外をのぞくと星空だった。テント内は0℃までしか下がらなかった。アイゼンを着けて出発した。
- 前山までは、半分は夏道だった。前山からは、おおむね雪の上を歩く事ができた。鞍部付近はブナが多かった。真っ白な山頂への急坂をアイゼンをきかせながら登っていると、まるでスイスの山を登る感じがした。
- 快晴の山頂からは360度の展望だった。白山は見えなかった。見えた範囲では、この山が一番高かった。山頂標識は上の方が10cm雪面から出ているだけだった。少し風が強かった。
- 下りでは、南側斜面は少し雪がゆるんできていた。テントに戻るまで登山者には誰も会わなかった。
- テントを回収し、尾根道を軽快に下った。次々登山者が登ってきた。合計50人とすれ違った。林道は、だれかが倒木をどけたらしく、前日よりも徒歩で15分奥まで車が入っていた。