- 富士川駅前の歩道橋を渡り、旧東海道を歩き始めた。風が少し有った。右前方に富士山が見えた。道路標識に従って左に曲がり野田山に向かった。やがて、みかん畑の間の農道になった。登るにつれて駿河湾の水平線も上がってきた。
- やがて周囲が開けた十字路に出た。富士山が見えた。ベンチが有ったので一休みした。休んでいる間に富士山は雲の中に入ってしまった。十字路からはコンクリート舗装された農道を登って行った。みかん畑が終わり植林と雑木林になった。電波反射板が右手に有った。
- 再び車道に出てしばらく進むとキャンプ場を示す標識が有った。標識に従って左に曲がると、やがてキャンプ場になっている金丸山広場に着いた。車が2台駐車してあり、テントが二張り有った。人影は無かった。広葉樹は少し紅葉していた。炊事場の蛇口をひねると水が出た。広場の上のベンチまで行き一休みした。駿河湾の眺めが良かった。
- ベンチから一登りでアンテナの有る山頂に着いた。休む場所も無いのでそのまま通過した。尾根を下って行くと水の流れる谷間に出た。右手へ少し谷を登ると大師広場に着いた。池が有った。案内板にはモリアオガエルがいると記載されていた。池脇の登り階段の先に大師堂が有った。広場のカエデは紅葉してきれいだった。広場の端にはトイレが有った。車が1台停まっていたが人影は無かった。
- 大師広場から車道を左手に少し進み、標識に従って右折して山道に入った。やがて朽ちた「万葉広場」の標識が有ったので右折して行ってみた。尾根まで出たが、道が分からなくなってしまった。仕方なく標識の所まで戻った。20分ほどのロスだった。標識の所から青白のテープに従ってまっすぐ進むと稜線の正しい道に出た。右へ2分で展望台が有った。良い展望は得られなかった。引き返して稜線を反対側に進んだ。
- 桧の植林帯の道だった。小さな祠の有る小ピークを過ぎるとすぐ大平山への分岐が有り、左にわずかに登ると大平山山頂に着いた。樹林に囲まれ良い展望は得られなかった。木々は少し紅葉していた。
- 分岐へ戻り稜線を先に進んだ。東海自然歩道になっていて整備された道だった。次の大久保山山頂は芝生になっていた。ベンチが有ったので腰掛けて一休みした。樹林に囲まれ展望は無かった。広葉樹は少し紅葉していた。更に進むと大丸山に着いた。端に送電鉄塔の有る芝生の山頂だった。南から東にかけての展望が良かった。駿河湾を眺めながら一休みした。
- 大丸山から見晴観音まで東海自然歩道を下った。見晴観音で東海自然歩道を離れて左折した。しばらく下ると林道のカーブ地点に出た。
- 林道の下りは、やがて植林からみかん畑に変わって行った。新しい道ができていて少し分かりにくかった。みかん畑を見ながら蒲原駅までゆっくり下った。
- 結局、この日は登山者には会わなかった。