- 今回は4人グループでうち1人は登山道歩きだった。ミンミンゼミがたくさん鳴く西丹沢ビジターセンターを出発した。最初の堰堤を越えたところで沢靴に履き替えた。
- 緩い流れを登って行くとすぐにナメ滝が有った。急流の中を先頭で登った。やや難しかったので残りの二人は左側の岩を迂回した。
- すぐ上の10m堰堤を右から巻き、再び沢に入った。緩やかな流れの沢だった。木橋の出てきたところで小休止した。下りの登山者がいた。我々のすぐ後で出発した沢歩きの4人組が抜いていった。
- 8m堰堤を右から巻いた後、2段3m滝と1m滝を次々と楽しく登った。5m滝を左側の登山道で迂回した後、河原の白岩の所で休憩した。休んでいる間に9人組のツアーが沢を登ってきた。
- ナメを気持ちよく登ると10m堰堤に着いた。右側の巻道には鎖場が有った。
- 登山道のベンチで昼食をとっていた9人組を気づかないうちに抜かした。下棚分岐手前で早くも4人組が「今日は下棚まで」と言いながら登山道を下りてきた。
- 分岐から脇道を進むと下棚に着いた。誰もいなかった。岩壁をさらさらと流れ落ちる滝を眺めて、しばし休憩した。しばらくして9人組が来た。ガイドが「これが下棚です」と客に説明していた。9人組と入れ違いに出発した。
- 分岐に戻り上流に向かった。沢の中を歩いていると、先ほどの9人組が登山道を抜いていった。本棚には下山する9人組と入れ違いに着いた。滝を眺めるカップルと4人組登山者がいた。霧になった水しぶきを浴びながら休んだ。
- 登山靴に履き替えて下り始めた。最初は不明瞭な登山道が滑りやすく注意して下った。登山道がはっきりしてくると、通った沢や小滝を眺めて思い出しながら下った。途中のベンチで一休みしてコーヒーをいただいた。心地よい風が吹いていた。
- 最後はセミの声を聞きながら西丹沢ビジターセンターに戻った。この日は平日にもかかわらず沢歩きの人が多く、人気の有る沢だと思った。一日涼しい沢歩きを楽しむ事ができて満足した。