- 会津高原から予約していたタクシーに乗り、羽塩登山口に着いた。登山者カードを記入し歩き出した。最初は林道のような道で両側にはシラカバが多かった。
- 平滑沢は、靴の底ほどの深さだった。流れの中を快適に登った。途中でトリカブトが咲いていた。
- 尾根道に出たところはブナの木が多かった。やがてシャクナゲが多くなり、岩を何回も乗り越えて進んだ。荒海山が見えた。途中で、「沢で転んで膝を打ち足が痛い」といっている人を追い越した。
- 山頂には10人ほど登山者がいた。風が涼しかった。護摩滝方面から登ってきた登山者はズボンのすそが泥だらけだった。
- 高杖との分岐点を右に入り、少し下っていくと黒森沢の本流に出た。ミヤマダイモンジソウが咲いていた。黒森沢の方が平滑沢より水量が多かった。石を伝いながら下りた。
- 水流を下っていくと、やがて急になり護摩滝の上部に出た。護摩滝は左岸を巻いて下りた。巻道は滑りやすく、尻もちをついてしまった。
- 護摩滝を少し下ると沢から離れ山道に入った。いつの間にかズボンに緑の草の実がたくさん着いていた。
- 登山口からは長い林道歩きだった。針生のバス停は国道から少しは行ったところにあった。バスに乗り、田島駅で弁当とビールを買ってのんびりと電車で帰った。